土木耐震工学

新編土木工学講座 23

土木耐震工学

地震現象,振動論および耐震構造の基本的なことに重点をおき,図表を豊富に入れやさしく解説した。なお,橋梁をとりあげ具体的な耐震設計例を示した。

ジャンル
発行年月日
1990/02/05
判型
A5 上製
ページ数
202ページ
ISBN
978-4-339-05092-9
土木耐震工学
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定価

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地震現象,振動論および耐震構造の基本的なことに重点をおき,図表を豊富に入れやさしく解説した。なお,橋梁をとりあげ具体的な耐震設計例を示した。

1. 地震概論
1.1 地震災害と地震工学のあゆみ
  1.1.1 近代地震学の夜明け
  1.1.2 震災予防調査会
  1.1.3 地震工学の芽ばえ
  1.1.4 地震工学の成長期
1.2 弾性波の理論
  1.2.1 弾性実体波
  1.2.2 弾性表面波
  1.2.3 弾性波の生成と伝搬
  1.2.4 鉛直下方からの入射波
1.3 地震動の特性
  1.3.1 地震動の強さと地震の大きさ
  1.3.2 マグニチュードに関連する統計
  1.3.3 地震危険度
1.4 地震波と入力地震動
  1.4.1 点震源モデル
  1.4.2 断層モデル
  1.4.3 地盤の振動特性と地震基盤
  1.4.4 入力地震波
2. 1自由度系の振動
2.1 振動系
  2.1.1 振動系の構成
  2.1.2 運動方程式
2.2 自由振動
  2.2.1 非減衰自由振動
  2.2.2 減衰自由振動
2.3 強制振動
  2.3.1 正弦波外力による強制振動
  2.3.2 減衰の評価
  2.3.3 正弦波変位による強制振動
  2.3.4 一般的外力による強制振動
演習問題
3. 多自由度系の振動
3.1 運動方程式
  3.1.1 復元力
  3.1.2 減衰力
  3.1.3 慣性力
  3.1.4 たわみ性構造物
3.2 自由振動
  3.2.1 固有値
  3.2.2 振動モード形
  3.2.3 標準固有値問題
  3.2.4 固有ベクトルの直交性
3.3 モード解析法
  3.3.1 一般外力に対する応答
  3.3.2 地震動に対する応答
演習問題
4. 振動計算の手法
4.1 力学モデルの作成
  4.1.1 剛性マトリックス
  4.1.2 質量マトリックス
  4.1.3 減衰マトリックス
4.2 固有値と固有ベクトルの計算法
4.3 応答の数値計算
  4.3.1 Duhamel積分法
  4.3.2 直接積分法
4.4 フーリエ変換法
  4.4.1 フーリエ級数
  4.4.2 複素応答
4.5 応答スペクトル法
  4.5.1 応答スペクトル
  4.5.2 応答スペクトルによる解析
5. 耐震設計法
5.1 震度法
5.2 修正震度法
5.3 応答変位法
  5.3.1 埋設管の耐震計算
  5.3.2 立坑の耐震計算
5.4 地震時土圧
5.5 地震時動水圧
  5.5.1 ダム上流面に働く動水圧
  5.5.2 柱状構造物に働く動水圧
  5.5.3 水槽内の動水圧
5.6 地盤の地震時支持力
5.7 盛土および堤防の地震時安定
5.8 基礎の地震時安定
  5.8.1 直接基礎
  5.8.2 くい基礎
  5.8.3 ケーソン基礎
5.9 砂地盤の液状化
6. 橋梁の耐震設計計算例
6.1 修正震度法による計算
  6.1.1 設計条件
  6.1.2 設計震度
  6.1.3 設計外力
  6.1.4 基礎の安定計算
6.2 時刻歴応答による動的解析
  6.2.1 構造の力学モデル化
  6.2.2 運動方程式の作成
  6.2.3 質量マトリックス[M]
  6.2.4 剛性マトリックス[K]
  6.2.5 部材力の計算
  6.2.6 モード法による解析
  6.2.7 減衰定数
  6.2.8 入力地震
  6.2.9 時刻歴応答計算
6.3 応答スペクトルによる応答計算
6.4 動的応答を考慮した耐震安全性の照査
参考文献
索引

荒川 直士(アラカワ タダシ)

音田 功(オンダ イサヲ)

狩俣 恒一(カリマタ コウイチ)