改訂 振動工学

標準機械工学講座 5

改訂 振動工学

振動工学は数式を用いずに現象を解説する方法と数式の展開を主とする方法があるが,本書は演習問題を解くのに便利な後者に従った。一応機械振動を主な対象としたが,広く応用できるように記述した。

ジャンル
発行年月日
1968/04/20
判型
A5 上製
ページ数
220ページ
ISBN
978-4-339-04004-3
改訂 振動工学
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定価

2,420(本体2,200円+税)

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振動工学は数式を用いずに現象を解説する方法と数式の展開を主とする方法があるが,本書は演習問題を解くのに便利な後者に従った。一応機械振動を主な対象としたが,広く応用できるように記述した。

1. 調和振動と周期運動
1.1 調和振動
1.2 振動のベクトル表示および複素数表示
1.3 調和振動の合成
1.4 調和分析
1.5 周期分析
1.6 変調
1.7 不規則振動
演習問題
2. 1自由度の振動系(その1)
  減衰しない自由振動
2.1 1自由度系
2.2 徴分方程式の解
2.3 エネルギ方程式
演習問題
3. 1自由度の振動系(その2)
  減衰する自由振動
3.1 粘性減衰のある自由振動
3.2 徴分方程式の解
3.3 乾性摩擦を受ける自由振動
演習問題
4. 1自由度の振動系(その3)
  強制振動
4.1 減衰のない場合の強制振動
4.2 減衰のある場合の強制振動
4.3 振動の仕事
4.4 摩擦のある場合の強制振動
演習問題
5. 1自由度の振動系(その4)
  振動絶縁と過渡振動
5.1 振動の伝達
5.2 変位による強制振動
5.3 過渡振動
5.4 一般的な外力に対する応答
演習問題
6. 1自由度の振動系(その5)
  ラプラス変換とモビリティ法
6.1 ラプラス変換
6.2 ラプラス変換による運動方程式の解法
6.3 モビリティ法
演習問題
7. 2自由度の振動系
7.1 2自由度系
7.2 連成自由振動(直線振動)
7.3 連成自由振動(ねじり振動)
7.4 連成強制振動
演習問題
8. 自励振動
8.1 自励振動
8.2 安定問題
8.3 可変弾性系
演習問題
9. 分布定数振動系(その1)
  絃の振動,棒のねじりおよび
  縦振動,気柱の振動
9.1 絃の振動,棒のねじりおよび縦振動,気柱の振動
9.2 方程式の解
9.3 絃の振動エネルギ
9.4 集中質量を付着した場合
演習問題
10. 分布定数振動系(その2)
   はりの曲げ振動
10.1 はりの曲げ振動
10.2 はりの振動のエネルギ
10.3 集中質量を付着した場合
演習問題
11. 分布定数振動系(その3)
   膜,円板および輪の振動その他
11.1 膜の振動
11.2 板の曲げ振動
11.3 輪の振動
11.4 リッツの方法
11.5 分布定数系→多自由度系
演習問題
12. 振動の計測
12.1 振動計の原理
12.2 振動計の例
12.3 振動数の計測
12.4 振動計の校正
12.5 振動測定結果の表示
演習問題
付録
1. 三角関数,指数関数および双曲線関数表
1.2 ラプラス変換公式
演習問題
索引

谷口 修(タニグチ オサム)