家庭用ビデオ機器

テレビジョン学会参考書シリーズ 2

家庭用ビデオ機器

家庭用ビデオ機器の中でもVTR,ビデオカメラは日本で生まれ,日本で育った世界に誇れるトップ技術である。これらの技術を習得しようとする技術者や技術系学生を対象に,入門書として役立つよう図表を豊富に入れ,平易に記述した。

ジャンル
発行年月日
1991/10/15
判型
A5 上製
ページ数
248ページ
ISBN
978-4-339-01067-1
家庭用ビデオ機器
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定価

3,080(本体2,800円+税)

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家庭用ビデオ機器の中でもVTR,ビデオカメラは日本で生まれ,日本で育った世界に誇れるトップ技術である。これらの技術を習得しようとする技術者や技術系学生を対象に,入門書として役立つよう図表を豊富に入れ,平易に記述した。

1. テレビジョンの仕組みと信号システム
1.1 テレビジョンの基本
1.2 標準方式
2. ビデオカメラ
2.1 撮像の原理と光学系
  2.1.1 原理
  2.1.2 基本構成
  2.1.3 撮像レンズ
  2.1.4 色フィルタ
  2.1.5 照明と色温度
2.2 撮像デバイス
  2.2.1 原理
  2.2.2 CCD
  2.2.3 固定撮像デバイスの種類
  2.2.4 インタライン転送CCDの原理
  2.2.5 インタライン転送CCDの駆動方法
  2.2.6 CCDの性能
  2.2.7 電子シャッタ
2.3 カラー撮像方式
  2.3.1 カラー撮像の原理
  2.3.2 単板式
2.4 信号処理回路
  2.4.1 電荷の検出
  2.4.2 雑音抑圧回路
  2.4.3 画像欠陥補正回路
  2.4.4 駆動回路
  2.4.5 映像信号処理回路
2.5 ビデオムービー
  2.5.1 構成
  2.5.2 小形化
  2.5.3 撮影条件の最適化
3. ビデオテープレコーダ(VTR)
3.1 ビデオテープレコーダの歴史
  3.1.1 まえがき
  3.1.2 VTRの開発の歴史
3.2 ビデオテープレコーダの原理
3.3 テープフォーマットと各種方式
  3.3.1 テープフォーマットの設計
  3.3.2 トラックの直線性の検証
  3.3.3 回転ドラムの小口径化
3.4 信号処理回路
  3.4.1 映像信号記録方式
  3.4.2 輝度信号記録処理
  3.4.3 色信号処理
  3.4.4 輝度信号再生処理
  3.4.5 音声信号処理
3.5 サーボ系
  3.5.1 ドラムサーボ
  3.5.2 キャプスタンサーボ
  3.5.3 ディジタルサーボ
  3.5.4 パイロット信号サーボ
  3.5.5 家庭用VTRのサーボ理論
3.6 VTRの機構系
  3.6.1 回転ドラム
  3.6.2 テープローディング機構
  3.6.3 テープ走行機構
  3.6.4 キャプスタン
  3.6.5 テンションサーボ機構
3.7 ビデオテープ
  3.7.1 ビデオテープの歴史
  3.7.2 ビデオテープの構成
  3.7.3 ビデオテープの製造
  3.7.4 テープの磁性材料と特性
  3.7.5 将来のビデオテープ
3.8 ビデオヘッド
  3.8.1 ビデオヘッドの構造と磁性材料
  3.8.2 ビデオヘッドの製造方法
  3.8.3 単結晶フェライト材料
  3.8.4 メタルヘッド
3.9 VTRの特殊再生
  3.9.1 静止画およびスロー再生
  3.9.2 クイック再生,高速サーチ
  3.9.3 フィールドメモリを使った特殊再生
  3.9.4 ピクチャインピクチャ
  3.9.5 ノイズリデューサ
3.10 編集およびダビング
  3.10.1 インサート記録
  3.10.2 ダビング編集
  3.10.3 ソフトテープの大量複製
  3.10.4 ダビング防止
3.11 フォーマットの発展と高画質化
  3.11.1 スーパVHSフォーマット
  3.11.2 ハイバンド8ミリビデオフォーマット
4. ビデオディスク
4.1 ビデオディスクの各種方式
4.2 レーザビジョンシステム
  4.2.1 ディスク
  4.2.2 信号の読取り方法
  4.2.3 信号再生
  4.2.4 サーボの働き
4.3 VHDビデオディスクシステム
  4.3.1 ディスク
  4.3.2 信号検出の原理
  4.3.3 記録信号
  4.3.4 信号再生
  4.3.5 サーボの必要性
4.4 書込み可能なビデオディスク
  4.4.1 記録再生の原理
  4.4.2 ビデオディスクへの応用
4.5 ビデオディスクの記録と製盤
  4.5.1 レーザビジョンディスクの記録と製盤
  4.5.2 VHDディスクの記録と製盤
5. 電子スチルカメラ
5.1 ビデオフロッピーを用いた電子スチルカメラ
  5.1.1 構成
  5.1.2 ビデオフロッピーの規格
5.2 ディジタル式電子スチルカメラ
  5.2.1 構成
  5.2.2 ディジタル式電子スチルカメラシステム
5.3 電子スチルカメラの応用
5.4 ビデオプリンタ
  5.4.1 昇華形熱転写方式
  5.4.2 銀塩写真方式
6. ビデオ機器の測定技術
6.1 SN比の測定
6.2 解像度の測定
6.3 パルス特性の測定
6.4 リニアリティの測定
6.5 FM搬送波の測定
6.6 搬送色信号SN比の測定
6.7 搬送色信号波形ひずみの測定
6.8 搬送色信号DG,DPの測定
6.9 タイムベース特性(時間軸安定度)の測定
  6.9.1 ジッタ(水平同期信号の変動)の測定
  6.9.2 スキューひずみの測定
  6.9.3 特殊再生時のタイムベース特性
6.10 VTRの機構性能の測定
6.11 ビデオカメラの測定
  6.11.1 解像度チャート(ITE解像度チャート)
  6.11.2 サーキュラゾーンプレート
  6.11.3 インメガサイクルチャート
  6.11.4 グレースケールチャート
  6.11.5 その他の測定
参考文献
索引

竹村 裕夫(タケムラ ヒロオ)

田中 繁夫(タナカ シゲオ)