低速風洞実験法

低速風洞実験法

航空機の開発に際しては,計算機による理論的計算を行い,さらに風洞実験を行って設計・製作をする。本書は,風洞実験法における基礎的技術を詳細にまとめ,新しい技術・知識を取り入れて,実際の実験で十分利用できるよう配慮した。

ジャンル
発行年月日
1992/08/20
判型
A5
ページ数
170ページ
ISBN
978-4-339-04309-9
低速風洞実験法
品切・重版未定

定価

2,750(本体2,500円+税)

購入案内

  • 内容紹介
  • 目次
  • 著者紹介

航空機の開発に際しては,計算機による理論的計算を行い,さらに風洞実験を行って設計・製作をする。本書は,風洞実験法における基礎的技術を詳細にまとめ,新しい技術・知識を取り入れて,実際の実験で十分利用できるよう配慮した。

1. 風洞ー流体力学実験装置
 1.1 風洞実験の概略
  1.1.1 風洞実験の目的
  1.1.2 低速風洞実験の長所と短所
 1.2 低速風洞の形式
  1.2.1 一般形式
  1.2.2 超大形低速風洞
  1.2.3 高レイノルズ数風洞
  1.2.4 特殊風洞
 1.3 低速風洞実験による測定法
  1.3.1 天秤による測定
  1.3.2 圧力分布の測定
  1.3.3 ひずみ計によるヒンジモーメントの測定
  1.3.4 その他の測定
 参考文献
2. 測定部の較正
  2.1.1 風洞天秤の精度
  2.1.2 測定値の再現性
  2.1.3 正確度と較正
  2.1.4 風洞天秤較正方程式
 2.2 動圧装置の較正
  2.2.1 ピトー静圧管
  2.2.2 測定部の動圧較正
  2.2.3 動圧の精度
 2.3 測定部の流れの角度
  2.3.1 流れ方向測定用ヨーメータ 
  2.3.2 翼による上向き角の測定法
  2.3.3 乱れ定数
 2.4 模型支柱干渉
  2.4.1 鏡像式支柱干渉量の測定法
 2.5 全圧管と静圧管
  2.5.1 全圧管
  2.5.2 静圧管
 参考文献
3. 低速風洞用模型
 3.1 模型の尺度と材料
  3.1.1 翼模型の最大尺度
  3.1.2 模型材料
  3.1.3 風洞模型の形状
  3.1.4 遷移点のシミュレーション 
 3.2 模型基準面
 3.3 表面仕上げ
 参考文献
4. 風洞実験データ
 4.1 迎え角の較正
  4.1.1 偏揺れ角0゜の設定
  4.1.2 迎え角の較正
 4.2 模型重心位置に対する修正
  4.2.1 迎え角と偏揺れ角に対するウエイトテア
  4.2.2 模型変化とウエイトテア
 4.3 目的によって変わる個々のラン
  4.3.1 ピッチラン
  4.3.2 ヨーラン 
  4.3.3 ラテラルコントロールラン
  4.3.4 吹下し角測ラン
  4.3.5 トリムラン
  4.3.6 レイノルズ効果の検討
 4.4 V/STOL機の風洞実験
  4.4.1 V/STOL機低速実験の限界
 4.5 駆動模型の実験
  4.5.1 プロペラ用モータおよびジェットエンジン用ブロワ
  4.5.2 プロペラ
  4.5.3 プロペラが空力特性に及ぼす影響
  4.5.4 ロータおよびリフトジェット
 参考文献
5. データの処理と表示
 5.1 天秤較正に対する修正
 5.2 ウエイトテアの差引き
 5.3 モーメントのトランスファ
 5.4 動圧較正の修正
 5.5 閉塞効果の修正
  5.5.1 Hackettの修正法
  5.5.2 Maskellの修正法
  5.5.3 測定抗力係数による閉塞効果修正法
  5.5.4 前面投影面積による修正法
  5.5.5 閉塞効果による動圧の修正
 5.6 空力特性の無次元化
 5.7 測定部境界と流れの角度に対する修正法
  5.7.1 境界修正法
  5.7.2 上向き流角と水平浮力に対する修正法
  5.7.3 境界修正の総まとめ
 5.8 空力特性係数の座標変換
 5.9 後退翼に対する境界修正
 5.10 V/STOL機の風洞実験と境界修正
  5.10.1 HeysonのV/STOL機境界修正法
  5.10.2 Joppaの境界修正法
  5.10.3 V/STOL機の低速風洞実験限界
 5.11 データの表示
 参考文献
6. 圧力係数
 6.1 圧力測定装置
 6.2 圧力係数
7. 風洞実験データの利用法
 7.1 空力特性
  7.1.1 揚力傾斜
  7.1.2 最大揚力係数
  7.1.3 最小抗力係数
  7.1.4 尾翼効果
  7.1.5 釣合い揚力曲線
  7.1.6 最大揚抗比
  7.1.7 吹下し角
8. 流れの可視化
 8.1 模型表面の流れの可視化
  8.1.1 ミニタフト
  8.1.2 木綿ミシン糸
  8.1.3 かぎ針編み用糸
  8.1.4 オイル
  8.1.5 ポリエチレングリコール
  8.1.6 昇華法
  8.1.7 チャイナクレイ
  8.1.8 煙
 8.2 流れの可視化撮影法
 8.3 模型の下流における測定および可視化
  8.3.1 ウエイクイメージングシステム
  8.3.2 ボルテックメータ
  8.3.3 タフト格子
  8.3.4 音響効果の利用
 参考文献
付録
 A. 風洞実験データ計算例
 B. 換算表 
索引

進藤 章二朗(シンドウ ショウジロウ)