レビュー,書籍紹介・書評掲載情報

ひたすら楽して音響信号解析 - MATLABで学ぶ基礎理論と実装 -

ひたすら楽して音響信号解析 - MATLABで学ぶ基礎理論と実装 -

音響信号解析を研究等で利用するためには,理論に関する知識に加え理論をどのように実装するかが重要である。本書では理論を実装したプログラム例を多数掲載し,音響信号解析の基礎理論と実装を楽して身につけられるようにまとめた。

発行年月日
2021/02/12
定価
2,860(本体2,600円+税)
ISBN
978-4-339-00939-2
在庫あり

レビュー,書籍紹介・書評掲載情報

『電子情報通信学会誌』104巻,12号,2021/12/1,1306頁,copyright(c)2021 IEICE

『電子情報通信学会誌』104巻,12号,2021/12/1,1306頁,copyright(c)2021 IEICE

掲載日:2021/12/06

MathWorks 「MATLAB/Simulink 関連書籍」ひたすら楽して音響信号解析 - MATLABで学ぶ基礎理論と実装 -

掲載日:2021/08/18

MathWorks 様にプロモーション用ページを制作いただきました。

読者モニターレビュー【山下優樹 様(大学生,ご専門:機械学習)】

掲載日:2021/03/30

本書では,信号処理の基礎知識から,音響信号に対する様々な解析法とその実装方法まで明解に解説している。
数式に基づいて基礎理論を説明しつつ,厳密な証明よりも実践を重視し,初学者でも挫折せずに音響信号解析を習得できるよう工夫されている。
また,MATLABプログラムが併記されており,実際にプログラムを実行してみることで理解が深まる。
フーリエ変換,フィルタ,雑音除去など信号解析の基礎知識が網羅されており,実装を通して学びたい人への入門書として薦められる一冊である。

読者モニターレビュー【桜碧かなえ 様(ご専門:認知科学・脳波計測実験)】

掲載日:2021/02/26

書籍のタイトルに「ひたすら楽して」と書かれているので,簡単な内容しか勉強できないというような印象を受けていましたが,そうではありませんでした。この「ひたすら楽して」という言葉は,難しいことを考えたりすることなく,勉強できるという意味でした。

内容も非常に充実しており,音響信号解析に必要な知識を実際にMATLABを用いて手を動かしながら学ぶことができます。基礎知識の説明も充実しています。構成としては,説明,MATLABプログラム,プログラム結果,プログラム結果の説明という分かりやすい構成となっており,スムーズに学ぶことができます。説明では,なぜこのような処理が必要なのかについてもしっかり書かれていて,今後の応用の手助けとなるような内容も詰まっています。数式の説明もしっかりとあります。

音響信号解析に取り組んだことのない方にもおすすめできる一冊だと思います。

読者モニターレビュー【福原聡太郎 様(ご所属:Automatic Colors;作曲アニメ制作)】

掲載日:2021/02/12

音を聴くと言うのは,耳,測定器,理論を駆使して結果を一致させることです。筆者はこの三点を高いレベルで有している数少ない日本人の一人です。本書も表向きは理論の本ですが,matlabを使い測定器,耳の学習まで可能になっています。なので,DAWでプリセットを選んで作曲ミックスごっこをしている人や,使えない機能が満載の音響機器を生産しているエンジニアさんなどが再学習するのに最適な一冊です。