新電磁気学 - 電気・磁気学の新しい体系の確立 -

新電磁気学 - 電気・磁気学の新しい体系の確立 -

内部で磁束密度がゼロとなる超伝導体の磁気現象を,内部で電界がゼロとなる導体の電気現象に対応させるなど,電気現象と磁気現象の対応を超伝導体の導入で示すとともに,その相違点を明確にし,総合的な理解を助けるように配慮した書。

ジャンル
発行年月日
2004/05/06
判型
B5
ページ数
286ページ
ISBN
978-4-339-00764-0
新電磁気学 - 電気・磁気学の新しい体系の確立 -
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内部で磁束密度がゼロとなる超伝導体の磁気現象を,内部で電界がゼロとなる導体の電気現象に対応させるなど,電気現象と磁気現象の対応を超伝導体の導入で示すとともに,その相違点を明確にし,総合的な理解を助けるように配慮した書。

第I部 静電気現象
1.静電界
 1.1 真空中の電荷
 1.2 クーロンの法則
 1.3 電界
 1.4 ガウスの法則
 1.5 電位
 1.6 電気双極子
 演習問題

2.導体
 2.1 導体の電気的性質
 2.2 静電界の特殊解法
 2.3 静電誘導
 演習問題

3.真空中の導体系
 3.1 導体系の電位係数と容量係数
 3.2 コンデンサ
 3.3 静電エネルギー
 3.4 静電力
 演習問題

4.誘電体
 4.1 電気分極
 4.2 電束密度
 4.3 境界条件
 4.4 誘電体の静電エネルギー
 演習問題

5.電流
 5.1 電流
 5.2 オームの法則
 5.3 電気抵抗の微視的考察
 5.4 定常電流の基礎的方程式
 5.5 起電力
 5.6 キルヒホッフの法則
 演習問題

第II部
6.電流と磁束密度
 6.1 電流による磁束密度
 6.2 ビオ・サパールの法則
 6.3 電流に働く力
 6.4 磁束線
 6.5 アンペールの法則
 6.6 ベクトルポテンシャル
 6.7 微小閉電流
 6.8 磁荷
 演習問題

7.超伝導体
 7.1 超伝導体の磁気的性質
 7.2 静磁界の特殊解法
 7.3 磁化
 演習問題

8.真空中の電流系
 8.1 インダクタンス
 8.2 コイル
 8.3 磁気エネルギー
 8.4 磁気力
 演習問題

9.磁性体
 9.1 磁化
 9.2 磁界
 9.3 境界条件
 9.4 磁性体の磁気エネルギー
 9.5 静電気現象と静磁気現象の対応
 演習問題

第III部 時間変化する電磁界
10.電磁誘導
 10.1 電磁誘導の法則
 10.2 ポテンシャル
 10.3 境界条件
 10.4 磁気エネルギー
 10.5 表皮効果
 演習問題

11.変位電流とマクスウェル方程式
 11.1 変位電流
 11.2 マクスウェル方程式
 11.3 境界条件
 11.4 電磁ポテンシャル
 11.5 ポインティングベクトル
 演習問題

12.電磁波
 12.1 平面電磁波
 12.2 平面電磁波の反射と屈折
 12.3 電磁波のエネルギー
 12.4 導波管
 12.5 球面波
 12.6 遅延ポテンシャル
 演習問題

付録
 付1. ベクトル解析
 付2. 証明
 付3. 超伝導

参考文献
演習問題解答
索引