画像の記録と再生

画像エレクトロニクス講座 4

画像の記録と再生

  • 稲津 稔 日立電子(株)映像技術本部技師長 工博 編著
  • 秦 正次 アルプス電気(株)技術顧問 編著
  • 横川 幸太郎 日本電子専門学校講師 編著

放送用VTRを中心に,フィルム,レーザ録画,家庭用VTRから最近注目のビデオディスクまでNHK技術陣が膨大なデータを使い完璧に解説した。

発行年月日
1978/05/30
判型
A5 上製
ページ数
494ページ
ISBN
978-4-339-00288-1
画像の記録と再生
在庫僅少・カバーなし
在庫が少ない商品です。新品カバー、ケースが品切れです。簡易カバーなどで出荷となります。

定価

8,250(本体7,500円+税)

カートに入れる

購入案内

  • 内容紹介
  • 目次
  • 著者紹介

放送用VTRを中心に,フィルム,レーザ録画,家庭用VTRから最近注目のビデオディスクまでNHK技術陣が膨大なデータを使い完璧に解説した。

1. 総論
 1・1 テレビジョン信号記録の三つの流れ
 1・2 記録技術の発展とテレビ放送
 1・3 記録技術の発展と番組パッケージ配布
2. フィルム録画
 2・1 概説
  2・1・1 フィルム録画方式
  2・1・2 画像変換のプロセス
  2・1・3 記録用フィルムの条件
  2・1・4 録画画質を決定づける要素
 2・2 フィルムの一般特性
  2・2・1 特性曲線
  2・2・2 感色度(分光感度)
  2・2・3 鮮鋭度とレスポンス関数
  2・2・4 粒状性
  2・2・5 相反則不規と間欠効果
  2・2・6 カラーフィルム
 2・3 白黒光学像録画
  2・3・1 白黒録画方式
  2・3・2 録画用フィルムの特性
  2・3・3 録画用ブラウン管の特性
  2・3・4 録画カメラの動作と駆動機構
  2・3・5 録画フィルムの特性
 2・4 カラー光学像録画
  2・4・1 カラー録画方式
  2・4・2 トリネスコープ方式
  2・4・3 シャドウマスク方式
 2・5 画像の再現
  2・5・1 テレビ画像とフィルム画像との差違
  2・5・2 テレビ系における画像の再現
 2・6 レーザ録画
  2・6・1 概要
  2・6・2 レーザ
  2・6・3 感光材料とレーザの選択
  2・6・4 光変調規
  2・6・5 光偏向器
  2・6・6 光偏向器の解像力
  2・6・7 二,三の応用例
  2・6・8 今後の展望
 2・7 電子ビーム録画
  2・7・1 概要
  2・7・2 電子ビーム録画の基本的性質
  2・7・3 EVR
  2・7・4 ビームビジョン(BV)
 文献
3. 磁気録画
  ー主として放送用VTRを中心にー
 3・1 概説
  3・1・1 VTRの発達
  3・1・2 VTRの仕組みの概要
 3・2 VTRの概要
  3・2・1 4ヘッドVTR
  3・2・2 ヘリカルVTR
 3・3 高域周波数の磁気記録・再生
  3・3・1 磁気記録・再生の原理
  3・3・2 高周波における記録・再生の諸損失
 3・4 VTRのFM
  3・4・1 VTRに用いられているFM信号の特徴
  3・4・2 VTRのFMスタンダード
  3・4・3 VTRにおけるFM信号伝送上の特異点 
  3・4・4 白ピークの反転現象
  3・4・5 側帯波比の変化
  3・4・6 エンファシス
 3・5 ビデオヘッド
  3・5・1 ビデオヘッドの材料
  3・5・2 4ヘッドVTRのビデオヘッド
  3・5・3 ビデオヘッドの幾何学的特異現象
  3・5・4 ビデオヘッドの電磁変換特性
  3・5・5 ビデオヘッドの種類
  3・5・6 ヘリカルVTRのビデオヘッド
 3・6 ビデオテープ
  3・6・1 磁気テープの構成
  3・6・2 ビデオテープの製造工程
  3・6・3 ビデオテープに要求される諸性能
  3・6・4 ビデオテープ使用上の注意
 3・7 録画・再生信号系の構成と動作
  3・7・1 変調器
  3・7・2 録画駆動増幅器
  3・7・3 チャネルイコライザ
  3・7・4 スイッチャ
  3・7・5 FMイコライザ
  3・7・6 プレイバックネットワーク
  3・7・7 復調器 
  3・7・8 映像位相安定器
  3・7・9 カラー位相安定器
  3・7・10 プロシッサ
  3・7・11 ドロップアウト補償器
  3・7・12 自動彩度むら補正器
  3・7・13 速度誤差補正器
  3・7・14 VTR再生信号の水平位相関係
  3・7・15 マスタフェーズコントロール
  3・7・16 レコードカレントオプチマイザ
  3・7・17 録画・再生系
 3・8 サーボ系
  3・8・1 ドラムサーボコントロール
  3・8・2 キャプスタンサーボコントロール
  3・8・3 ドラムモータ・キャプスタンモータの駆動
  3・8・4 ドラムサーボ回路・キャプスタンサーボ回路の問題点
  3・8・5 テープガイドサーボ回路
  3・8・6 ディジタルサーボ回路
 3・9 編集
  3・9・1 編集の方法
  3・9・2 スプライス編集
  3・9・3 電子編集
  3・9・4 ヘリカルVTRの編集
  3・9・5 自動編集
 3・10 ディジタル式TBCを用いたVTR
  3・10・1 ディジタル式TBC
  3・10・2 AVRー2
  3・10・3 AVRー3
  3・10・4 SVー7400B
  3・10・5 TTー500
 3・11 いろいろな形の放送用VTR
  3・11・1 AVRー1
  3・11・2 ACRー25
  3・11・3 MA-VTR
  3・11・4 スローモーションVTR
  3・11・5 VR-3000
  3・11・6 SVー8000
 3・12 各種の放送用1inヘリカルVTR
  3・12・1 BVHー1000
  3・12・2 BVHー500
  3・12・3 IVC-9000
  3・12・4 TTー3000
  3・12・5 VPR-1,VPR-10
  3・12・6 BCN50/40/20シリーズ
  文献
4. 民生用パッケージ形VTR
 4・1 パッケージ化の歴史
 4・2 パッケージ化に必要な基本技術とその問題点
 4・3 VTRの基本形態
  4・3・1 テープパターン
  4・3・2 固定ヘッド方式と回転ヘッド方式
 4・4 高密度記録技術
  4・4・1 ビデオテープ高密度化のポイント
  4・4・2 ビデオヘッド高性能化のポイント
  4・4・3 低搬送波FM記録の特徴を考慮した高密度化技術
  4・4・4 ガードバンドレス記録
  4・4・5 ノイズリダクション方式
  4・4・6 フィールドスキップ方式
 4・5 ヘリカル走査形VTRのテープローディング
 4・6 テープローディングの実際
  4・6・1 ムービングガイド方式
  4・6・2 パラレルローディング方式
  4・6・3 経路内蔵式
  4・6・4 リーダ送出し式
 4・7 各種民生用VTRの規格
  文献
5. ビデオディスク
 5・1 概要
 5・2 ビデオディスクの特徴と問題点
  5・2・1 記録密度
  5・2・2 マスタ作成とコピープロセス
  5・2・3 プレーヤ機能とディスクの操作性
 5・3 各種ビデオディスクの得失
  5・3・1 概要
  5・3・2 針先再生方式(TED方式,RCA方式,松下方式)
  5・3・3 レーザビーム再生方式(Philips,MCA,Thomson,Zenith)
  5・3・4 レーザホログラム方式およびフィルム記録方式(i/o Metrics)
 5・4 ビデオディスクの制作
 5・5 ビデオディスクの応用
  文献
   付録
   参考図書
   索引
     
   
 

稲津 稔(イナヅ ミノル)

秦 正次(ハタ ショウジ)

横川 幸太郎(ヨコカワ コウタロウ)