研究開発のシステムズアプローチ

研究開発のシステムズアプローチ

多くの不確定条件の下で結論を見出していくための,組織的で柔軟性のあるシステムズアプローチを,実践した結果を中心に研究者向きに平易に解説した。

ジャンル
発行年月日
1977/02/10
判型
A5
ページ数
386ページ
ISBN
978-4-339-02241-4
研究開発のシステムズアプローチ
品切・重版未定
当面重版の予定がございません。

定価

6,380(本体5,800円+税)

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多くの不確定条件の下で結論を見出していくための,組織的で柔軟性のあるシステムズアプローチを,実践した結果を中心に研究者向きに平易に解説した。

1. 研究開発の動向と問題の概観
 1・1 研究開発の区分と特徴
 1・2 新製品の分類と性格
 1・3 主要国における研究開発活動
 1・4 研究開発環境の変化
 1・5 研究開発と経済成長
 1・6 技術革新
 1・7 技術導入と研究開発
 1・8 テクノロジーアセスメント
 1・9 テクノロジートランスファ
2. 企業における研究開発問題の概観
 2・1 研究開発の経済効果と企業規模
 2・2 企業における研究開発の特質
 2・3 研究開発の不確実性と効率
 2・4 ベンチャビジネス
 2・5 研究開発の模倣と防衛
 2・6 情報の収集と管理
 2・7 マーケティング
 2・8 研究開発と信頼性および安全性
 2・9 特許とノウハウの役割と戦略
 2・10 研究開発のマネージメント
3. 研究開発問題解決のアプローチ
 3・1 研究開発と意志決定
 3・2 システムズアプローチ
 3・3 研究開発問題への統計的手法の応用
 3・4 モデルの応用
 3・5 研究開発のインダストリアルダイナミックス
 3・6 経済学の基本概念と問題解決手法
4. 意志決定のシステムズアプローチ
 4・1 意志決定の水準とシステムズアナリシス
 4・2 不確実性の下での意志決定
 4・3 リスクの場合の意志決定
 4・4 ベイジアンの決定理論とベイズの定理
 4・5 ベイジアンの決定理論とベイズの定理の応用
 4・6 デシジョントリー
 4・7 デシジョントリーの応用
 4・8 確率的デシジョントリー
5. 長期研修開発計画の策定
 5・1 企業における長期計画の役割と特徴
 5・2 研究開発計画の策定
 5・3 研究開発目標の分析
 5・4 不確実性の分析
 5・5 予測の役割と方法
 5・6 シナリオの作成
 5・7 研究開発テーマの選定
 5・8 研究開発の資源配分
6. 技術予測と環境予測
 6・1 予測の手順と方法
 6・2 企業環境の変化と予測
 6・3 傾向外挿法
 6・4 デルファイ法
 6・5 クロスインパクトマトリクス法
 6・6 技術連関分析法
 6・7 関連樹木法とPATTERN法
7. 研究開発の評価
 7・1 研究開発評価の目的と基準
 7・2 研究開発評価の方法と問題
 7・3 研究開発費の推定
 7・4 研究の価値と成果の評価
 7・5 研究開発の成功確率の推定
 7・6 研究開発の費用便益分析
 7・7 指標公式による評価方法
 7・8 決定論的評価方法
8. 研究開発の資源配分
 8・1 研究開発の資源配分の考え方
 8・2 厚生経済学の基本概念と資源配分
 8・3 厚生経済学的思考による研究開発の資源配分
 8・4 定率法による研究開発規模の決定
 8・5 内部収益率による研究開発規模の決定
 8・6 PPBSの考え方と応用
 8・7 研究者の配分
9. 研究開発管理
 9・1 研究開発管理の問題点
 9・2 研究開発組織
 9・3 研究者の生産性
 9・4 特許とノウハウの管理
 9・5 研究開発の日程管理
 9・6 技術文書の役割と作成の基本

北川 賢司(キタガワ ケンジ)