レビュー,書籍紹介・書評掲載情報

構造物の振動制御

産業制御シリーズ 11

構造物の振動制御

本書は,モデルベース振動制御法,連結制御法など,広く一般的な構造物の振動制御に適用できる方法論を提供している。土木・建築・機械構造物や実際の超高層ビルへの適用例などを紹介し読者が平易に理解できるように工夫した。

発行年月日
2006/04/10
定価
4,070(本体3,700円+税)
ISBN
978-4-339-04431-7
在庫あり

レビュー,書籍紹介・書評掲載情報

Ichinomiya16 様

掲載日:2020/11/17

本書は題名の通り、構造物を対象とした振動制御を扱っており、主に、動吸振器(TMD:Tuned mass damper)を扱う書籍である。前半はパッシブ型の動吸振器を主に扱い、後半はアクティブ型の動吸振器の解説も含まれていて、取り扱う範囲は非常に広い。また、後半は導入として、制御理論の入門的な解説もあり、この一冊でアクティブ・パッシブの入門としての知識を殆どカバーできる。
また、数値例題も多いことから、MATLABなどで学習する際にも助けになり、理解をさらに深める事のみならず、「使う」ことにも慣れる。

amazonレビュー 978-4-339-04431-7 構造物の振動制御

掲載日:2019/10/01