
離散数学概論 - コンピュータサイエンスのための基礎数学 -
コンピュータサイエンスの急速な発展により,その数学的基礎も非常に広範囲になった。本書では,基礎概念である集合,関係,関数から出発し,中心課題である論理,形式言語,帰納関数を初学者にも理解できるように解説した。
- 発行年月日
- 1996/01/20
- 判型
- A5
- ページ数
- 158ページ
- ISBN
- 978-4-339-02337-4
- 内容紹介
- 目次
コンピュータサイエンスの急速な発展により,その数学的基礎も非常に広範囲になった。本書では,基礎概念である集合,関係,関数から出発し,中心課題である論理,形式言語,帰納関数を初学者にも理解できるように解説した。
1. 集合
1.1 集合とは何か
1.2 集合間の関係
2. 関係
2.1 2項関係
2.2 同値関係
2.3 順序関係
3. 関数
3.1 関数と写像
3.2 全射,単射,全単射
3.3 数の体系
4. 命題論理
4.1 論理の展開
4.2 命題論理のモデル理論
4.3 命題論理の証明理論
4.4 標準形と完全性
5. 代数構造
5.1 束
5.2 ブール代数
5.3 その他の代数構造
5.4 線形代数
6. 述語論理
6.1 述語と量化子
6.2 述語論理のモデル理論
6.3 述語論理の証明理論
6.4 述語論理による数学の形式化
6.5 直観主義論理
7. 形式言語理論
7.1 形式言語と形式文法
7.2 正規文法
7.3 文脈自由文法
8. 帰納関数理論
8.1 帰納関数と計算
8.2 原始帰納関数
8.3 部分帰納関数
8.4 帰納的可算集合
参考文献
索引