レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
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メディア学大系 11
本書はCGアニメーションにおいてダイナミックで写実的なシーンを生成するためのシミュレーション技術,およびその可視化技術について概説する。また,Houdini上でアルゴリズムを用いて図形形状をデザインする例も紹介した。
- 発行年月日
- 2023/04/28
- 定価
- 2,970円(本体2,700円+税)
- ISBN
- 978-4-339-02797-6
在庫あり
レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
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読者モニターレビュー【 小山 哲央 様 株式会社アーク情報システム(業務内容:受託解析・ソフトウェア開発 】
掲載日:2023/04/17
本書はCGとシミュレーションの原理について学ぶことのできる書籍です。全体で150ページほどであり読むのに苦にならない分量でした。シミュレーションの解説書は数式が多くなりがちですが、この本はCGというコンセプト通り結果が可視化されるため読者のモチベーションが維持されやすいと思います。
紹介されたCGはHoudiniというソフトで再現する方法が書かれています。CGの分野では有名なソフトなのかもしれませんが、私は専門がシミュレーションのため操作方法を学ぶのははじめてでした。Houdiniについて存じない方は他の本でHoudiniについて勉強してから読むとよりためになるかもしれません。