レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
- 発行年月日
- 2022/05/06
- 定価
- 2,750円(本体2,500円+税)
- ISBN
- 978-4-339-04677-9
レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
-
読者モニターレビュー【 トウモロコシ 様(ご専門:理工系学生 )】
掲載日:2022/05/25
これまで製図の授業を履修した経験がない状態で読みましたが、三角定規を使った直線の引き方から学べる内容なので、集中して読み込めば初心者でも十分に作図のいろはを身につけられると感じました。また、一度でも製図の関係の授業を受けたことがある人なら復習にもなって読みやすいと思います。
本書の特徴として、例題の解説・説明が充実している、【役立つポイント】が分かりやすい、章末問題が多く回答もコロナ社のホームページで参照できる、などがあります。理工系の書籍は章末問題の解答や解説が省略されていることが多いですが、本書は作図が主題ということもあり、実際の解答図を見て学べる点は良いと思います。
-
読者モニターレビュー【もろ 様(ご専門:情報・電気電子系)】
掲載日:2022/04/18
本書は、3次元の立体を2次元の紙面に表現する方法を学ぶことができる。これは理工系の大学生を対象としているが、1章で作図の公法による作図の仕方、2章で平面図形を学習した後に3次元の立体の表現方法を学習するので、高校生でも気楽に取り組むことができると感じた。
本書の特徴は、簡潔かつ丁寧に書かれていることである。複雑な作図の場面では、その方法が順序立てて書かれており、そして重要な部分は役立つポイントとして四角で囲われているので大変わかりやすくなっている。また、例題が数多くあり自分の手を動かして学ぶことができる。さらに、各章末には章末問題がついており各章の理解度を確かめることができる。解答はコロナ社様の本書を紹介しているホームページにあるので、わからない場合は参照するとよい。加えて、そこにはユークリッド幾何学について簡潔に書かれているのであわせて読むことでさらに図形の理解を深めることができる。
作図を初めて学ぶ方や作図を楽しく学びたい方にぜひおすすめしたい一冊である。