目で見る画像圧縮 - VHSビデオテープ付き・17分 -
これから画像圧縮技術を学ぼうとする読者や,実際にその開発に携わっている技術者を対象に,基礎から応用までをわかりやすく説明。特に,符号化処理の結果を豊富な写真と付属のビデオで説明し,「見てわかる」技術書となっている。
- ジャンル
- 発行年月日
- 1998/07/30
- 判型
- A5 箱入り
- ページ数
- 130ページ
- ISBN
- 978-4-339-00691-9
- 映像情報メディア学会 丹羽高柳賞著述賞を受賞いたしました。
- 内容紹介
- 目次
これから画像圧縮技術を学ぼうとする読者や,実際にその開発に携わっている技術者を対象に,基礎から応用までをわかりやすく説明。特に,符号化処理の結果を豊富な写真と付属のビデオで説明し,「見てわかる」技術書となっている。
1 映像信号の基礎
1.1 カラーテレビ信号の構造
1.2 コンポジット信号とコンポーネント信号
1.3 信号の標本化
2 符号化の基本
2.1 基本構成
2.2 符号化技術の分類
2.2.1 コンポーネント符号化とコンポジット符号化
2.2.2 予測符号化と直交変換符号化
2.2.3 動き補償技術
2.2.4 適応予測アルゴリズム
2.2.5 外挿内挿(両方向)符号化
2.3 視覚特性と量子化技術
2.3.1 時間領域上での視覚特性
2.3.2 周波数領域上での視覚特性
2.4 符号化の全体の流れ
3 符号化によるひずみ
3.1 概要
3.2 標本化と量子化によるひずみ
3.2.1 標本化によるひずみ
3.2.2 量子化によるひずみ
3.3 不可逆符号化によるひずみ
3.3.1 時間解像度、空間解像度、階調解像度のトレードオフ
3.3.2 予測符号化
3.3.3 変換符号化
3.3.4 ベクトル量子化
3.4 符号化制御
3.5 伝送誤り
3.6 送受ミスマッチ
4 MPEG-2
4.1 概要
4.2 高度な動き補償技術
4.2.1 フレーム構造での動き補償
4.2.2 フィールド構造での動き補償
4.3 スケーラビリティ(可変性)
4.3.1 空間スケーラビリティ
4.3.2 SNRスケーラビリティ
4.3.3 データパーティショニング
4.3.4 時間スケーラビリティ
4.4 プロファイルとレベル
5 KDD開発の符号化システム
5.1 これまでの開発の歴史
5.2 多重通信符号化システム“MUCCS 45”
5.3 第2世代多重通信符号化システム“MUCCS II”
5.4 EDTV-II用符号化システム“MUCCS EDTV”
5.5 HDTV 符号化システム“HDCー45”
5.6 ビデオ・オーディオ蓄積伝送端末“VASTーp”
5.6.1 帯域制限による符号化制御の基本原理
5.6.2 プリフィルタ制御方式
5.6.3 可変レート符号化制御の特徴
5.6.4 可変符号化レート制御方式
5.7 マルチチャンネル映像伝送システムMARCH
6 その他の符号化方式
6.1 ITU 勧告
6.2 ハードウェアが開発されたシステム
6.3 新しい符号化方式
6.3.1 サブバンド符号化とウェーブレット変換
6.3.2 フラクタルを応用した符号化
7 むすび
参考文献
索引