レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
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本書は,平面鏡,レンズ,プリズム,偏光素子,レーザ用素子等の光学素子を,光路制御,結像作用,合・分波,透過率制御,光学系調整法等の機能別に分類・構成し,読者の使用目的に合致した光学素子を探しやすくした実用書である。
- 発行年月日
- 2023/10/05
- 定価
- 4,180円(本体3,800円+税)
- ISBN
- 978-4-339-00987-3
在庫あり
レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
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読者モニターレビュー【 あき 様 (業界・専門分野:光学機器メーカー)】
掲載日:2023/09/26
現在光学機器メーカにてハードウェア開発の仕事に従事しています。光学については高校物理+α程度の知識しかありません。
本書では、レンズや鏡、各種フィルタなど光学素子の原理や使い方について体系的に学べます。また、1章で干渉と回折、偏光や複屈折など基本的な光の性質について触れられるので初学者でも難なく読み進めることができると思います。
個人的には7章の分解能と10章の光学系の調整に関する説明がありがたかったです。言葉や物理現象としては知っていたものの、具体的に理解できていなかったので非常に参考になりました。