基礎土木工学講座 8
土質工学入門 (改訂版)
従来の「土質」を全面的に改訂・改題した新版。土木技術者として必要な土木地質と土質工学に関する基礎的事項がわかりやすく解説されてある。
- 発行年月日
- 1998/04/25
- 判型
- A5
- ページ数
- 256ページ
- ISBN
- 978-4-339-05113-1
- 内容紹介
- 目次
従来の「土質」を全面的に改訂・改題した新版。土木技術者として必要な土木地質と土質工学に関する基礎的事項がわかりやすく解説されてある。
第1章 土木地質
1.1 地かく
1.2 地質現象
1.3 地盤の生成
1.3.1 風化作用
1.3.2 運搬とたい積
1.3.3 地層の形成
1.4 地質構造
1.4.1 しゅう曲
1.4.2 断層
1.5 日本の地質構造
1.6 地質時代
1.6.1 地層の対比
1.6.2 地質時代と区分
1.7 地質調査と地質図
1.7.1 地質調査
1.7.2 地質図
1.8 岩石と鉱物
1.8.1 造岩鉱物
1.8.2 岩石の分類
1.9 土の成因
1.9.1 造岩鉱物の風化
1.9.2 岩石の風化
1.9.3 日本の特殊土
1.10 土木工事と地質
1.10.1 基礎地盤の岩石的性質
1.10.2 基礎地盤の地質構造的性質
練習問題
第2章 土の工学的性質
2.1 土の基本的性質
2.1.1 土の構成
2.1.2 土の構造
2.1.3 土の性質をあらわす指数
2.1.4 土の粒度
2.1.5 土のコンシステンシー
2.1.6 土の締固め
2.1.7 土の工学的分類
2.2 土と水
2.2.1 土中の水分
2.2.2 土の透水性
2.2.3 透水係数の測定
2.2.4 流線網
2.2.5 クイックサンド現象・パイピング
2.2.6 毛管作用
練習問題
第3章 土の圧密
3.1 圧密現象の機構
3.2 圧密試験
3.3 圧密沈下量と圧密時間
3.3.1 圧密沈下量の計算
3.3.2 圧密時間の計算
3.4 圧密降伏応力
3.5 二次圧密
練習問題
第4章 土のせん断強さ
4.1 土中の応力とモールの円
4.1.1 クーロンの法則
4.1.2 土中の応力
4.1.3 モールの円
4.2 土のせん断試験
4.2.1 直接せん断試験
4.2.2 間接せん断試験
4.3 砂・粘土のせん断特性
4.3.1 砂のせん断特性
4.3.2 粘土のせん断特性
練習問題
第5章 土圧
5.1 クーロン土圧
5.1.1 クーロン土圧の考え方
5.1.2 クーロン土圧の求め方
5.2 ランキン土圧
5.2.1 ランキン土圧の考え方
5.2.2 ランキン土圧の求め方
5.3 土圧分布
5.3.1 土圧分布の基本形
5.3.2 壁面の変位と土圧分布
5.4 土圧論の応用
5.4.1 重力式擁壁の安定計算
5.4.2 土止め矢板に作用する土圧
5.4.3 土圧の測定
練習問題
第6章 地盤の力学
6.1 基礎の種類
6.2 荷重と沈下
6.2.1 荷重と沈下関係
6.2.2 接触応力と即時沈下
6.2.3 地盤内の応力分布と圧密沈下
6.2.4 全沈下量と許容沈下量
6.3 地盤の極限支持力と許容支持力
6.3.1 ランキンの支持力公式
6.3.2 テルツァギの支持力公式
6.3.3 許容支持力
6.4 設計に用いる荷重の決め方
6.5 深い基礎の極限支持力
6.5.1 基礎ぐいの種類
6.5.2 単ぐいの支持力
6.5.3 群ぐいの支持力
6.6 載荷試験
練習問題
第7章 斜面の安定
7.1 斜面の破壊
7.2 すべり面を平面とした場合の斜面の安定
7.2.1 斜面を構成している土が粘着力をもたない場合
7.2.2 斜面を構成している土が粘着力をもつ場合
7.3 すべり面を円弧とした場合の斜面の安定
7.3.1 斜面を構成している土が粘着力のみをもつ場合
7.3.2 斜面を構成している土が粘着力と摩擦力をもつ場合
練習問題
第8章 土質調査と土質試験
8.1 土質調査
8.1.1 土質調査の概要
8.1.2 試掘
8.1.3 ボーリング
8.1.4 サウンディング
8.1.5 サンプリング
8.1.6 物理探査
8.2 土質試験
8.2.1 土質試験の概要
8.2.2 土質試験を行う場合の注意
8.2.3 土質試験結果の利用とその規格
第9章 地盤改良工法
9.1 地盤改良工法の概要
9.2 ウエルポイント工法
9.3 サンドドレーン工法
9.4 ペーパードレーン工法
9.5 サンドコンパクションパイル工法
9.6 バイブロフローテーション工法
練習問題の答
索引