情報工学の基礎

情報工学の基礎

情報工学の基礎となる考え方を主として情報伝送の立場から解説したもの。通信工学科,電子工学科の学生を対象とした教科書として書かれたものであるが,情報工学に関心をもつ他学科の学生にも理解できる。

ジャンル
発行年月日
1967/04/15
判型
A5 上製
ページ数
240ページ
ISBN
978-4-339-02202-5
情報工学の基礎
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定価

2,970(本体2,700円+税)

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情報工学の基礎となる考え方を主として情報伝送の立場から解説したもの。通信工学科,電子工学科の学生を対象とした教科書として書かれたものであるが,情報工学に関心をもつ他学科の学生にも理解できる。

第1章 Fourier解析
 1・1 Fourier級数
 1・2 Fourier積分
 1・3 単位階段関数と単位衝撃関数
 1・4 電力スペクトルと相関関数
 1・5 パルス波形の不確定性関係
 1・6 AM波のスペクトル
 1・7 PAM波と標本化定理
第2章 確率
 2・1 確率の定義
 2・2 集合の代数
 2・3 確率の法則
 2・4 条件付確率・結合確率
 2・5 確率変数
 2・6 二項分布
 2・7 Poisson分布
 2・8 畳み込み
 2・9 連続な確率変数に対する注意
 2・10 指数分布
 2・11 Gauss分布
 2・12 大数の法則
第3章 確率過程
 3・1 確率過程とは
 3・2 Mzrkov過程
 3・3 連続な確率過程
第4章 情報理論
 4・1 情報とは
 4・2 通信系の構造と役割
 4・3 情報源のエントロピー
 4・4 エントロピーの性質
 4・5 雑音のない離散的通信路
 4・6 雑音のない離散形における符合化
 4・7 雑音のある離散的通信路
 4・8 エントロピーの測度的取り扱い
 4・9 通信路の縦続接続
 4・10 情報の質
 4・11 Shannonの第二定理
 4・12 組織的符号化
 4・13 連続的情報源のエントロピー
 4・14 連続的通信路の通信路容量
第5章 簡単な演算
 5・1 連続的線形演算
  5・1・1 線形性
  5・1・2 定常性
  5・1・3 因果性
  5・1・4 安定性
  5・1・5 実数性
 5・2 線形演算によるエントロピーの変化
 5・3 最適な線形演算
  5・3・1 S/N判定法
  5・3・2 二乗誤差判定法
 5・4 簡単な非線形演算
第6章 信号検出
 6・1 統計的決定法
 6・2 信号の検出
 6・3 信号波形の推定
付録
1. 変分法の定理
2. Schwartzの不等式
3. 行列のn乗
4. Holderの不等式
5. [例題4・3]の解の実現
6. 英語アルファベットの使用確率
7. 正規分布の表
8. 2を底とする対数表
9. エントロピーの表
参考文献
索引

細野 敏夫(ホソノ トシオ)