情報理論

電子情報通信学会 大学シリーズ G-1

情報理論

シャノンに始まる情報理論を初等的に記述。情報理論を支える三本柱――情報源符号化定理,通信路符号化定理,レイト・ひずみ定理については特に注意し,初めて情報処理に接する人にも理解できるよう配慮した。

ジャンル
発行年月日
1980/12/20
判型
A5 上製
ページ数
184ページ
ISBN
978-4-339-00041-2
情報理論
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定価

2,530(本体2,300円+税)

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シャノンに始まる情報理論を初等的に記述。情報理論を支える三本柱――情報源符号化定理,通信路符号化定理,レイト・ひずみ定理については特に注意し,初めて情報処理に接する人にも理解できるよう配慮した。

0. 情報理論序説
0.1 シャノンの情報理論
0.2 通信のモデル
0.3 ■波と予測
1. 情報量
1.1 情報量の定義と性質
  1.1.1 ハートレーの情報量
  1.1.2 シャノンの情報量
  1.1.3 情報量の性質
1.2 条件付情報量
  1.2.1 結合エントロピー
  1.2.2 条件付情報量
1.3 相互情報量
1.4 通信路容量
  1.4.1 通信のモデルと情報量
  1.4.2 通信路容量
演習問題
2. 情報源と符号化
2.1 符号化
  2.1.1 雑音のない通信路
  2.1.2 符号系
2.2 符号の木
2.3 コンパクト符号
  2.3.1 平均符号長
  2.3.2 ハフマンの木の構成法
  2.3.3 コンパクト符号の構成
2.4 情報源符号化定理
演習問題
3. 連続情報
3.1 連続値の情報量
  3.1.1 連続分布のエントロピー
  3.1.2 連続分布の相互情報量
3.2 連続値の通信路容量
3.3 標本化定理
3.4 最適量子化
演習問題
4. 伝送速度と歪
4.1 伝送速度と歪の関係
4.2 歪─速度関数の性質
4.3 情報圧縮の基本定理
4.4 連続情報の歪─速度関数
演習問題
5. 通信路と符号化
5.1 情報伝送の基本定理
5.2 ブロック符号
  5.2.1 ブロック符号の簡単な例
  5.2.2 ブロック符号の一般的制約
  5.2.3 ハミングのブロック符号の構成法
  5.2.4 線形組織符号
5.3 巡回符号
演習問題
6. 時系列
6.1 時系列とスペクトル関数
6.2 確率時系列
6.3 ウィーナフィルタ
6.4 カルマンフィルタ
演習問題
付表
文献
演習問題解答
索引

磯道 義典(イソミチ ヨシノリ)