改訂 医用超音波機器ハンドブック

改訂 医用超音波機器ハンドブック

医用超音波機器は,この10年の間に,機器ばかりでなく,利用面でも長足の進歩を遂げた。本書では,これらの最新情報をとり入れ,全編にわたって書直しを行って,改訂した。新たに,安全性・計測ソフトなどの項目をとりあげた。

ジャンル
発行年月日
1997/01/20
判型
B5 上製/箱入り
ページ数
352ページ
ISBN
978-4-339-07067-5
改訂 医用超音波機器ハンドブック
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定価

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医用超音波機器は,この10年の間に,機器ばかりでなく,利用面でも長足の進歩を遂げた。本書では,これらの最新情報をとり入れ,全編にわたって書直しを行って,改訂した。新たに,安全性・計測ソフトなどの項目をとりあげた。

部門1 医用超音波技術の歩み
1.1 超音波技術の工業的応用のはじまり
  1.1.1 電波レーダ
  1.1.2 水中ソナー
  1.1.3 測深器と魚群探知機
  1.1.4 超音波探傷器
  1.1.5 電気音響変換素子
1.2 超音波技術の医学応用の歩み
  1.2.1 初期の研究開発
  1.2.2 コンタクトコンパウンド装置
  1.2.3 自動スキャン装置
  1.2.4 スキャンコンバータの採用
1.3 医用超音波機器の発展
  1.3.1 リアルタイム装置
  1.3.2 循環器用装置の発展
  1.3.3 体内からの超音波検査
1.4 あとがき
部門2 超音波技術の基礎
2.1 超音波の特性
  2.1.1 音波の性質
  2.1.2 超音波の特性
  2.1.3 物質内の伝播
2.2 超音波探触子の基礎
  2.2.1 圧電現象
  2.2.2 圧電材料
  2.2.3 探触子の動作原理
2.3 医用超音波診断装置の基礎
  2.3.1 Aモード
  2.3.2 Bモード
  2.3.3 電子走査形診断装置の音場
  2.3.4 Mモード
  2.3.5 空間分解能
  2.3.6 ドプラモード
  2.3.7 カラードプラ
  2.3.8 アーチファクト
  2.3.9 画像処理
2.4 超音波の生体物理
  2.4.1 超音波の生体内物理現象
  2.4.2 診断用超音波の生体作用
部門3 医用超音波機器
3.1 医用超音波機器概説
  3.1.1 基本構成
  3.1.2 構成要素
  3.1.3 得られる診断情報
  3.1.4 その他の超音波機器
3.2 医用超音波探触子
  3.2.1 探触子材料
  3.2.2 探触子の構成
  3.2.3 特定用途探触子
  3.2.4 使用方法と注意事項(消毒滅菌法を含む)
  3.2.5 評価方法
3.3 超音波パルス法診断装置
  3.3.1 概説
  3.3.2 リニア走査装置
  3.3.3 コンベックス走査装置
  3.3.4 セクタ走査装置
  3.3.5 メカニカル走査装置
  3.3.6 超音波内視鏡
3.4 超音波ドプラ診断装置
  3.4.1 ドプラ装置概説
  3.4.2 連続波ドプラ装置
  3.4.3 パルスドプラ装置
  3.4.4 カラードプラ装置
  3.4.5 超音波ドプラ法胎児診断装置
  3.4.6 脳血管特性測定装置
3.5 診断計測ソフト
  3.5.1 寸法計測
  3.5.2 産科用計測ソフト
  3.5.3 循環器計測ソフト:B/Mモード
  3.5.4 循環器計測ソフト:ドプラ
  3.5.5 循環器計測ソフト:カラードプラ
3.6 性能評価
  3.6.1 感度
  3.6.2 分解能
  3.6.3 画質
  3.6.4 音響出力
  3.6.5 流速
3.7 医用超音波応用装置
  3.7.1 超音波顕微鏡
  3.7.2 骨粗鬆症診断装置
  3.7.3 分娩監視装置
  3.7.4 3次元画像装置
  3.7.5 血管内超音波診断装置
3.8 医用強力超音波応用装置
  3.8.1 超音波メス
  3.8.2 超音波洗浄機
  3.8.3 超音波ネブライザ
  3.8.4 超音波ハイパーサーミア
  3.8.5 体外衝撃波結石破砕装置
部門4 関連機器・用具
4.1 画像記録装置
  4.1.1 画像記録装置概説
  4.1.2 カメラ
  4.1.3 マルチイメージャ
  4.1.4 サーマルビデオプリンタ
  4.1.5 ビデオレコーダ
  4.1.6 ビデオディスクレコーダ
4.2 画像ファイリング装置
  4.2.1 ディスク装置およびファイリング
  4.2.2 ネットワーク
4.3 画像記録用フィルム
  4.3.1 CRTカメラ用フィルム
  4.3.2 レーザイメージャ用フィルム
4.4 診断装置に付属する機材・器具
  4.4.1 超音波検査用ゲル
  4.4.2 穿刺用器具
  4.4.3 プローブアクセサリ
  4.4.4 超音波造影剤
  4.4.5 校正・評価用機器
部門5 臨床応用
5.1 超音波医学の現況
  5.1.1 超音波診断
  5.1.2 超音波治療の新しい動向
  5.1.3 超音波の生体作用と医用超音波の安全性
5.2 脳・神経領域
  5.2.1 現状の紹介
  5.2.2 Bモードによる頭蓋内画像描写
  5.2.3 transcranial Doppler sonography
  5.2.4 カラードプラの導入による変革
5.3 心臓・循環器領域
  5.3.1 さらに細かい情報が期待される心エコー図
  5.3.2 測定器であることが期待されるドプラ装置
5.4 乳房・頸部(甲状腺)領域
  5.4.1 乳房診断への応用
  5.4.2 甲状腺診断への応用
5.5 腹部・消化器領域
  5.5.1 はじめに
  5.5.2 腹部超音波の対象臓器
  5.5.3 腹部超音波と食餌摂取
  5.5.4 肝臓の超音波検査のコツ
  5.5.5 胆道
  5.5.6 膵臓
  5.5.7 消化管
  5.5.8 大血管
  5.5.9 おわりに
5.6 産婦人科領域
  5.6.1 超音波断層法の産婦人科臨床応用
  5.6.2 超音波ドプラ法の産婦人科臨床応用
  5.6.3 産婦人科における超音波ガイド下穿刺
5.7 泌尿器科領域
  5.7.1 体表からの走査
  5.7.2 体腔内走査
  5.7.3 超音波ドプラ法
  5.7.4 超音波穿刺術
  5.7.5 集団検診
  5.7.6 まとめ
5.8 眼科領域
  5.8.1 眼科における超音波診断の特色
  5.8.2 眼科用超音波診断装置と機種
  5.8.3 検査対象と目的
  5.8.4 疾患別の画像読影法
  5.8.5 眼科領域におけるその他の応用
  5.8.6 結語
部門6 安全性管理
6.1 超音波の安全性
  6.1.1 影響を及ぼす因子
  6.1.2 出力基準
6.2 EMC(電磁気両立性)
  6.2.1 EMCとは
  6.2.2 超音波診断装置のEMCに関する国際規格の概要
  6.2.3 EMI
  6.2.4 イミュニティ
  6.2.5 各国の動向
  6.2.6 規格およびその解決方法などに関する問題点
  6.2.7 おわりに
6.3 機器の安全性
  6.3.1 安全性の規格と規制
  6.3.2 機器に要求される安全性
  6.3.3 機器の安全使用
部門7 医用超音波関連規格
7.1 IEC TC87(超音波専門委員会)の歩み
  7.1.1 TC87の仕事の範囲
  7.1.2 TC87およびSC29Dにおける審議状況
  7.1.3 国内対応体制
  7.1.4 むすび
7.2 日本工業規格(JIS)
  7.2.1 制定経過
  7.2.2 見直し作業
  7.2.3 リスト
  7.2.4 規格の概要
7.3 国際規格(IEC)と団体規格
  7.3.1 国際規格(IEC)
  7.3.2 団体規格
付録
索引

日本電子機械工業会(ニホンデンシキカイコウギョウカイ)