新電磁気計測

大学講義シリーズ

新電磁気計測

電磁気測定の基礎の詳しい解説にあわせ,コンピュータ導入による最新のシステム計測の具体例までも説明した大学向教科書・参考書。長年大学で教えている著者と計測器メーカーの第一線で活躍中の著者との協力によるテキストの決定版。

ジャンル
発行年月日
1988/05/15
判型
A5 上製
ページ数
210ページ
ISBN
978-4-339-00133-4
新電磁気計測
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電磁気測定の基礎の詳しい解説にあわせ,コンピュータ導入による最新のシステム計測の具体例までも説明した大学向教科書・参考書。長年大学で教えている著者と計測器メーカーの第一線で活躍中の著者との協力によるテキストの決定版。

1. 基礎
1.1 計測
  1.1.1 計測と測定
  1.1.2 計測系の変換
  1.1.3 測定法
1.2 国際単位系
  1.2.1 国際単位系の構成
  1.2.2 電気単位
1.3 誤差
  1.3.1 誤差とその種類
  1.3.2 誤差を含む測定値の処理
  1.3.3 計測器と誤差
1.4 雑音
  1.4.1 雑音とその種類
  1.4.2 雑音による測定の限界
1.5 電気標準
  1.5.1 電気標準の維持
  1.5.2 標準器
演習問題
2. 電気計器
2.1 電気計器
  2.1.1 電気量と観測量
  2.1.2 電気計器の分類
  2.1.3 変換器の分類
2.2 電気-機械系の変換
  2.2.1 電気-機械系の変換器
  2.2.2 可動コイル形計器の原理
2.3 指示計器
  2.3.1 指示計器の種類と構成
  2.3.2 指示計器の誤差
演習問題
3. 感度の変換と交直変換
3.1 受動的な感度の変換
  3.1.1 分流・分圧器
  3.1.2 変流・変圧器
3.2 能動的な感度の変換
  3.2.1 負帰還増幅器
  3.2.2 増幅器の雑音
  3.2.3 増幅器の周波数特性
  3.2.4 直流増幅器
3.3 交流直流変換
  3.3.1 交流の実効値・平均値・ピーク値
  3.3.2 交流直流変換器
演習問題
4. ディジタル計測とアナログ-ディジタル変換
4.1 アナログ計測とディジタル計測
  4.1.1 数体系とコード化
  4.1.2 量子化
  4.1.3 論理演算と論理回路
4.2 A-D変換器
  4.2.1 A-D変換器とその種類
  4.2.2 並列比較形A-D変換器
  4.2.3 逐次比較形A-D変換器
  4.2.4 二重積分形A-D変換器
  4.2.5 帰還形パルス幅変調方式A-D変換器
4.3 A-D変換器の構成要素
  4.3.1 基準電圧源
  4.3.2 コンパレータ(比較器)
  4.3.3 サンプルホールド
  4.3.4 A-D変換器の誤差
演習問題
5. 電圧・電流・電力の測定
5.1 電圧と電流の測定
  5.1.1 零位法による測定
  5.1.2 フローティング測定とガード
5.2 微少電圧・電流の測定
  5.2.1 微少電圧・電流の測定限界
  5.2.2 微少電圧の測定
  5.2.3 微少電流の測定
5.3 高電圧・大電流の測定
  5.3.1 高電圧の測定
  5.3.2 大電流の測定
5.4 電力の測定
  5.4.1 指示計器による電力の測定
  5.4.2 乗算器を利用した電力の測定
  5.4.3 力率の測定と3相電力の測定
  5.4.4 電力量計
演習問題
6. インピーダンスの測定
6.1 電圧・電流測定によるインピーダンスの測定
  6.1.1 指示計器によるインピーダンスの測定
  6.1.2 4端子測定と低抵抗の測定
  6.1.3 3端子測定と高抵抗の測定
  6.1.4 5端子測定
6.2 ブリッジの基礎
  6.2.1 ホイートストンブリッジ
  6.2.2 ハーフブリッジ
  6.2.3 ブリッジの感度と精度
  6.2.4 交流ブリッジ
  6.2.5 変成器ブリッジ
6.3 インピーダンス測定器
  6.3.1 回路計とディジタルマルチメータ
  6.3.2 ミリオーム計
  6.3.3 メガーと超絶縁抵抗計
  6.3.4 比率計によるインピーダンス計
  6.3.5 ベクトルインピーダンスメータ
  6.3.6 電子化ブリッジ
  6.3.7 Qメータ
6.4 インピーダンス測定器の応用
  6.4.1 板状試料の抵抗率測定
  6.4.2 インサーキット測定
  6.4.3 リアクタンス素子の周波数特性の測定
  6.4.4 残留インピーダンスの補正
  6.4.5 直流バイアスを印加した測定
演習問題
7. 波形の測定
7.1 記録計
  7.1.1 直動式記録計
  7.1.2 電磁オシログラフ
  7.1.3 自動平衡式記録計
  7.1.4 ディジタル記録計
  7.1.5 データレコーダ
  7.1.6 ディジタル波形メモリ
7.2 オシロスコープと波形の観測
  7.2.1 ブラウン管オシロスコープの構成
  7.2.2 プローブ
  7.2.3 特殊なオシロスコープ
  7.2.4 オシロスコープのの応用
7.3 周波数と位相の測定
  7.3.1 周波数の測定
  7.3.2 周波数カウンタ
  7.3.3 位相の測定
7.4 波形の分析
  7.4.1 周波数スペクトラムの測定
  7.4.2 ひずみ率計
  7.4.3 FFTアナライザ
演習問題
8. 磁気測定
8.1 空間磁界の測定
  8.1.1 磁界の比較測定と磁力計
  8.1.2 磁束密度の測定と磁束計
  8.1.3 ホール素子と磁気抵抗素子
  8.1.4 磁気変調器による測定
  8.1.5 核磁気共鳴による測定
  8.1.6 SQUIDによる測定
8.2 磁性材料の測定
  8.2.1 磁性材料の測定と試料
  8.2.2 磁化曲線の測定
  8.2.3 鉄損の測定
  8.2.4 磁気光学効果の測定
演習問題
9. 計測システム
9.1 計測システムとシステム計測器
  9.1.1 計測システムの概要
  9.1.2 システム計測器
9.2 データ伝送
  9.2.1 伝送路と伝送方式
  9.2.2 アナログ伝送
  9.2.3 ディジタル伝送
9.3 データ処理
  9.3.1 データの補正
  9.3.2 データの演算処理
  9.3.3 SN比の改善
9.4 信号発生器
  9.4.1 標準電圧・電流発生器
  9.4.2 周波数標準発生器
  9.4.3 波形発生器
演習問題
演習問題解答
参考文献
索引

大照 完(オオテル サダム)

松村 英明(マツムラ ヒデアキ)