
メカトロニクスのための 電磁気学入門
メカトロニクスを学ぶうえで必要となる電磁気学の入門書。ベクトル解析を用いないように配慮し,基本的法則をわかりやすく解説した。コンデンサやコイルなど実際の素子に適用し,直流・交流回路の応答についても述べた。
- 発行年月日
- 2001/07/05
- 判型
- A5 上製
- ページ数
- 232ページ
- ISBN
- 978-4-339-04405-8
- 内容紹介
- 目次
メカトロニクスを学ぶうえで必要となる電磁気学の入門書。ベクトル解析を用いないように配慮し,基本的法則をわかりやすく解説した。コンデンサやコイルなど実際の素子に適用し,直流・交流回路の応答についても述べた。
1 電気に関する基礎的事項
1.1 電流
1.2 電位
1.3 電場
1.4 gradientの性質
1.5 Coulombの法則
1.6 電荷のつくる電場・電位
1.7 有名な静電場問題
1.8 電荷のつくる電場・電位が満たす微分方程式
演習問題
2 電場中での物質の挙動
2.1 導体の静電誘導
2.2 静電遮へい
2.3 分極
2.4 分極のつくる電位
2.5 誘電体の静電誘導
2.6 媒質中で電荷がつくる電場・電位
演習問題
3 磁気に関する基礎的事項
3.1 磁石の間に働く力
3.2 磁性体
3.3 磁束密度
3.4 電流のつくる磁場
演習問題
4 電流による磁場の統一的表現
4.1 磁気双極子と微小電流ループ
4.2 Ampereの等価磁石板
4.3 等価磁石板の一般化
4.4 電流のつくる磁場が満たす積分方程式
4.5 磁石のつくる磁場が満たす積分方程式
4.6 Ampereの法則
演習問題
5 磁場の変化による電流・電圧の発生
5.1 Faradayの法則
5.2 導体が動く場合の電磁誘導
5.3 電磁誘導現象の相対性
5.4 電磁誘導の電場
5.5 電磁制動と電磁遮へい
演習問題
6 回路素子の電磁気学
6.1 電源
6.2 抵抗
6.3 抵抗内部の電位分布
6.4 コンデンサ
6.5 コイル
6.6 トランス
演習問題
7 直流回路と交流回路
7.1 抵抗,コンデンサ,コイルの回路
7.2 直流RC回路と直流LR回路
7.3 LCR共振回路
7.4 交流の複素表示
7.5 交流回路の電力
演習問題
参考文献
演習問題の解答
索引