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書籍詳細

  物理の眼で見る生き物の世界
- バイオミメティクス皆伝 -

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望月修 東洋大教授 工博 著

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発行年月日:2016/03/25 , 判 型: A5,  ページ数:186頁

ISBN:978-4-339-06751-4,  定 価:2,592円 (本体2,400円+税)

バイオミメティクスとは生物の上手な生き方から新しい技術を学ぶ方法である。本書では,生物のさまざまな不思議を基礎的な物理を使って解き明かしている。物理の視点から生物を観察・解釈して楽しむとともに,気づきの力を養う一冊。

【目次】

0. 気づくことのたのしさ 

1. 水の粘っこさをどうするか
1.1 水を蹴って泳ぐカエル 
1.2 魚の尾ひれが生み出す力 
0. 気づくことのたのしさ 

1. 水の粘っこさをどうするか
1.1 水を蹴って泳ぐカエル 
1.2 魚の尾ひれが生み出す力 
1.3 魚の表面?―ぬるぬるとざらざら― 
1.4 高速で泳ぎ続けるマグロ 
1.5 波を立てない形?―イルカとカワセミ― 

2. より上手により遠くへ飛ぶ
2.1 風に乗るタンポポ,風に舞う木の葉
2.2 ムササビのグライディング 
2.3 空を飛ぶための翼・羽 
2.4 推進力を生む羽ばたき 
2.5 飛び続ける渡り鳥 

3. 地上を上手に駆けまわる
3.1 チーターのダッシュ 
3.2 ダチョウの走りとマラソン 
3.3 垂直な壁に張り付くヤモリ 
3.4 地面を足でつかむ
3.5 カレーライスでどのくらい走れるのか?

4. 植物が生き延びてきた術
4.1 植物の水の吸い上げ
4.2 植物がしている運動
4.3 熱を発するザゼンソウ
4.4 棘でくっつくオナモミ
4.5 水を弾く葉っぱと花びら

5. 形は環境がつくっている
5.1 水中で暮らすとどうなるのか
5.2 自然にみられる綺麗な形
5.3 自然な形「フラクタル」
5.4 ウイルス・微生物にみる多面体
5.5 生き物のアピール力「内在力」

6. 似ている? 似せている?
6.1 擬態の方法
6.2 タコとイカの変身技
6.3 スズメバチの模様
6.4 花や葉っぱになりすます
6.5 昆虫に化ける植物「ラン」

7. みえるもの,みせたいもの
7.1 見えていること 
7.2 魚の色,昆虫の色,鳥の色
7.3 美しい形の秘密
7.4 美しくみえる化粧
7.5 求愛ダンス

8. これまでとこれから
8.1 ティラノサウルスは立って歩けたのか?
8.2 絶滅に追いやるエネルギー,現状から這い上がるエネルギー
8.3 未来を予測する―繁栄か絶滅か―
8.4 進む方向「未来予測」 

あとがき 
索引

本書では生物がどのように地球環境と共生してきたのか,どのようにうまい方法で移動するのかといった,生き残り戦略を真摯に彼らから学び、工学的観点から生物運動および機能を見直し,それをどのように解釈し,どのように応用できるのかといったものの考え方をそれぞれの項目ごとに示しています。生き物は,われわれを取り巻く空気や水をうまいやり方で利用しています。第一部では機械的運動(1章:泳ぐ,2章:飛ぶ,3章:走る),第二部では機能と形体(4章:植物,5章:環境変化と形),第三部では擬態・視覚効果(6章:擬態,7章:表現)と大きく三つに分類し,さらに8章では人類が進む方向性に関して物理学的に考えてみます。全体を通じてバイオミメティクスの具体的応用例を学び,動・植物の運動にかかわる物理学から応用方法を学び,人類が生き延びる方法を考えます。

キーワード:生物模倣・バイオミメティクス・バイオミミクリー

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