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書籍詳細

  生き物から学ぶ まちづくり
- バイオミメティクスによる都市の生活習慣病対策 -

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谷口守 筑波大教授 工博 著

… 著者ホームページです

発行年月日:2018/10/10 , 判 型: A5,  ページ数:128頁

ISBN:978-4-339-05260-2,  定 価:1,944円 (本体1,800円+税)

都市を生き物として見たときにわが国の都市がどのような病理に侵されているかを示し,それをどのように診断し,どう免疫力や再生力を高めて活力を取り戻すかについて,「生き物に教えを乞う」という観点から新たな解決策を模索する。

【目次】

1. バイオミメティクスと本書の構成
引用・参考文献

2. 生活習慣病(成人病)に侵される都市
2.1 メタボリック症候群(肥満)
1. バイオミメティクスと本書の構成
引用・参考文献

2. 生活習慣病(成人病)に侵される都市
2.1 メタボリック症候群(肥満)
2.2 高血圧
2.3 骨粗しょう症
2.4 がん
2.5 細胞老化
2.6 冷え性
2.7 糖尿病
2.8 引きこもり・鬱
2.9 突然死のリスク
引用・参考文献

3. アポトーシスに学ぶまちづくり
3.1 アポトーシスとは
3.2 生活習慣病に効くコンパクトなまちづくり
3.3 フィンガープランで水かきを消せ!
3.4 あまねく救う千手観音
3.5 減築ダイエットで居住環境改善
3.6 循環器官への応用
3.7 都市の輪廻と細胞死の事前セット
3.8 活力を生むためのアポトーシス
3.9 シードバンク:仮死状態のまちを復活
引用・参考文献

4. ネクローシスを避けるまちづくり
4.1 ネクローシスをどう避ける
4.2 「ウサギとカメ」の教え
4.3 「守る」コストを考える
4.4 切れた指は急いで縫合
4.5 無駄も大事,リダンダンシー
4.6 再生できる都市,できない都市
4.7 まちの多様性保全を
4.8 君子は豹変する?
引用・参考文献

5. まちを診断する
5.1 「まち」医者の重要性
5.2 都市カルテ・地区カルテ
5.3 カルテ利用の展開
5.4 都市ドックの必要性
5.5 可視化する
5.6 診断のポイント
5.7 アーバントリアージを問う
引用・参考文献

6. 免疫力・再生力の高め方
6.1 寝たきり都市を防止する
6.2 都市の適応力を見直す
6.3 身の丈にあった暮らし方を
6.4 循環器官が活力を決める
6.5 バランスを考える
6.6 共生関係を構築する
6.7 半透膜を取り入れる
6.8 まちの「格」に立ち返る
6.9 まちにも「性」がある
6.10 白血球はあなた自身
引用・参考文献

7. そして,都市の未来を考える
7.1 フロンティアはどこにある?
7.2 進化へのチャレンジ
7.3 メタモルフォーゼ(蛹化)が実現できるか
7.4 進化的に安定な都市を考える
7.5 ネオテニー(幼形成熟)が示すこと?あなたのまちからつぎの進化が??
引用・参考文献

あとがき
索引

【関連情報】

【レビュー】

読者モニターレビュー 【ふじわらともこ様(色彩、デザインディレクション、芸術教育(こども))】

 私達が暮らす「まち」は、
生き物かもしれない。
そう実感し、新たな視点がみつかる一冊です。

 2018年は、未曽有の災害に見舞われた年でしたが、
力学的視点に重点が置かれた構造物でさえも
自然の猛威にはあっさりと
のみ込まれてしまう現実を
見せつけられました。

災害により
直視せざえるを得なくなった「まち」の生態。

そんな病に侵された「まち」の姿についても
紹介されていたのは興味深く感じました。

 さらに、生き物の進化の観点から
都市(まち)の未来についても
著者は語っています。

 災害の多かった今年、
改めて都市(まち)を生き物の観点から
みつめ直してみることは、
この国に住む私達に与えられた「宿題」
かもしれません。

私達が暮らす「まち」は生き物なのだからー
★~~~~~
 個人的にも文系の私でも読みやすく、本の装丁次第で研究書だけのカテゴリーで販売されるのは、勿体ないのではと感じるほどでした。著者の文章はとても読みやすく通勤途中でもあっという間に読めそうです。

在庫は時期によりまして変動することがございますので、ご了承ください。