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電子回路基礎ノート

電子回路基礎ノート

大学初学年の学生を対象に電子回路の基礎を解説。トランジスタ1個の回路の動作を理解することを目標とし,演習問題を多く取り入れて理解を助けるようにした。MOSトランジスタに加えて,バイポーラトランジスタについても解説。

発行年月日
2011/04/18
定価
3,080(本体2,800円+税)
ISBN
978-4-339-00819-7
在庫僅少

レビュー,書籍紹介・書評掲載情報

「Electoronic Journal」 2012年3月号

掲載日:2012/03/19

「Book Review」欄に当書籍の書評が掲載されました。

身の回りのほぼすべての電子機器やシステムに使用されている電子回路。電子回路を理解し、システムを設計するためには、あらゆる分野の知識が必要となる。本書は、アナログ回路に関して、バイポーラトランジスタや、MOSトランジスタとこれらを用いた回路について、基礎となる内容を解説。電気・電子系の初学者だけでなく、電子通信系・情報系の学生やコンピュータ技術者を目指して電子回路を学びたい読者を想定し、電子回路の動作原理や解析法の考え方を理解するための内容をまとめている。各章ごとに演習問題が掲載されており、理解を深めるための一助となろう。

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電子回路を一通り勉強した人がその理解を深めるために活用するのに適した書籍(高専教員)

掲載日:2011/08/26

演習問題集に近い構成になっているのでしょうか。電子回路を一通り勉強した人がその理解を深めるために活用するのに適した書籍だと思いました。
また、書籍のレベルとしては、決して浅いわけでもなく、勉強になる一冊だと思います。副読本としては申し分ないと思います。
初学者向けを想定しますと、構成がやや断片的になっているという印象も受けました。電子回路という体系の中で、各単元がそれぞれどのように関わっているのか(役割を果たしているのか)が見えにくいように思いました。教科書として用いる場合には、講師の十分な補足説明が必要と感じます。