レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
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本書はアナログ/デジタル変換器およびデジタル/アナログ変換器と呼ばれるデータ変換器について,その原理と回路実装の基礎をできるだけわかりやすく解説した。また最先端の話題についても体系的に整理して記載している。
- 発行年月日
- 2019/03/28
- 定価
- 4,400円(本体4,000円+税)
- ISBN
- 978-4-339-00918-7
レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
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amazonレビュー978-4-339-00918-7 アナログ/デジタル変換入門
掲載日:2022/03/02
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読者モニターレビュー【M.K.様(大学院・航空宇宙システム制御専攻)】
掲載日:2019/04/01
本書は,アナログ/デジタル変換の基礎となる信号処理の基本(サンプリング定理・量子化等)から,A/D変換・D/A変換の原理の解説を経て近年の技術動向まで概説する内容となっている。
私は機械工学専攻のため信号処理に関しては知識が欠けていると感じていたが(ラプラス変換・フーリエ変換を履修した程度),この本では全編に渡って数式の展開や図解が豊富であり,理解の助けになった。また,参考文献も豊富に提示されており,A/D変換の基礎から最新の動向へのスムーズな橋渡しになる本であると思われる。
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読者モニターレビュー【Y.N.様(大学生)】
掲載日:2019/03/27
アナログ/デジタル変換の入門である「標本化・量子化・符号化」の基礎から基本回路,D/A変換器とA/D変換器,そして最新のアナログ/デジタル変換技術の動向までを幅広く数式と回路図で説明した1冊です。
タイトルには「入門」とありますが,フーリエ変換や微積分など大学数学と電気・電子工学の基礎,回路の読み方は別の入門書で読んだ上で本書を読むと,「アナログ/デジタル変換の入門」を学ぶことができるという内容でした。引用・参考文献では,本分野について詳しく書かれた洋書から近年の論文まで数多く紹介されており,「アナログ/デジタル変換」について知見を広げていくのに役立つ1冊です。