レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
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近年,カラー画像を扱う研究者が増え,色彩工学の重要性が高まっている。本書は,物理,光学,化学,視覚生理学,認知科学,心理学,情報工学や画像工学等にまたがる学際的な分野である色彩工学を基礎から応用まで1冊にまとめた。
- 発行年月日
- 2009/04/12
- 定価
- 2,640円(本体2,400円+税)
- ISBN
- 978-4-339-00805-0
品切
レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
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amazonレビュー 978-4-339-00805-0 色彩工学の基礎と応用
掲載日:2019/10/01
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大学教員 様
掲載日:2012/01/13
本書の前半部には、色彩工学の基礎がコンパクトに紹介されていて、短時間で要領よく学ぶことができます。
しかし、本書の真価は後半部の色再現技術を中心とした応用編、特に第9章画像入力にあります。著者のマルチスペクトル入力装置に関する近年の研究成果が、わかりやすく紹介されています。
カメラや印刷などのデジタル化と技術の進歩に伴い、カラーマネージメントが注目を集めていますが、本書を通じてその理論を学ぶことができます。