電磁気学

電子情報通信レクチャーシリーズ B-10

電磁気学

数式のもつ物理的な意味が直観的に分かることを重視するとともに,電磁気学の全体像を把握できるよう,クーロンの法則,ビオ・サバールの法則,アンペアの法則など重要な法則は,互いにどのような関係にあるかを平易に説明した。

ジャンル
発行年月日
2002/04/22
判型
B5
ページ数
186ページ
ISBN
978-4-339-01825-7
電磁気学
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定価

3,190(本体2,900円+税)

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数式のもつ物理的な意味が直観的に分かることを重視するとともに,電磁気学の全体像を把握できるよう,クーロンの法則,ビオ・サバールの法則,アンペアの法則など重要な法則は,互いにどのような関係にあるかを平易に説明した。

1.静電界
1.1 電荷
 1.1.1 電荷保存の法則
 1.1.2 クーロンの法則
 1.1.3 重ね合わせの理
1.2 電界
 1.2.1 電界とは何か
 1.2.2 電気力線
 1.2.3 ガウスの定理
1.3 電位
 1.3.1 電位と位置エネルギー
 1.3.2 点電荷が作る電位
 1.3.3 ダイポール
談話室 クーロン力と万有引力
本章のまとめ
理解度の確認

2.導体と誘電体
2.1 導体と電界
 2.1.1 自由電子
 2.1.2 導体内部の電界
 2.1.3 なぜ逆2乗の法則になるか
2.2 コンデンサ
 2.2.1 静電容量
 2.2.2 静電容量の例
 2.2.3 電界のエネルギー
2.3 誘電体
 2.3.1 誘電率
 2.3.2 電束密度
 2.3.3 電界の決定
談話室 電流は硬い液体の流れ
本章のまとめ
理解度の確認

3.静磁界
3.1 クーロンの法則
 3.1.1 磁荷
 3.1.2 電気と磁気
 3.1.3 磁界
3.2 磁石
 3.2.1 小さい棒磁石
 3.2.2 板磁石
 3.2.3 磁位の山
3.3 磁束
 3.3.1 磁性体
 3.3.2 磁束密度
 3.3.3 磁界の決定
本章のまとめ
理解度の確認

4.電流
4.1 オームの法則
 4.1.1 電池の発明
 4.1.2 オームの法則
 4.1.3 抵抗率
4.2 電気回路
 4.2.1 定常電流
 4.2.2 連立一次方程式
 4.2.3 電力
4.3 電荷の移動
 4.3.1 等速度運動
 4.3.2 導体中の電荷の移動
 4.3.3 電気力線の移動
談話室 電気の量と電気の強さ
本章のまとめ
理解度の確認

5.電磁誘導
5.1 ローレンツ力
 5.1.1 ローレンツ力とは
 5.1.2 ローレンツ力の導出
 5.1.3 電流の間に働く力
5.2 ビオ・サバールの法則
 5.2.1 磁荷と運動する電荷の相互作用
 5.2.2 ビオ・サバールの法則
 5.2.3 電流ループが作る磁界
5.3 アンペアの法則
 5.3.1 電束線の等速度運動
 5.3.2 ガウスの法則
 5.3.3 アンペアの法則
5.4 ファラデーの法則
 5.4.1 電磁誘電の法則
 5.4.2 ファラデーの法則の適用例
 5.4.3 インダクタンス
談話室 ベクトル積
本章のまとめ
理解度の確認

6.電磁波
6.1 交流回路
 6.1.1 電荷の加速度運動
 6.1.2 交流理論
 6.1.3 伝送線路
6.2 平面波
 6.2.1 進行波と反射波
 6.2.2 平行板線路
 6.2.3 近接作用
6.3 マクスウェルの方程式
 6.3.1 ベクトルの回転
 6.3.2 変位電流
談話室 変位電流
本章のまとめ
理解度の確認

付録
1. ローレンツ力の導出
2. 電流ループが作る磁界
3. 電位の傾きとベクトルポテンシャル
談話室 ローレンツ収縮

引用・参考文献
理解度の確認;解説
索引

後藤 尚久(ゴトウ ナオヒサ)