生体リズムとゆらぎ - モデルが明らかにするもの -

ME教科書シリーズ C-3

生体リズムとゆらぎ - モデルが明らかにするもの -

本書では,生体信号や行動学的パターンに現れるリズムやゆらぎを,背景にある生理的機能の現れであると考え,それらのダイナミクスの解析やモデル化を通して,その機能を実現しているメカニズムを知ろうとする試みについて述べる。

ジャンル
発行年月日
2004/11/01
判型
B5
ページ数
180ページ
ISBN
978-4-339-07153-5
生体リズムとゆらぎ - モデルが明らかにするもの -
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定価

3,300(本体3,000円+税)

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本書では,生体信号や行動学的パターンに現れるリズムやゆらぎを,背景にある生理的機能の現れであると考え,それらのダイナミクスの解析やモデル化を通して,その機能を実現しているメカニズムを知ろうとする試みについて述べる。

目次
1・ はじめに
1.1 生体信号ダイナミクスへの表層的アプローチと還元論・・・1
1.2 モデリングの役割・・・2
1.3 生体リズムとそのモデル・・・3
1.4 心臓血管系信号のゆらぎとそのモデル・・・5
1.5 生体信号における1・fゆらぎとそのモデル・・・6
2・ 生体リズムとそのモデル
2.1 生体リズムの振る舞い・・・9
2.2 リミットサイクルとしての生体リズムとその同調・・・11
 2.2.1 光による位相反応曲線・・・12
 2.2.2 明暗サイクルへの同調・・・14
 2.2.3 パラメトリック同調とノンパラメトリック同調・・・15
 2.2.4 非光同調因子による同調・・・18
2.3 生体リズムのホメオスタティックな性質・・・19
2.4 フリーラン時の生体リズム・・・20
2.5 睡眠-覚醒リズムのモデル・・・23
 2.5.1 結合振動子モデル・・・23
 2.5.2 2プロセスモデル(緩和振動子モデル)・・・29
 2.5.3 振動子としての2プロセスモデル・・・33
 2.5.4 単純化されたサークルマップモデル・・・38
2.6 睡眠の体温調節機能に着目したモデル・・・45
 2.6.1 体温調節ブロック・・・47
 2.6.2 タイミングブロック・・・47
 2.6.3 モデルの基本動作・・・48
 2.6.4 種々の条件下でのモデルの振る舞い・・・52
 2.6.5 より一般的なモデルをめざして・・・57
 2.6.6 モデルの統合化・・・65
3・ 心臓血管系信号ゆらぎのダイナミクスとそのモデル
3.1 心臓血管系の成り立ちと心拍リズムのゆらぎ・・・66
 3.1.1 心拍リズムのスペクトル解析法・・・66
 3.1.2 計数スペクトルのエリアシングについて・・・68
 3.1.3 心拍リズムのスペクトル構造とその生理学的意味・・・70
 3.1.4 リズム間の協調現象とその生理学的意義・・・77
 3.1.5 心臓血管系ダイナミクスのモデル化・・・84
3.2 状態依存性からみた心臓血管系ダイナミクス・・・94
 3.2.1 心臓血管系ダイナミクスの状態依存性・・・94
 3.2.2 心臓血管系信号ダイナミクスの状態依存性の解析法・・・99
 3.2.3 状態依存性心臓血管系ダイナミクスの距離的関係・・・102
 3.2.4 状態遷移時におけるダイナミクスの軌道解析・・・104
 3.2.5 心臓血管系ダイナミクスの個別性と相似性・・・106
 3.2.6 心臓血管系ダイナミクスのモデル化の課題・・・107
4・ 生体リズムを貫くゆらぎ-1・fゆらぎ-とそのモデル
4.1 生体1・fゆらぎとは・・・109
 4.1.1 確率過程としての1・fゆらぎ・・・109
 4.1.2 レム睡眠時中枢神経系ニューロン活動の1・fゆらぎ・・・111
 4.1.3 心臓血管系信号における1・fゆらぎ・・・116
4.2 生体1・fゆらぎに関連した数理・物理モデル・・・124
 4.2.1 クラスタ点過程モデル・・・124
 4.2.2 1・fゆらぎの神経回路網モデル・・・131
4.3 心拍1・fゆらぎの心臓血管系制御モデル・・・140
 4.3.1 最適制御機構・・・141
 4.3.2 シミュレーション結果・・・142
4.4 生体1・fゆらぎの生理学的解釈について・・・152
5・ おわりに
引用・参考文献・・・156
索引・・・169

山本 光璋(ヤマモト ミツアキ)