電磁気学演習

Mathematicaで学ぶシリーズ 5

電磁気学演習

  • 稲垣 直樹 名工大名誉教授・南山大元教授 工博

本書は,Mathematicaにより具体的な問題演習を通して電磁気学の理解を深めるためのシリーズ待望のテキスト。同じ著者による「電磁気学」の姉妹書。適宜バージョンを明記し,バージョン4~7に対応させた。

ジャンル
発行年月日
2010/03/23
判型
A5
ページ数
232ページ
ISBN
978-4-339-07754-4
電磁気学演習
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定価

3,080(本体2,800円+税)

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本書は,Mathematicaにより具体的な問題演習を通して電磁気学の理解を深めるためのシリーズ待望のテキスト。同じ著者による「電磁気学」の姉妹書。適宜バージョンを明記し,バージョン4~7に対応させた。

前編 MATHEMATICA活用の準備

前1. MATHEMATICAの利用
前1.1 本書における表記法
前1.2 MATHEMATICAのバージョンによる違い
前1.3 インタラクティブ(対話的)な利用
前1.4 データファイルの作成
前1.5 パッケージの作成
前1.6 Wolfram Library Archiveの利用

前2. 座標系とベクトル解析
前2.1 座標系
前2.2 ベクトル解析

本編 MATHEMATICAによる電磁気学ラボラトリー

1.電荷と静電界
1.1 電荷と電流
1.2 クーロンの法則
1.3 問題を解こう

2. 渦なしの場と電位
2.1 静電界と電位
2.2 点電荷による電位と電界
2.3 ポアソン方程式とラプラス方程式
2.4 等電位線と電気力線
2.5 直線上点電荷列の電気力線
2.6 平面内に分布する点電荷群による電気力線
2.7 問題を解こう

3. 導体と静電界
3.1 導体表面上の境界条件
3.2 電位係数と静電容量係数,静電誘導係数
3.3 映像電荷法

4. ラプラス方程式の解
4.1 変数分離の方法
4.2 調和関数
4.3 調和関数によるディリクレー問題の解
4.4 複素関数

5. 誘電体
5.1 分極電荷と電束密度
5.2 誘電体とコンデンサ
5.3 誘電体境界と境界条件
5.4 映像電荷法
5.5 問題を解こう

6. 電気エネルギーと力
6.1 電気エネルギー
6.2 ファラデー管とマクスウェルの応力
6.3 コンデンサに働く力
6.4 問題を解こう

7. 電流と抵抗
7.1 電界に比例する電流密度と抵抗
7.2 興味深い抵抗回路
7.3 電流の場と静電界のアナロジー
7.4 分布抵抗線路
7.5 問題を解こう

8. 磁気力の場
8.1 電流のつくる磁束密度
8.2 線分の電流
8.3 円電流
8.4 ヘルムホルツコイル
8.5 微小ループ
8.6 問題を解こう

9. ベクトルポテンシャル
9.1 連続電流分布と磁界
9.2 ベクトルポテンシャル
9.3 磁力線
9.4 問題を解こう

10. 電磁誘導
10.1 ファラデーの法則
10.2 連続系の電磁誘導の法則
10.3 自己・相互インダクタンス
10.4 ノイマンの公式
10.5 平行線電流間の相互インダクタンス
10.6 長岡係数
10.7 問題を解こう

11. 磁性体
11.1 磁化と磁界
11.2 磁性体境界面における境界条件
11.3 問題を解こう

12. 磁気エネルギーと力
12.1 空間の磁気エネルギー密度
12.2 導体内の電流分布
12.3 渦電流
12.4 ローレンツ力
12.5 問題を解こう

13. 電気学と磁気学の森
13.1 E-B対応とE-H対応
13.2 永久磁石

14. 電磁波
14.1 マクスウェル方程式
14.2 ヘルムホルツ方程式
14.3 平面波
14.4 微小ダイポールからの放射
14.5 問題を解こう

索引

稲垣 直樹(イナガキ ナオキ)