機械工学大系 40
管理工学
経営や管理のための手法をソフトとハードについてやさしく説明し,共通の考え方や手法のあることを述べた。工学部・経営学部学生の教科書,産業人・経営者のハンドブックとして最適。
- 発行年月日
- 1977/04/01
- 判型
- A5 上製/箱入り
- ページ数
- 322ページ
- ISBN
- 978-4-339-04192-7
- 内容紹介
- 目次
経営や管理のための手法をソフトとハードについてやさしく説明し,共通の考え方や手法のあることを述べた。工学部・経営学部学生の教科書,産業人・経営者のハンドブックとして最適。
1 総論
1. 管理工学とは
2. 経営と管理
2.1 経営工学
2.2 運籌学
2.3 経営の機能
2.4 企業経営の部門別の管理工学の応用
2.4.1 組織計画
2.4.2 役員の評価
2.4.3 役員報酬
2.4.4 役員人事
2.4.5 電算機の応用
2.4.6 電流管理
2.4.7 販売管理
2.4.8 エネルギ管理
2.4.9 国際的業務
2.4.10 新製品開発計画
2.4.11 合併や吸収
2.4.12 銀行サービス
2.4.13 教育管理
2.4.14 中国の大学教育
3. 管理の分類
3.1 人事管理
3.2 事務管理
3.3 安全管理
3.4 作業管理
3.5 現場管理
3.6 労働力管理
3.7 熱管理
3.8 品質管理
3.9 設備管理
3.10 資材管理
3.11 在庫管理
3.12 資金管理
3.13 予算管理
3.14 原価管理
3.15 財務管理
3.16 利益管理
3.16.1 管理会計
3.17 環境管理
3.18 生産管理
3.19 経営管理
3.20 プロジェクト管理
3.21 研究管理
3.22 設計管理
3.23 技術管理
3.24 システム管理
3.25 業務管理
3.26 管理組織形態の比較
4. 管理の手順
5. 管理のメカニズム
5.1 判断と制御作用
6. 管理のよしあし
6.1 悪い環境
6.2 良い管理
6.3 標準化
7. 管理工学の発展と批判
7.1 管理工学の目標
7.2 管理工学とシステム科学
7.3 人間研究の重要性
7.4 管理工学批判
7.5 社会主義国の管理工学
7.6 紅か専か
8. 管理工学の周辺
8.1 計測法
8.2 計測管理
8.3 計測管理組織
8.4 サンプリング調査法
8.5 プロセス分析
8.6 工程分析
8.7 システム科学
8.8 システム工学
8.9 オペレーションズ・リサーチ
8.10 経営科学
8.11 統計理論
8.12 情報理論
8.13 信頼性工学
8.14 自動制御論
8.15 インダストリアル・エンジニアリング
8.16 産業心理学
8.17 管理工学における数学の応用
9. 人間管理と管理工学
9.1 自己管理
9.2 集団管理
9.3 三結合
9.4 QCサークル
10. 管理工学の教育と研究
10.1 日本の大学
10.2 カリキュラム
10.3 欧米の大学
10.4 その他の教育管理
10.5 管理工学の学び方
10.6 T字型人物
10.7 一専多能
10.8 管理技術と固有技術
2 管理手法
11. 統計と確率
11.1 平均と分散
11.1.1 重み平均
11.1.2 部分の平均と全体の平均
11.1.3 分散、標準偏差
11.1.4 分散の計算式
11.2 部分集団の特性値と全体集団の特性値
11.3 統計計算の例
11.4 分散の合成
11.5 確率変数の積の分散
11.6 相関係数
11.6.1 相関係数の計算法
11.7 正規分布
11.8 ポアソン分布
12. 統計的方法
12.1 特性要因図
12.2 パレート分析
12.3 多変量解析
12.4 最小二乗法
12.5 主成分分析法
13. 標本調査法
13.1 標本調査
13.2 正規母集団からの任意抽出
13.3 単純任意抽出の例
13.4 層別任意抽出法
13.5 ワーク・サンプリング
14. 統計的仮設検定
14.1 統計的仮設検定の論理
14.2 統計的仮設検定における過程
14.3 検出力曲線
15. 実験計画法
15.1 一元配置実験
15.2 実験計画法一般
16. 診断と評価
16.1 多種製品の生産性の測定
16.2 指数
16.3 管理指標
16.4 人の評価
16.5 評価と選択
16.6 生産量計画
17. 投入・産出分析
17.1 投入・産出分析の例題
17.2 国民経済計画
17.3 産業連関分析
18. 決定理論
18.1 状況の分類と決定方法
18.2 決定基準
18.2.1 期待値最大の原理
18.2.2 マクシミン原理
18.2.3 マクシマックス原理
18.2.4 悲観・楽観指標
18.2.5 ミニマックス・リグレットの規準
18.3 ゲーム理論
18.4 ゼロ和2人ゲーム
18.5 ゲームの色々な状況
18.6 PDPC
18.7 積最大・和最小の決定
18.7.1 積最大の決定
18.7.2 和最小の決定
18.8 決定と決断
18.9 機械化
18.10 最適生産量
18.11 天然資源の有効利用
18.12 確率モデルの例
19. 最適化法
19.1 目的関数
19.2 最適管理
19.3 線形計画
19.3.1 最適生産計画
19.4 動的計画法
19.4.1 クリティカル・パスの決定
19.5 関数の最大問題
19.5.1 条件付き極値問題の例
19.6 汎関数の最大値
19.7 人事管理の例
19.7.1 生産力
19.7.2 平均生産力
19.7.3 費用
19.7.4 生産費用の比較
19.7.5 作業管理の例
19.7.6 適性持台数の検討
20. コンピュータの利用
20.1 電子計算機の発達
20.2 化学工業とケモグラム
20.3 製品設計の自動システム
20.4 高層建築の自動計画
20.5 シミュレーション
20.6 シミュレーションの手順
20.7 シミュレーションの吟味
20.8 シミュレーションによる設備計画検討の一例
20.9 経営問題の解決
20.10 MIS
3 管理持論
21. 情報理論
21.1 情報
21.2 情報量
21.3 情報場のエントロピ
21.4 符号化・複号化
21.5 情報源とその統計的性質
21.6 情報検索
21.
7 企業内情報の例
21.8 情報システム
21.9 報告制度
21.10 MISの例
22. PERT
22.1 矢線図
22.2 結合行列
22.3 作業時間の見積り
22.4 ネットワーク・パス及びクリティカル・パス
22.5 計画の改良
22.6 等籌方法
22.7 PERTの省力化
22.8 建築工事の日程計画
22.9 PERTの応用
23. 自動制御
23.1 自動制御
23.2 調速機
23.3 線形フィルタ
23.4 正常応答
23.5 伝達関数
23.6 在庫管理
23.7 自励振動
23.8 経済機構のモデル
23.9 サイバネティックス
23.10 オートメーション
23.11 自動操舵装置
23.12 プロセス制御
23.13 プロセス自動調節
23.14 適応性制御
23.15 管理工学での適応性制御
24. 信頼性工学
24.1 信頼性
24.2 信頼性の定義
24.3 故障の特性要因図
24.4 稼働率
24.5 保全と保全度
24.6 予防保全
24.7 保全の効果
24.8 故障と対策
24.9 アポロ13号の故障
24.10 安全管理システム
24.11 安全管理
24.12 信頼性の設計
25. 設備管理
25.1 設備の更新
25.2 取替政策
25.3 LCC
26. 品質管理
26.1 品質管理
26.2 品質管理の定義
26.3 品質管理の特徴
26.4 品質管理の方法
26.5 品質管理実施上の注意
26.6 品質管理の効果
26.7 管理図
27. システム工学
27.1 システム工学の過程
27.2 システムの管理
27.3 システム工学の成果
27.4 システム分析の例
28. オペレーションズ・リサーチ
28.1 ORによる問題解決
28.2 OR手法
28.3 OR手法の応用
29. 在庫管理
29.1 需要が確定的の場合
29.2 発注から納入までの遅れのある在庫管理
29.3 需要が確定的な変動をする場合
29.4 最適ロット・サイズの問題
29.5 一定期間Tの在庫モデル
29.6 確率的静態在庫モデル
29.7 需要予測と在庫管理
30. 予測
30.1 法則による予測
30.2 確率的予測
30.3 近代的予測理論
30.4 情報分析による予知
30.5 中国の地震予知
参考書例題
あとがき
人名索引
索引