在宅療養のQOLとサポートシステム

ヘルスプロフェッショナルのためのテクニカルサポートシリーズ 3

在宅療養のQOLとサポートシステム

今後ますます社会の高齢化が進み,在宅療養者の増加が予測される。本書は,在宅療養者のQOLの向上を目標にしたケアについて,療養環境整備の知識と技術の基本から医療依存度の高いケアに至るまで実践に役立つ内容で構成した。

ジャンル
発行年月日
2006/05/25
判型
B5
ページ数
164ページ
ISBN
978-4-339-07273-0
在宅療養のQOLとサポートシステム
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定価

2,860(本体2,600円+税)

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今後ますます社会の高齢化が進み,在宅療養者の増加が予測される。本書は,在宅療養者のQOLの向上を目標にしたケアについて,療養環境整備の知識と技術の基本から医療依存度の高いケアに至るまで実践に役立つ内容で構成した。

1. 在宅ケアに関わる社会資源とそのシステム
 1.1 病院から在宅へ:連携システム
  1.1.1 中間施設入所・デイサービス
  1.1.2 食のサポート
  1.1.3 トランスポートサービス
 1.2 高齢者ケアマネジメント
 1.3 障害者ケアマネジメント
 1.4 情報通信機器を用いた在宅ケア管理

2. 在宅における看護援助の基本
 2.1 感染予防
  2.1.1 感染の定義と感染の成立要因
  2.1.2 感染のリスク要因
  2.1.3 感染症対策の原則
  2.1.4 在宅療養にかかりやすい主な感染症
 2.2 転倒予防
  2.2.1 転倒の定義
  2.2.2 転倒は重大な健康阻害要因
  2.2.3 転倒の危険要因
  2.2.4 転倒を予防する対策
 2.3 廃用症候群予防のための援助:寝たきりにしない支援
  2.3.1 廃用性症候群
  2.3.2 寝たきり(度)
  2.3.3 寝たきりにしない支援
 2.4 閉じこもりにしない支援
  2.4.1 閉じこもりとは
  2.4.2 閉じこもりを判断するチェック項目
  2.4.3 閉じこもりが高齢者にとって問題となる理由
  2.4.4 閉じこもり状態の改善,閉じこもり予防のための支援
 2.5 介護者サポート
  2.5.1 レスパイトサービス
  2.5.2 キネステティク概念を応用した体位変換・移動技術

3. 医療依存度の高い患者の看護
 3.1 在宅酸素療法
 3.2 CAPD(連続携行式腹膜透析)療法
  3.2.1 CAPDとは?
  3.2.2 CAPDの基本原理
  3.2.3 CAPDの特徴
  3.2.4 CAPDにおける問題点
 3.3 コンチネンスケア
 3.4 ストーマケア
  3.4.1 ストーマケア装具(皮膚保護材・パウチ)
  3.4.2 オストメイトの日常生活を妨げるストーマケアの問題
  3.4.3 ストーマ専門外来について
  3.4.4 オストメイトを支える会
  3.4.5 まとめ
 3.5 褥創ケア
  3.5.1 どうしたら予防することができるのか
  3.5.2 家族など介護者に対する教育
  3.5.3 その他配慮すべき処置
  3.5.4 おわりに
 3.6 在宅中心静脈栄養
 3.7 吸引・気管切開口のケア
  3.7.1 吸引の目的
  3.7.2 吸引を行ううえでのアセスメント
  3.7.3 在宅ケアでの吸引
  3.7.4 看護の実際
  3.7.5 気管切開口のケア
  3.7.6 看護の実際

4. ケアコーディネーション
 4.1 痴呆患者ケア
 4.2 難病患者ケア
 4.3 ターミナルケア
 4.4 在宅疼痛管理

5. 住環境の整備
 5.1 在宅ケアにおける住宅環境整備の意義
 5.2 介護の住環境整備
 5.3 バリアフリー住宅
  5.3.1 誰もが心地よく暮らせる住宅
  5.3.2 高齢者のための安全住宅
 5.4 住宅改修のための工夫
  5.4.1 自立のための工夫
  5.4.2 バリアフリー改修の事例
 5.5 住宅改修のためのチェックポイント

引用・参考文献
索引

徳永 恵子(トクナガ ケイコ)

遠藤 貴子(エンドウ タカコ)

織井 優貴子(オリイ ユキコ)

西條 芳郎(サイジョウ ヨシロウ)

志田 正男(シダ マサオ)

千田 みゆき(チダ ミユキ)

増田 豊文(マスダ トヨフミ)

山田 雅子(ヤマダ マサコ)

山本 和恵(ヤマモト カズエ)

結城 美智子(ユウキ ミチコ)

鹿目 一礼(カノメ カズタカ)