レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
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音響テクノロジーシリーズ 25
本書は,聴覚や音声に関わる脳機能を非侵襲的に観測する代表的な方法である,脳波,脳磁図,機能的磁気共鳴画像法,機能的近赤外分光法を解説する。研究者や大学院生が脳活動を観測し解析するために最適な方法と解析結果を紹介する。
- 発行年月日
- 2022/09/16
- 定価
- 3,300円(本体3,000円+税)
- ISBN
- 978-4-339-01164-7
在庫あり
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読者モニターレビュー【 まーれ 様 (ご専門:言語学、認知神経心理学 )】
掲載日:2022/09/05
第2章でヒトの脳と構造と機能について、その後を読み進めるにあたって言語機能と脳部位の関係について重要なことが最新の情報が詳しく記述してありとても良いと思いました。
実際の脳活動観測・計測については論文などに記載されている手法が具体的にどういったものなのかが良くわかって大変参考になりました。特にMEG(脳磁図)とfMRI(機能的磁気共鳴画像法)は脳と言語に関する様々な文献で頻出の手法ですが、その理論を知ることができ、大変有益でした。