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書籍詳細

音響サイエンスシリーズ 17)

  聞くと話すの脳科学

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廣谷定男 日本電信電話(株) 博士(工学) 編著

筧一彦 中京大人工知能高等研究所 博士(工学) 著

辰巳格 LD・Dyslexiaセンター理事 医博 著

皆川泰代 慶大教授 博士(医学) 著

持田岳美 日本電信電話(株) 博士(システム情報科学) 著

渡辺眞澄 県立広島大准教授 博士(学術) 著

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発行年月日:2017/11/06 , 判 型: A5,  ページ数:256頁

ISBN:978-4-339-01337-5,  定 価:3,780円 (本体3,500円+税)

音声コミュニケーションでは「話す」と「聞く」を一連の過程として考えることが必要となる。また,脳は「話す」と「聞く」の両方に中心的役割を持つ。これらを踏まえ,脳科学の観点から音声コミュニケーションの仕組みを紹介した。

【目次】

1. 音声生成と知覚の仕組み
1.1 音声生成と知覚研究の流れ
1.2 音声生成機構
 1.2.1 音声器官
 1.2.2 音声の生成過程
1. 音声生成と知覚の仕組み
1.1 音声生成と知覚研究の流れ
1.2 音声生成機構
 1.2.1 音声器官
 1.2.2 音声の生成過程
 1.2.3 音声生成の神経基盤
1.3 聴覚の機構
 1.3.1 聴覚器官の構造
 1.3.2 機械的振動から神経信号への変換
 1.3.3 音声知覚の神経基盤
 1.3.4 総合的な聴覚特性(心理物理的特性)
1.4 音声コミュニケーション
1.5 音声生成・知覚の特性とそのモデル化
 1.5.1 音声生成の特性
 1.5.2 音声生成のモデル
 1.5.3 音声知覚の特性とそのモデル
 1.5.4 音声コミュニケーションとしての課題
引用・参考文献

2. 発語から音声知覚へ
2.1 運動理論の展開
 2.1.1 音声処理の特殊性と処理の枠組み
 2.1.2 運動理論の変遷
 2.1.3 生理的知見と運動理論の見直しへの展開
2.2 発語から音声知覚における諸現象と運動理論
 2.2.1 音声知覚における処理
 2.2.2 カテゴリー知覚
 2.2.3 部分情報しか持たない音声
 2.2.4 二重知覚
 2.2.5 マガーク効果
2.3 音声知覚とミラーニューロン
 2.3.1 脳機能計測による検証
 2.3.2 音声知覚の二重経路モデル
 2.3.3 新しいアプローチによる検証
 2.3.4 脳機能計測における今後の課題
引用・参考文献

3. 音声生成における聴覚フィードバック
3.1 運動制御の観点から見た音声生成
3.2 聴覚フィードバック摂動環境での発話運動
 3.2.1 フォルマント周波数摂動
 3.2.2 基本周波数摂動
 3.2.3 タイミング摂動
 3.2.4 周波数摂動とタイミング摂動の併用
 3.2.5 最近の新しいアプローチ
3.3 体性感覚フィードバック摂動環境での発話運動
3.4 聴覚フィードバックに関与する脳内メカニズム
 3.4.1 フィードバック摂動時の脳機能計測
 3.4.2 発話脳機能モデル
 3.4.3 発話障がい者に対する変形聴覚フィードバック実験
引用・参考文献

4. 乳幼児の発達における音声知覚生成相互作用
4.1 乳幼児の音声言語脳機能研究
4.2 音声言語知覚の発達
 4.2.1 分節音(音韻)
 4.2.2 分節音:音韻知覚の脳反応と後の言語発話能力
 4.2.3 超文節音:語彙的アクセント
 4.2.4 超文節音:センテンスの韻律
 4.2.5 声の認識と感情プロソディ
 4.2.6 文節音・超文節音の獲得と左右大脳半球の側性科
 4.2.7 単語の切り出し
 4.2.8 音素配列規則
 4.2.9 語彙獲得
 4.2.10 規則の抽出・学習と文法
4.3 母子愛着,対乳児音声と音声獲得
 4.3.1 母子愛着が音声獲得の脳内機構に与える影響
 4.3.2 対乳児音声が音声獲得の脳内機構に与える影響
4.4 音声の知覚生成相互作用と多感覚統合
 4.4.1 知覚的狭小化とシナプスの刈り込み
 4.4.2 マガーク効果
 4.4.3 発話者の顔の注視特徴と音声獲得
 4.4.4 音声口形マッチング
 4.4.5 連続音声知覚と視聴覚情報
 4.4.6 感覚運動情報としての視聴覚知覚
4.5 まとめと展望
引用・参考文献

5. 脳における音声の知覚と生成―言語の加齢変化と失語症―
5.1 加齢と脳損傷が脳内での音声言語情報処理に与える影響
5.2 老人性難聴と音声知覚
 5.2.1 老人性難聴の出現率
 5.2.2 加齢による聴力低下の速さ
 5.2.3 残響の影響
 5.2.4 雑音の影響
 5.2.5 補聴器
 5.2.6 発話への影響
5.3 脳における音声言語情報の流れ
 5.3.1 古典論
 5.3.2 失語症のおもな言語症状
 5.3.3 現代版の音声言語処理ルート―腹側路の登場
5.4 失語症状のシミュレーション
 5.4.1 単語の復唱,理解,発話のコネクショニストモデル
 5.4.2 ネットワークを損傷させる―失語症状のシミュレーション
5.5 まとめと課題
引用・参考文献

6. 音声脳科学研究の課題と今後の展望
6.1 「聞くと話す」の相互作用の時間発展
6.2 外国語音声学習
 6.2.1 外国語音声学習と「聞くと話す」の相互作用
 6.2.2 発話リズム
6.3 コンピュータの「聞くと話す」
6.4 おわりに
引用・参考文献

索引

在庫は時期によりまして変動することがございますので、ご了承ください。