新編電気工学講座 21
改訂 電気応用(1) - 照明・電熱工学・電気化学 -
高専・短大さらに電気主任技術者国家試験の第2種試験に対しても活用できるよう配慮した。
- 発行年月日
- 1984/04/15
- 判型
- A5 上製
- ページ数
- 316ページ
- ISBN
- 978-4-339-00203-4
- 内容紹介
- 目次
高専・短大さらに電気主任技術者国家試験の第2種試験に対しても活用できるよう配慮した。
I. 照明工学
1. 照明の基礎事項
1.1 放射・視感度
1.1.1 光
1.1.2 視感度
1.2 温度放射
1.3 ルミネセンス
1.4 効率
1.5 測光量
1.5.1 光束
1.5.2 光度
1.5.3 照度
1.5.4 光束発散度
1.5.5 輝度
1.5.6 測光量の間の関係
1.5.7 反射率・透過率・吸収率
演習問題
2. 電球
2.1 白熱電球
2.2 タングステン電球の性質
2.3 タングステン電球の特性
2.4 一般照明用電球
2.5 特殊電球
演習問題
3. 放電灯
3.1 放電灯一般
3.2 蛍光ランプ
3.2.1 蛍光ランプの構造
3.2.2 蛍光ランプの特性
3.2.3 点灯回路
3.2.4 特殊蛍光ランプ
3.3 高圧水銀ランプ
3.4 メタルハライドランプ
3.5 高圧ナトリウムランプ
3.6 高圧放電ランプ
3.7 低圧ナトリウムランプ
3.8 その他のランプ
演習問題
4. 測光
4.1 概説
4.2 物理測光
4.3 光度の測定
4.4 光束の測定
4.5 照度の測定
4.6 輝度の測定
演習問題
5. 配光・光度および光束の計算
5.1 配光
5.1.1 配光曲線
5.1.2 平均光度
5.2 光束の計算
5.2.1 ルーソー図
5.2.2 球帯係数法
5.2.3 平均法
5.2.4 等光度図
5.3 簡単な形の光源の配光
演習問題
6. 照度の計算
6.1 点光源による直射照度
6.2 大きさある光源による直射照度
6.2.1 面光源による照度計算の考え方
6.2.2 立体角投射の法則
6.2.3 すい面積分の法則
6.3 大きさある光源による直射照度の計算
6.3.1 円板光源による照度
6.3.2 球面光源による照度
6.3.3 方形光源による照度
6.3.4 直線光源による照度
6.4 照度の分布
演習問題
7. 照明設計
7.1 総説
7.1.1 よい照明の条件
7.1.2 照明方式
7.1.3 光束法
7.2 屋内全般照明の設計計算
7.3 道路照明
演習問題
8. 視覚と色彩
8.1 目と視覚
8.2 色彩
演習問題
II. 電熱工学
9. 熱に関する一般事項
9.1 温度と熱量の単位
9.1.1 温度
9.1.2 熱量の単位
9.1.3 比熱と熱容量
9.1.4 熱による状態の変化
9.2 熱の移動
9.2.1 熱の電動・対流・放射の概念
9.2.2 熱の伝導
9.2.3 対流による熱の移動
9.2.4 熱の放射
9.2.5 電気回路を応用した発熱(冷却)の計算
9.2.6 電気加熱の特徴
演習問題
10. 発熱体
10.1 発熱体の種類
10.1.1 発熱体としての必要条件
10.2 発熱体の材料
10.2.1 金属発熱体
10.2.2 金属発熱体の熱計算
10.2.3 金属発熱体の寿命
10.2.4 シーズヒータ
10.2.5 非金属発熱体
演習問題
11. 耐火材料と保温材料
11.1 耐火材料
11.1.1 耐火材料としての要件
11.1.2 耐火物の実例
11.2 保温材料
11.2.1 保温材料概要
11.2.2 有機質保温材料
11.2.3 無機質保温材料
11.2.4 粉末状耐火材および断熱材
演習問題
12. 家庭電熱
12.1 家庭電熱保安上の問題
12.2 暖房用電熱器
12.3 厨房用電熱用品
演習問題
13. 電気炉
13.1 電気炉の種類
13.2 電極材料
13.2.1 電極の具備すべき条件
13.2.2 電極の種類
13.3 直接加熱式抵抗炉
13.3.1 黒鉛化炉
13.3.2 カーボランダム炉
13.3.3 カーバイド炉
13.3.4 アルミニウム溶解炉
13.3.5 塩浴炉
13.3.6 その他の炉
13.4 間接加熱式抵抗炉
13.4.1 炉の形状による種類
13.4.2 クリプトール炉
13.4.3 タンマン炉
13.4.4 真空電気炉
13.5 電気炉の所要電力
13.6 アーク炉
13.6.1 直接アーク炉および併用炉
13.6.2 間接アーク炉
13.6.3 その他のアーク炉
13.7 誘導炉
13.7.1 低周波誘導炉
13.7.2 高周波誘導炉
13.7.3 高周波熱処理装置
13.8 電気炉用電源設備の概要
13.8.1 電気方式
13.8.2 電源変圧器
13.8.3 二次側母線
演習問題
14. 電気乾燥
14.1 乾燥
14.2 湿度
14.3 電熱乾燥機
14.3.1 箱形式
14.3.2 熱風乾燥機
14.3.3 乾燥温度・時間および空気量
14.4 高周波乾燥(誘電加熱乾燥)
14.4.1 木材乾燥および加工
14.4.2 その他の用途
14.5 赤外線乾燥
14.5.1 赤外線電球
14.5.2 赤外線乾燥炉
14.5.3 電力の計算
14.5.4 赤外線電球の配置
14.5.5 遠赤外線加熱乾燥
14.6 農業電熱
演習問題
15. 電気溶接
15.1 電気溶接の種類
15.2 アーク溶接
15.2.1 アーク溶接に関する一般事項
15.2.2 アークの電気的性質
15.2.3 交流アーク溶接機
15.2.4 アークの調整
15.2.5 溶接機の使用率
15.2.6 溶接機の使用申請
15.3 直流アーク溶接
15.4 抵抗溶接
15.4.1 抵抗溶接の概要
15.4.2 点溶接
15.4.3 突起溶接
15.4.4 縫合せ溶接
15.4.5 突合せ溶接
15.4.6 火花突合せ溶接
15.5 特殊溶接
15.5.1 イナートガスアーク溶接
15.5.2 サブマージドアーク溶接
15.5.3 エレクトロスラグ溶接
15.5.4 プラズマジェット溶接
15.5.5 電子ビーム溶接
15.6 溶接に関するその他の事項
15.6.1 溶接棒
15.6.2 交流アーク溶接用自動電撃防止装置
演習問題
16. 電気冷凍
16.1 冷凍の原理
16.2 冷媒
16.3 冷凍能力
16.4 ブライン
16.5 冷凍機各部の動作
16.5.1 圧縮機その他
16.5.2 付属機器
16.6 熱ポンプ
16.7 熱電冷凍
16.8 吸収式冷凍機
16.9 冷凍機応用装置
16.9.1 業務用冷蔵庫
16.9.2 製氷装置
16.9.3 空調機
16.9.4 冷房負荷計算に必要な条件
16.9.5 冷房負荷計算の説明
演習問題
III. 電気化学
17. 電気化学の基礎
17.1 電気化学の大要
17.1.1 電気化学の定義
17.1.2 電気化学の領域
17.1.3 電気化学の特質
17.1.4 電気化学工業の概要
17.2 溶液中におけるイオンの挙動
17.2.1 導電率
17.2.2 イオンの輸率
17.3 電極電位
演習問題
18. 電気分解
18.1 電気分解の基礎
18.1.1 電気分解反応の種類
18.1.2 ファラデーの法則
18.1.3 電気分解に必要な電圧
18.1.4 エネルギー効率
18.2 塩素─アルカリ電解
18.2.1 塩素─アルカリ電解の概要
18.2.2 隔膜法
18.2.3 水銀法電解
18.2.4 イオン交換膜法電解
18.2.5 各種電解方式の比較と工業的な意義
18.3 種々の電解製造
18.3.1 塩素酸塩および過塩素酸塩の製造
18.3.2 ふっ素の製造
18.3.3 水電解
18.3.4 過硫酸塩と過酸化水素
18.4 金属の電解精製・電解採取
18.4.1 電気精銅
18.4.2 鉛・鉄の電解精製
18.4.3 亜鉛の電解採取
18.4.4 アルミニウムの電解製造
18.5 めっきおよび電鋳
18.5.1 めっきの概要
18.5.2 電気めっきの方法
18.5.3 電鋳
18.6 金属表面の陽極処理
18.6.1 電解研摩
18.6.2 金属の陽極酸化
18.7 界面電解
演習問題
19. 電池
19.1 電池の基礎的問題
19.1.1 電池の概要
19.1.2 電池の容量と分極
19.1.3 実用電池に必要な条件
19.2 一次電池
19.2.1 マンガン乾電池
19.2.2 空気電池
19.2.3 水銀乾電池
19.2.4 アルカリマンガン乾電池
19.2.5 標準電池
19.2.6 塩化銀電池
19.2.7 酸化銀電池
19.2.8 リチウム電池
19.2.9 燃料電池
19.3 蓄電池(二次電池)
19.3.1 鉛蓄電池
19.3.2 アルカリ蓄電池
演習問題
20. 金属防食と化学計測
20.1 金属の防食
20.2 化学計測
20.2.1 pH測定
20.2.2 イオン電極濃度計
20.2.3 その他の濃度測定法
演習問題
21. 電熱化学工業
21.1 冶金における電熱
21.1.1 電気製鋼
21.1.2 合金鉄(フェロアロイ)
21.2 炭化物の製造
21.2.1 炭化カルシウム(カーバイド)
21.2.2 石灰窒素
21.2.3 炭化けい素・炭化ほう素
21.3 その他の電熱化学工業
21.3.1 人造黒鉛
21.3.2 電熱溶融
演習問題
付録
演習問題解答
索引