コンピュータ基礎講座

コンピュータ基礎講座

これから,コンピュータについて学ぼうとする学生,生徒諸君のための入門書。選りすぐった基礎事項から,各種回路の設計法,MPUの動作,加えてファジィやニューロコンピュータに至るまでを学習順序を考慮して平易に解説した。

ジャンル
発行年月日
1996/01/20
判型
A5
ページ数
210ページ
ISBN
978-4-339-02335-0
コンピュータ基礎講座
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定価

2,860(本体2,600円+税)

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これから,コンピュータについて学ぼうとする学生,生徒諸君のための入門書。選りすぐった基礎事項から,各種回路の設計法,MPUの動作,加えてファジィやニューロコンピュータに至るまでを学習順序を考慮して平易に解説した。

1. ディジタルコンピュータの概要
1.1 コンピュータの分類
1.2 ディジタルコンピュータが扱う信号
1.3 アナログコンピュータが扱う信号
1.4 ディジタルコンピュータ
1.5 コンピュータの基本構成
1.6 コンピュータの実行過程
1.7 コンピュータシステムの構成
1.8 MPUの基本構成
1.9 MPUの動作(機械語レベル)
1.10 オペレーティングシステムの役割
2. 情報の表現
2.1 情報表現の基本
2.2 ビット数と情報数
2.3 並列情報と直列情報
2.4 N進法
  2.4.1 2進数
  2.4.2 10進小数および2進小数の変換
  2.4.3 8進数および16進数
2.5 数の正負の表現
  2.5.1 絶対値表示
  2.5.2 補数による表現
  2.5.3 補数による演算
  2.5.4 補数の数表現範囲
2.6 固定および浮動小数点表示
3. コード
3.1 おもなコード
3.2 その他のコード
  3.2.1 BCDコード
  3.2.2 3余りコード
  3.2.3 2-5進コード
  3.2.4 5中2コード
  3.2.5 グレイコード
3.3 コードの奇偶
4. ブール代数
4.1 基本的な規則(1と0に関する演算の定義)
4.2 その他の基本的な規則
4.3 真理値表
4.4 論理記号(ゲート回路記号)
5. 組合せ回路の設計
5.1 主加法標準形と主乗法標準形
5.2 論理式の簡単化
  5.2.1 カルノー図法
  5.2.2 カルノー図による簡単化の手順
  5.2.3 その他の簡単化マップ
5.3 設計関連事項
  5.3.1 未定義組合せ
  5.3.2 MIL的書式とMIL書式
  5.3.3 ゲート動作の表現
  5.3.4 NOR(またはNAND)ゲートオンリー回路
5.4 演算回路の設計
  5.4.1 半加算器
  5.4.2 全加算器
  5.4.3 半加算器2個からなる全加算器
  5.4.4 減算器
5.5 補数器
  5.5.1 1の補数器
  5.5.2 2の補数器
5.6 2進乗算
5.7 2進除算
5.8 その他の回路設計
  5.8.1 グレイコード─2進コード変換回路
  5.8.2 奇偶検査回路の設計
  5.8.3 符号器
  5.8.4 解読器
6. メモリ
6.1 RAM
6.2 ROM
7. 順序回路とFF
7.1 FFの図記号と基礎事項
7.2 各種FFの特性方程式
  7.2.1 D-FF
  7.2.2 T-FF
  7.2.3 RS-FF
  7.2.4 JK-FF
  7.2.5 RST-FF
7.3 FF機能相互変換
7.4 FFの応用方程式と入力方程式
  7.4.1 D-FFの応用方程式と入力方程式
  7.4.2 RS-FFの応用方程式と入力方程式
  7.4.3 JK-FFの応用方程式と入力方程式
  7.4.4 RST-FFの応用方程式と入力方程式
7.5 応用方程式の一般形と入力方程式
8. 順序回路の設計
8.1 カウンタ
  8.1.1 非同期カウンタ
  8.1.2 同期式カウンタの設計(入力要件法)
  8.1.3 カウンタの設計手順
  8.1.4 ダウンカウンタ
  8.1.5 同期式アップ・ダウンカウンタ
  8.1.6 カウンタの従属(従続)接続
8.2 レジスタ
  8.2.1 レジスタの設計
  8.2.2 基本シフトレジスタ
  8.2.3 左シフトの原理図と設計
  8.2.4 直列・並列入力形右シフトレジスタ
  8.2.5 左右シフト選択機能付きレジスタ
8.3 シフトレジスタの応用
  8.3.1 リングカウンタの設計
  8.3.2 ジョンソンカウンタの設計
8.4 FFを利用するその他の回路
  8.4.1 シーケンスジェネレータ
  8.4.2 SGの設計
9. システム管理の概要
9.1 モニタ中心のシステム
9.2 OS介入制御方式
9.3 コンピュータシステムの制御の定義
9.4 制御上の諸問題
9.5 OSに関するその他の事項
  9.5.1 BASIC
  9.5.2 CP/M
  9.5.3 MS-DOSとUNIX
10. コンピュータシステムの形態
10.1 シンプレックスシステム
10.2 多重プロセッシングシステム
10.3 デュプレックスシステム
10.4 デュアルシステム
11. マイクロコンピュータの基礎
11.1 MPUの基礎事項
11.2 アドレス表現法
11.3 マイクロコンピュータのアドレス指定
11.4 マイクロプロセッサの命令形態
11.5 割込み
  11.5.1 INTとINTE
  11.5.2 INTA
  11.5.3 リスタート命令
  11.5.4 割込み発生時の基本状態サイクル
11.6 8080,8086MPUのおもな命令
11.7 機械語プログラムの基礎
  11.7.1 8086MPUの特徴
  11.7.2 各種レジスタの役割
  11.7.3 セグメント方式の概要
  11.7.4 セグメントレジスタの役割
  11.7.5 アセンブラ言語プログラム
12. 第5世代コンピュータの概要
12.1 コンピュータの世代別比較
12.2 第5世代コンピュータの特徴
12.3 第5世代コンピュータへの期待
13. ファジィ理論の概要
13.1 ファジィ集合の表現
13.2 ファジィ集合演算
  13.2.1 否定演算
  13.2.2 積演算
  13.2.3 和演算
13.3 一致度(適合度,両立度)
13.4 ファジィ推論
13.5 ファジィコンピュータ,ファジィシステム
14. ニューロコンピュータの概要
14.1 ニューロコンピュータの特徴
  14.1.1 学習機能
  14.1.2 同時並列処理
  14.1.3 アナログデータ処理
14.2 脳の仕組み
14.3 ニューラルネットワークモデル
15. 二分決定グラフ
15.1 BDD表現の実際
15.2 BDDの標準形
15.3 BDDの特徴
15.4 BDDの表現例
付録
付1. 半導体論理素子
付2. 文字コード
  付2.1 ASCIIコード
  付2.2 JIS 8単位コード
  付2.3 EBCDICコード
付3. 情報処理用流れ図記号
引用・参考文献
問題の解答
索引

熊谷 勝彦(クマガイ カツヒコ)