構造力学(1) - 静定編 -

新編土木工学講座 9

構造力学(1) - 静定編 -

構造力学の基本的事項を解説することを主眼とし,図面,例題,演習問題等を豊富にとり入れてある。土木の構造力学の新しい部門としてのねじりや光弾性の問題も詳述。

ジャンル
発行年月日
1970/05/30
判型
A5
ページ数
310ページ
ISBN
978-4-339-05078-3
構造力学(1) - 静定編 -
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定価

3,300(本体3,000円+税)

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構造力学の基本的事項を解説することを主眼とし,図面,例題,演習問題等を豊富にとり入れてある。土木の構造力学の新しい部門としてのねじりや光弾性の問題も詳述。

序章
第1章 静力学の基礎
1.1 序
  1.1.1 力の図示法
  1.1.2 張力と圧力
  1.1.3 力の移しかえ
1.2 1点に交わる力
  1.2.1 平面力
  1.2.2 力の合成
  1.2.3 力の三角形
  1.2.4 力の多角形
  1.2.5 力の分解
  1.2.6 1点に交わる多力の分解
  1.2.7 1点に働く力のつりあい
  1.2.8 つりあった3力
  1.2.9 合力の算定,つりあいの条件
1.3 平行力
  1.3.1 回転モーメント
  1.3.2 モーメントの法則
  1.3.3 同じ向きの平行2力の合成(1)
  1.3.4 同じ向きの平行2力の合成(2)
  1.3.5 1力の平行分解
  1.3.6 偶力
  1.3.7 偶力の法則
1.4 一般平面力
  1.4.1 平面力の図式合成
  1.4.2 平面力つりあいの図式的条件
  1.4.3 平面力の合成計算
  1.4.4 つりあいの方程式
第2章 静定ばり
2.1 序
  2.1.1 反力
  2.1.2 支点
  2.1.3 はりの種類
  2.1.4 荷重
2.2 反力
  2.2.1 集中荷重
  2.2.2 分布荷重
  2.2.3 偶力
2.3 断面力
  2.3.1 応力
  2.3.2 断面力
  2.3.3 軸力
  2.3.4 せん断力
  2.3.5 曲げモーメント
2.4 Q-図およびM-図
  2.4.1 単一集中荷重
  2.4.2 多くの集中荷重
  2.4.3 計算表
  2.4.4 等分布荷重
  2.4.5 部分的に働く等分布荷重
  2.4.6 モーメント荷重
  2.4.7 集中荷重と分布荷重
  2.4.8 荷重,せん断力および曲げモーメントの関係
2.5 影響線
  2.5.1 反力影響線
  2.5.2 影響線の応用
  2.5.3 せん断力影響線
  2.5.4 曲げモーメント影響線
2.6 最大せん断力および最大曲げモーメント
  2.6.1 序
  2.6.2 反力多角形
  2.6.3 最大せん断力
  2.6.4 最大Qの判別式
  2.6.5 絶対最大せん断力
  2.6.6 最大曲げモーメント
  2.6.7 絶対最大曲げモーメント
2.7 間接荷重
  2.7.1 序
  2.7.2 固定荷重に対するQ-およびM-図
  2.7.3 影響線
2.8 その他の静定ばり
  2.8.1 片持ばり
  2.8.2 張出ばり
  2.8.3 ゲルバーばり
2.9 はりの応力
  2.9.1 序
  2.9.2 垂直応力
  2.9.3 曲げ応力
  2.9.4 せん断応力
  2.9.5 引張試験
2.10 たわみ
  2.10.1 序
  2.10.2 弾性線の微分方程式
  2.10.3 曲げ剛性
  2.10.4 変形の解法
  2.10.5 Mohrの定理
  2.10.6 弾性荷重法
  2.10.7 集中荷重を受ける単純ばり
  2.10.8 共役ばり
  2.10.9 片持ばり
  2.10.10 変断面のはり
  2.10.11 張出ばりおよびゲルバーばり
第3章 平面図形
3.1 1次モーメント,図心
  3.1.1 序
  3.1.2 1次モーメント
  3.1.3 軸の平行移動
  3.1.4 図心
3.2 2次モーメント
  3.2.1 定義
  3.2.2 軸の平行移動
  3.2.3 2次のモーメントの求め方
3.3 相乗モーメント
  3.3.1 定義
  3.3.2 軸の平行移動
  3.3.3 対称図形の相乗モーメント
  3.3.4 集合図形の相乗モーメント
3.4 主軸
  3.4.1 図心軸の回転
  3.4.2 主軸
  3.4.3 主2次モーメント
  3.4.4 2次極モーメント
  3.4.5 主軸が与えられた図形
3.5 その他
  3.5.1 2次半径
  3.5.2 断面係数
第4章 静定トラス
4.1 序
  4.1.1 骨組とトラス
  4.1.2 1次応力と2次応力
  4.1.3 トラスの安定
  4.1.4 部材の組み方
  4.1.5 トラスの支え方
  4.1.6 トラスの働き
  4.1.7 部材
4.2 トラスの解法
  4.2.1 反力の求め方
  4.2.2 節点法の1
  4.2.3 計算例
  4.2.4 Bowの記号法
  4.2.5 節点法の2(Cremona法)
  4.2.6 断面法(Ritter法)
  4.2.7 節点法と断面法の併用
4.3 部材力の影響線
  4.3.1 平行弦トラス
  4.3.2 副材をもつトラス
  4.3.3 曲弦トラス
4.4 変形の図解法
  4.4.1 部材の伸縮
  4.4.2 図解法原理
  4.4.3 極
  4.4.4 相対変位図
  4.4.5 回転変位図
  4.4.6 真変位図
  4.4.7 たわみ
4.5 長柱
  4.5.1 序
  4.5.2 両端ヒンジの柱
  4.5.3 Eulerの座屈荷重
  4.5.4 細長比
  4.5.5 座屈長さ
  4.5.6 基準耐荷力曲線と設計公式
4.6 偏心圧縮
  4.6.1 序
  4.6.2 く形断面の核
  4.6.3 荷重の作用点と中立軸
  4.6.4 核点の求め方
  4.6.5 核モーメント
  4.6.6 塊体の安定
第5章 構造物の弾性変形
5.1 序
5.2 仕事
5.3 質点と剛体に関する仮想変位の原理
  5.3.1 質点に関する仮想変位の原理
  5.3.2 剛体に関する仮想変位の原理
  5.3.3 応用例
5.4 弾性構造物に関する仮想仕事の原理
  5.4.1 弾性体の仮想仕事の原理
  5.4.2 トラスの仮想仕事の原理
  5.4.3 はりの仮想仕事の原理
5.5 仮想仕事法による構造物の弾性変形の算定
  5.5.1 仮想力の原理
  5.5.2 トラスの変形
  5.5.3 はりの変形
  5.5.4 不静定構造物の解法
5.6 相反作用の定理
  5.6.1 Bettiの法則
  5.6.2 Maxwellの法則とその応用
  5.6.3 Muller-Breslauの原理
5.7 ひずみエネルギー
5.8 Castiglianoの定理
  5.8.1 Castiglianoの第2定理
  5.8.2 最小仕事の定理
  5.8.3 Castiglianoの第1定理
5.9 弾性荷重によるトラスのたわみ
  5.9.1 序
  5.9.2 3変位式
  5.9.3 弾性荷重
  5.9.4 弾性荷重の求め方
  5.9.5 計算例
問題解答
索引

宮原 良夫(ミヤハラ ヨシオ)

高端 宏直(タカハシ ヒロナオ)