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演習で学ぶMATLABによるディープラーニング

演習で学ぶMATLABによるディープラーニング

本著は,演習を通して実践的に学ぶ,MATLABによるディープラーニング入門書である。大学教養数学やプログラミングの経験があると理解しやすいが,その不足分を補う勉学意欲があれば,実践力が育まれるよう工夫して書いている。

発行年月日
2024/03/01
定価
3,520(本体3,200円+税)
ISBN
978-4-339-02942-0
在庫あり

レビュー,書籍紹介・書評掲載情報

読者モニターレビュー【 クラーク 様(業界・専門分野:医療・MRI )】

掲載日:2024/02/26

この度、『演習で学ぶMATLABによるディープラーニング』の読者モニターをさせていただく機会に恵まれました。書籍を手にした初めの印象としては、「MATLABって難しいんじゃないの?もっと厚い本かと思った」でした。ですが、書籍の中に散りばめられた多くのQRコードが初手の印象を見事に覆しました。QRを読み取ることで、活字とPCのオンライントレーニングが見事に線となり理解を促進させています。また、実際に手を動かしながら進められることで、本のページ数の何倍もの奥行きが得られました。さらに、かゆいところに手が届くようにQ&Aが散りばめられており大変助かっています。初心者の状態からのスタートですが、豊富な演習問題も用意されており、反復した理解が得られると思います。多くの人にお勧めの一冊に出会えたことで、この先の活路が見えそうな気が致しました。

読者モニターレビュー【 ナラなら 様(業界・専門分野:組み込み制御 )】

掲載日:2024/02/26

本書は、シナプスやニューロンの生理学的な要素から始まり、これらがどのようにニューラルネットワークの設計に影響を与え、さらにディープラーニング技術の発展に繋がったかを、初学者にも理解しやすいように解説してくれます。
また、ディープラーニングの基本概念から先端技術に至るまでを幅広く扱い、MATLABを用いた具体的な演習を通じて、理論と実践の橋渡しをしてくれます。特に、画像認識と時系列予測に関する演習は、技術の実世界での応用への理解を深めるのに役立ちます。
本書は、ディープラーニングを学び、理解を深めたい研究者や技術者にとって、理論と実践を結ぶ理想的なガイドと言えると思います。

読者モニターレビュー【 中田 康史 様 慶應大学総合政策学部(業界・専門分野:脳波解析 )】

掲載日:2024/02/20

本書は「大学生,大学院生または企業のAI実務担当者が学ぶディープラーニングの実践的入門書」というコンセプトのもとに作られている本であるが,他の入門書と大きく違う点がある.それは約200ページのうちの60ページを割いて基礎的なニューラルネットワーク,ディープラーニングの学問的基礎とMATLAB自体の知識を割いているという点である.これらの情報は自学自習のためにという配慮で書かれているが,この部分だけでもとても助かるという人は多いように思う.演習の内容については本の中で宣言している通り,ある程度のプログラミング的な素養(他のプログラミング経験など)があったほうがわかりやすい.ただ,冒頭はmathworkの教育的資産を使っているのである程度相談もしやすいだろう.経験が多いわけではない人でも解答例などから考えることでより理解が進むと考える.他の書籍と比べて演習形式なので「きちんと理解しているのか」ということをたどりながら考えることができる.まとめると,自分の大学の大体1コマ分の分量があり新たにディープラーニングを実際に自分の手で一気通貫に始めたい人におすすめの書籍である.

MathWorks「MATLAB/Simulink 関連書籍」:演習で学ぶMATLABによるディープラーニング

掲載日:2024/02/19

MathWorks 様にプロモーション用ページを制作いただきました。