新版 鉄筋コンクリート工学

新編土木工学講座 13

新版 鉄筋コンクリート工学

本書は,「平成8年制定」コンクリート標準示方書,並びに耐震設計編が新たに出されたのを機会に,SI単位を用いて全面改訂したもの。限界状態設計法を中心に許容応力度法を併記し,多くの例題・演習問題を交え,平易に解説した。

ジャンル
発行年月日
1997/03/25
判型
A5 上製
ページ数
310ページ
ISBN
978-4-339-05098-1
新版 鉄筋コンクリート工学
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本書は,「平成8年制定」コンクリート標準示方書,並びに耐震設計編が新たに出されたのを機会に,SI単位を用いて全面改訂したもの。限界状態設計法を中心に許容応力度法を併記し,多くの例題・演習問題を交え,平易に解説した。

1. 総論
1.1 鉄筋コンクリートの意義
1.2 鉄筋コンクリートの特徴
  1.2.1 利点
  1.2.2 欠点
1.3 設計の基本
  1.3.1 設計の目的
  1.3.2 設計方法
  1.3.3 限界状態設計法
  1.3.4 安全係数および修正係数
演習問題
2. 材料の性質と設計用値
2.1 概説
2.2 コンクリート
  2.2.1 強度
  2.2.2 設計強度
  2.2.3 設計疲労強度
  2.2.4 応力-ひずみ曲線
  2.2.5 ヤング系数およびポアソン比
  2.2.6 熱特性および収縮
  2.2.7 クリープ
2.3 鋼材
  2.3.1 鉄筋
  2.3.2 強度
  2.3.3 応力-ひずみ曲線
  2.3.4 ヤング系数
演習問題
3. 荷重と構造解析
3.1 概説
  3.1.1 荷重一般
  3.1.2 構造解析一般
3.2 荷重の特性値と荷重係数
  3.2.1 荷重の特性値
  3.2.2 荷重係数
3.3 荷重の種類
3.4 断面力の算定
  3.4.1 終局限界状態を検討するための断面力の算定
  3.4.2 使用限界状態を検討するための断面力および変形の算定
  3.4.3 疲労限界状態を検討するための断面力の算定
演習問題
4. 一般構造細目
4.1 かぶり
4.2 鉄筋のあき
4.3 鉄筋の曲げ形状
4.4 鉄筋の定着
4.5 鉄筋の継手
4.6 その他の構造細目
演習問題
5. 終局限界状態に対する検討
5.1 概説
5.2 曲げモーメントおよび軸方向力
  5.2.1 軸方向圧縮力を受ける部材
  5.2.2 曲げモーメントを受ける部材
  5.2.3 曲げモーメントと軸方向力を受ける部材
  5.2.4 構造細目
  5.2.5 計算例
5.3 せん断力
  5.3.1 せん断破壊
  5.3.2 棒部材の設計せん断力およびせん断応力度
  5.3.3 棒部材の設計せん断耐力
  5.3.4 面部材の設計押抜きせん断耐力
  5.3.5 設計せん断伝達耐力
  5.3.6 計算例
5.4 ねじり
  5.4.1 ねじりの種類
  5.4.2 ねじりに対する安全性の検討
  5.4.3 構造細目
  5.4.4 計算例
5.5 剛体安定に対する安全性
演習問題
6. 使用限界状態に対する検討
6.1 概説
6.2 曲げモーメントを受ける部材の応力度
  6.2.1 長方形断面
  6.2.2 計算例
  6.2.3 T形断面
  6.2.4 計算例
  6.2.5 特殊な断面
  6.2.6 計算例
6.3 曲げモーメントと軸方向力を受ける部材の応力度
  6.3.1 偏心軸方向圧縮力を核内に受ける部材
  6.3.2 偏心軸方向圧縮力を核外に受ける部材
  6.3.3 計算例
  6.3.4 偏心軸方向引張力を核内に受ける部材
  6.3.5 偏心軸方向引張力を核外に受ける部材
  6.3.6 計算例
6.4 ひび割れに対する検討
  6.4.1 一般的事項
  6.4.2 曲げひび割れの検討
  6.4.3 せん断ひび割れの検討
  6.4.4 ねじりひび割れの検討
  6.4.5 構造細目
  6.4.6 計算例
6.5 変位・変形に対する検討
  6.5.1 一般的事項
  6.5.2 変位・変形量の計算
6.6 振動に対する検討
演習問題
7. 疲労限界状態に対する検討
7.1 概説
7.2 疲労に対する検討方法
7.3 変動荷重による応力度の計算
7.4 せん断補強鉄筋のない部材の疲労耐力
7.5 計算例
8. 耐震に関する検討
8.1 概説
8.2 荷重
  8.2.1 設計地震動
  8.2.2 地震の影響
8.3 解析モデル
8.4 耐震性能に対する照査
8.5 耐震構造細目
  8.5.1 軸方向鉄筋
  8.5.2 横方向鉄筋
8.6 壁
  8.6.1 一般
  8.6.2 耐震壁の耐震性能1に対する照査
  8.6.3 耐震壁の耐震性能2に対する照査
  8.6.4 耐震壁の構造細目
9. プレストレストコンクリート
9.1 概説
  9.1.1 分類
  9.1.2 プレストレスの原理
  9.1.3 プレストレストコンクリートの特徴
9.2 材料と施工
  9.2.1 コンクリート
  9.2.2 PC鋼材
  9.2.3 その他の材料
  9.2.4 プレテンション方式の施工
  9.2.5 ポストテンション方式の施工
9.3 プレストレス力
  9.3.1 プレストレッシングの計算順序
  9.3.2 プレストレッシングの計算
  9.3.3 PC鋼材の応力計算
9.4 使用限界状態に対する検討
  9.4.1 曲げモーメントおよび軸力
  9.4.2 合成応力の計算
  9.4.3 せん断応力および斜め引張応力の計算
9.5 終局限界状態の検討
  9.5.1 曲げ破壊に対する検討
  9.5.2 せん断破壊に対する検討
9.6 施工時における検討
9.7 構造細目
9.8 ポストテンション方式のはりの設計例
演習問題
10. 鋼コンクリート合成構造
10.1 概説
10.2 鉄骨鉄筋コンクリート
  10.2.1 構造形式
  10.2.2 終局限界状態に対する検討
  10.2.3 使用限界状態に対する検討
  10.2.4 その他の検討
  10.2.5 構造細目
11. 部材の設計
11.1 スラブ
  11.1.1 一般
  11.1.2 一方向スラブ
  11.1.3 二方向スラブ
11.2 はり
  11.2.1 一般
  11.2.2 独立したはり
  11.2.3 連続ばり
  11.2.4 構造細目
11.3 柱
  11.3.1 概説
  11.3.2 柱の種類
  11.3.3 柱の有効長さ
  11.3.4 長柱と短柱
  11.3.5 帯鉄筋性
  11.3.6 らせん鉄筋柱
  11.3.7 鉄筋コンクリート長柱
  11.3.8 計算例
11.4 壁
  11.4.1 概説
  11.4.2 構造細目
  11.4.3 断面の算定
  11.4.4 擁壁
  11.4.5 擁壁の安定
  11.4.6 倒立T形擁壁
  11.4.7 控え壁擁壁
  11.4.8 特殊な擁壁
11.5 ラーメン
  11.5.1 概説
  11.5.2 構造細目
  11.5.3 ラーメンの解法
  11.5.4 ラーメンの設計
  11.5.5 ヒンジ
11.6 アーチ
  11.6.1 概説
  11.6.2 構造細目
  11.6.3 アーチの構造
  11.6.4 アーチの設計計算
11.7 フラットスラブ構造
  11.7.1 概説
  11.7.2 構造細目
  11.7.3 フラットスラブにおける配筋
  11.7.4 フラットスラブの設計計算
11.8 フーチング
  11.8.1 概説
  11.8.2 独立フーチング
  11.8.3 壁のフーチング
  11.8.4 連結フーチング
  11.8.5 いかだ基礎
  11.8.6 構造細目
12. 許容応力度法による設計
12.1 概説
12.2 許容応力度法による計算上の仮定
12.3 鉄筋コンクリートの許容応力度
12.4 曲げモーメントを受ける部材の応力度および断面の算定
  12.4.1 長方形断面
  12.4.2 計算例
  12.4.3 T形断面
  12.4.4 計算例
12.5 曲げモーメントと軸方向力を受ける部材の応力度および断面の算定
  12.5.1 偏心軸方向圧縮力を核内に受ける部材
  12.5.2 偏心軸方向圧縮力を核外に受ける部材
  12.5.3 計算例
12.6 せん断を受ける部材の応力度およびせん断補強
  12.6.1 せん断応力度および斜め引張鉄筋
  12.6.2 押抜きせん断応力度
  12.6.3 付着応力度
12.7 構造細目および部材の設計
演習問題
付表
参考文献
演習問題の略解
索引

近藤 泰夫(コンドウ ヤスオ)

岸本 進(キシモト ススム)

角田 忍(カクタ シノブ)