生産加工学 - ものづくりの技術から経済性の検討まで -
切削,研削,工作機械,特殊加工など加工全般の基礎についてわかりやすく解説した。
- 発行年月日
- 2014/11/07
- 判型
- A5
- ページ数
- 174ページ
- ISBN
- 978-4-339-04628-1
- 内容紹介
- 目次
- 書籍紹介・書評掲載情報
切削,研削,工作機械,特殊加工など加工全般の基礎についての教科書。理論的な説明と実際の加工現場での用いられ方について説明をバランスよく配置し,体系立てて理解できるようにした。章末にコラムとして関連エピソードも記述。
1. 工作機械
1.1 工作機械と切削工具の歴史
1.2 加工機械
1.2.1 旋盤
1.2.2 旋盤の構造
1.2.3 立軸形旋盤
1.2.4 NC旋盤
1.2.5 フライス盤
1.2.6 立軸形フライス盤
1.2.7 横軸形フライス盤
1.2.8 MC形工作機械
演習問題
2. 切削工具
2.1 旋削工具材料
2.2 フライス加工工具
2.3 エンドミル加工工具
2.4 ドリル加工工具
演習問題
3. 切削加工条件
3.1 切削速度
3.2 工具すくい角
3.3 送り量と切込み量
3.4 切削動力
演習問題
4. フライス加工
4.1 フライス加工様式
4.2 立軸形フライス加工
4.2.1 正面フライス加工
4.2.2 エンドミル加工
4.3 横軸形フライス加工
4.3.1 総形加工
4.3.2 すり割り加工
4.4 フライス加工条件
演習問題
5. 穴あけ加工
5.1 ドリル加工
5.2 ガンドリルとBTA加工
演習問題
6. 切削機構
6.1 二次元切削と三次元切削
6.2 切削の力学
6.2.1 切削抵抗力
6.2.2 せん断角
6.2.3 工具・切りくず接触長さ
6.2.4 切削加工温度
6.3 加工条件と加工費用
6.3.1 工具摩耗
6.3.2 仕上げ面粗さ
6.3.3 切りくず形状と処理
6.3.4 工具摩耗の影響
演習問題
7. 研削加工および砥粒加工
7.1 砥粒
7.2 研削加工
7.2.1 研削用砥石
7.2.2 研削の加工メカニズム
7.2.3 平面研削加工
7.2.4 円筒研削加工
7.2.5 研削クーラント
7.2.6 実際の研削加工作業における注意
7.3 砥粒加工
7.3.1 ラッピング
7.3.2 ホーニング
7.3.3 バフ研磨
演習問題
8. 超音波加工
8.1 超音波振動原理
8.2 超音波砥粒加工
8.3 超音波研削加工
8.4 超音波切削加工
8.5 応用加工技術
演習問題
9. 非接触加工
9.1 放電加工
9.1.1 放電加工の概要
9.1.2 型彫放電加工
9.1.3 ワイヤ放電加工
9.1.4 新しい放電加工応用事例
9.2 電解加工
演習問題
10. レーザ
10.1 レーザ発振原理
10.2 レーザ発振器の種類と利用
10.3 せん孔加工
10.3.1 加工穴形状
10.3.2 穴径
10.4 切断加工
10.5 接合加工
10.6 三次元造形加工法
10.7 表面改質
演習問題
11. ビーム加工
11.1 電子ビーム加工
11.1.1 電子ビーム技術の歴史的背景
11.1.2 電子ビーム加工機
11.2 イオンビーム加工
11.2.1 イオンビームエッチング
11.2.2 集束イオンビーム加工
11.2.3 イオン注入法
11.3 プラズマ加工
11.3.1 プラズマ切断,溶接
11.3.2 プラズマ溶射
演習問題
12. アブレイシブジェット加工
12.1 ウォータジェット加工の歴史
12.2 加工機
12.2.1 加圧ポンプ
12.2.2 切断ヘッド
12.2.3 可動ステージ
12.3 加工条件(プロセス)
12.3.1 加工液
12.3.2 オリフィスおよびノズル
12.3.3 砥粒
12.4 加工条件
12.4.1 位置決め
12.4.2 切削幅補正
12.4.3 プログラミング誤差
12.4.4 材料の固定
12.5 加工精度
12.6 被加工材料
12.7 利点と欠点
演習問題
13. フォトファブリケーション
13.1 フォトリソグラフィ
13.2 露光技術
13.3 エッチング
13.4 フォトエレクトロフォーミング
演習問題
14. 機械加工の経済性
14.1 切削加工費
14.2 工作機械の導入評価
14.3 損益分岐
演習問題
引用・参考文献
演習問題解答
索引
月刊トライボロジー(新樹社 発行) 2015年1月号 掲載日:2015/01/01