システム工学

情報技術シリーズ 3

システム工学

システムをつくりあげるとき,計画,設計,開発,運用・評価につき系統立てた考え方が必要となる。本書ではこのような考え方の基礎理論をできる限り,数式を使わず理解できるよう記述した。

ジャンル
発行年月日
1981/03/15
判型
A5
ページ数
188ページ
ISBN
978-4-339-02182-0
システム工学
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定価

1,650(本体1,500円+税)

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システムをつくりあげるとき,計画,設計,開発,運用・評価につき系統立てた考え方が必要となる。本書ではこのような考え方の基礎理論をできる限り,数式を使わず理解できるよう記述した。

1. システム工学の役割
 1.1 システム工学とは何か
  1.1.1 システムとは
  1.1.2 工学とは
  1.1.3 システム工学とは
 1.2 システム工学のおいたち
  1.2.1 オペレーションズリサーチ
  1.2.2 サイバネティックス
  1.2.3 情報理論
  1.2.4 基礎数学
  1.2.5 信頼性理論
  1.2.6 コンピュータ科学
 1.3 システムのライフサイクルとシステム工学の技法
  1.3.1 ライフサイクルとは何か
  1.3.2 システムの計画
  1.3.3 システムの設計
  1.3.4 システムの開発
  1.3.5 システムの運用管理と評価
 練習問題
2. システムの計画
 2.1 ニーズの発生
 2.2 調査と予測
  2.2.1 情報検索(IR)
  2.2.2 探索的予測方法
  2.2.3 直観的予測方法
  2.2.4 規範的予測方法
 2.3 事前評価
  2.3.1 評価と意思決定
  2.3.2 IE的評価法
  2.3.3 関連樹木法
  2.3.4 PPBS
  2.3.5 アセスメント
 2.4 現状分析の方法
  2.4.1 SOP
  2.4.2 事務分析のフローチャート
  2.4.3 デシジョン テーブル 
 2.5 システム要件の決定
  2.5.1 外部仕様と内部仕様
  2.5.2 要件工学
  2.5.3 ドキュメントの重要性
 練習問題
3. システムの設計
 3.1 設計の進め方
  3.1.1 品質を左右する設計
  3.1.2 トップダウン設計
  3.1.3 モジュール化と総合
  3.1.4 文書体系
  3.1.5 ウォークスルー
 3.2 シミュレーションの利用
  3.2.1 モデル化の考え方
  3.2.2 モンテカルロ法と乱数
  3.2.3 待合せ理論
  3.2.4 システムダイナミックス
  3.2.5 シミュレーション言語
 3.3 最適化設計
  3.3.1 目的関数とトレードオフ
  3.3.2 数学的な最適化法
  3.3.3 シミュレーション
  3.3.4 山登り法
  3.3.5 線形計画法
  3.3.6 動的計画法
  3.3.7 ゲームの理論
  3.3.8 コンビナトリアル
 3.4 信頼性設計
  3.4.1 故障と信頼度
  3.4.2 直列システム
  3.4.3 並列システム
  3.4.4 冗長性
  3.4.5 システム信頼性の改善
  3.4.6 イベントツリーとフォールトツリー
 3.5 人間性設計
  3.5.1 人間工学の着眼
  3.5.2 人間の研究
  3.5.3 人間性設計の手順
 3.6 設計のノウハウ
  3.6.1 モジュール化の方法
  3.6.2 最適なモジュール規模
  3.6.3 ソフトウェアの設計、製作
 練習問題
4. システムの開発
 4.1 開発の進め方
  4.1.1 開発作業の特徴
  4.1.2 作業の生産性
  4.1.3 ソフトウェア危機
  4.1.4 開発の管理と改善
 4.2 スケジューリング
  4.2.1 ガントチャート
  4.2.2 バーチャート
  4.2.3 PERT
 4.3 中間評価と予測による管理(FAME)
  4.3.1 FAMEとは
  4.3.2 予測の重要性
  4.3.3 予測のモデル
  4.3.4 予測モデルのあてはめ
 4.4 システムのテスト
  4.4.1 テストの手順
  4.4.2 テスト完了の判定
 練習問題
5. システムの運用管理と評価
 5.1 教育訓練
  5.1.1 CAI
  5.1.2 ゲーミング
 5.2 システムの診断と改善
  5.2.1 コンピュータシステムの評価
  5.2.2 稼働診断の方法
 5.3 事後評価
  5.3.1 評価の方法
  5.3.2 追跡評価の考え方
 練習問題
 練習問題解答
 参考図書
 索引

エレクトロニクス協議会(エレクトロニクスキョウギカイ)

須賀 雅夫(スガ マサオ)