科学技術と共に歩む

新コロナシリーズ 18

もの作り不思議百科 - 注射針からアルミ箔まで -

• JSTP 編

日常なにげなく使っている多くの金属加工製品は，一体どのようにして作られているのだろうか。注射針，ファスナー，缶ビール，時計バンド，釣り針，ホッチキスの針などを紹介しながら，金属加工のやさしい入門書となっている。

新コロナシリーズ 17

切手で見る輸血と献血

• 河瀬 正晴 姫路赤十字血液センター 著

輸血と献血という重要な問題を，血液とは何か，血液型，輸血と献血，輸血による弊害など，血液事業について著者の永年の経験からまとめたもの。さらに，血液に関する世界の郵便切手を豊富に紹介して血液事業の歴史も紹介した。

新コロナシリーズ 16

やわらかな機械

• 木下 源一郎 中大教授 著

「メカトロニクス」とは何かをやさしく解説しながら，「柔軟性」，「知能性」，「融合性」など「やわらかな機械」システムの代表といえる「ロボット」の発展とさまざまな技術要素を，将来の夢と共に興味深く紹介した。

新コロナシリーズ 15

安全の目盛

• 平野 敏右 東大教授 編

近年，技術の巨大化・複雑化，科学製品の増大に伴い，安全管理の徹底が要望されている。本書は，安全基準の定量的な把握のための「目盛」について，各分野の第一線がやさしく著述したもの。

プロジェクトサイエンスシリーズ 10

v・a・タイム （生徒向け）- 速度と加速度を考える -

• 富沢 ちよこ 晃華学園中・高校講師 著

人間，自動車，電車，ジェット旅客機，リニアモーターカー，人工衛星，ロケット，地球の公転などから，しゃべる速度とは，書く速度とは，食べる速度とはなど，速度，加速度および時間について，多くのイラストで面白く解説した。

新コロナシリーズ 14

膜とは何か - いろいろな膜のはたらき -

• 大矢 晴彦 横浜国大教授 著

シャボン玉や飛行船，からだの膜あるいは温度計などのセンサ，磁気テープ，包装紙など身近な膜から高度の技術を要する電気・電子工業などの幅広い分野で役立つさまざまな膜について，原理と特性を豊富な具体例で興味深く記述した。

新コロナシリーズ 13

電波で巡る国ぐに

• 久保田 博南 コントロンインスツルメント（株） 著

1台のラジオで世界の放送を聴き，見知らぬ国の放送局を発見する，受信した放送局へ報告する，電波が届かないはずの放送局から受信する楽しみ，日本の放送局より早くニュースを知るよろこびなどを，著者の豊富な経験から解説。

新コロナシリーズ 12

計測の進歩とハイテク

• 高田 誠二 北大名誉教授 著

科学技術のベースである「計測」の歴史は長く，その進歩の跡を内外の貴重な史料の探索と精細な調査でたどりながら，現代のハイテクノロジーの中での計測の意識を明らかにした教養書。

プロジェクトサイエンスシリーズ 9

ホット・ホッター&ホットネス （生徒向け）- 温度と熱を考える -

• 富沢 ちよこ 晃華学園中・高校講師 著

あつい，冷たいとはなにか，熱はどのように広がるのか，温度の変化をどのように利用しているのかなど，温度と熱について身の回りの例を取り上げ，親しみやすく解説した。

新コロナシリーズ 11

エントロピーの科学

• 細野 敏夫 日大名誉教授 著

エントロピーブームの火付け役だった著者が今またその延長線上にある地球環境問題の台頭を機にエントロピーの本質と政治・経済・社会とのかかわり合いを特に文系の読者を対象に平易に記述。

新コロナシリーズ 10

切手で見るテレコミュニケーション史

• 山田 康二 大越電建（株） 著

のろしによる通信から衛星通信，光通信に至るまでを，世界各国から発行された数多くの通信にかかわる切手で紹介。口絵と全ページに掲げた切手で楽しく通信の歴史・技術が理解できる。

エコ・テクノロジーの展開 - 地球規模の文明感覚 -

• 合田 周平 電通大教授 著

「エコロジー（生態学）」と「テクノロジー」の共生を目ざす“エコ・テクノロジー”の基本的な考え方を述べながら，21世紀に向けての科学技術，特に情報とエネルギーのあり方を探る啓蒙書。

新コロナシリーズ 9

雷の科学

• 饗庭 貢 金沢工大教授 著

電気現象としての雷の実態をわかりやすく解説すると共に，雷から身を守る法，雷の探知システム，さらには雷にまつわるさまざまな事例を図や写真を豊富にとり入れ興味深く記述した。

新コロナシリーズ 8

コンピュータ犯罪のからくり

• 菅野 文友 東京理科大教授 著

コンピュータを中核とする高度情報社会が進展する一方で，さまざまなトラブルや犯罪も必然的に増加している。それらを防止するセキュリティ技術の仕組みと身近な犯罪の実態を平易に記述した。

新コロナシリーズ 7

コロナ現象

• 室岡 義広 防衛大教授 著

社会生活に深くかかわっているコロナ放電に関する事象について，さまざまな立場から興味深く解説した。

新コロナシリーズ 6

おもしろセンサ

• 國岡 昭夫 青山学院大教授 著

コンピュータの発達により情報の取入れ口であるセンサの需要は急激に増大している。その歴史から生物内センサ，工学・バイオ・医療・家庭・ロボット用など，幅広い分野のセンサを興味深く記述した。

新コロナシリーズ 5

自然の中の電気と磁気

• 高木 相 東北大教授 著

150億年前の大爆発（ビッグバン）による宇宙や地球の誕生から現在，未来の姿を，我々の生活に密着した電気と磁気の話を中心に，科学者の研究と歴史をたどりながらやさしく解説した。

新コロナシリーズ 4

ケーブルの中の雷

• 速水 敏幸 住友電気工業（株） 著

現代生活に欠かせない電力を供給する送・配電線などのケーブルは常に絶縁破壊などの外敵と戦っている。外敵である雷の実体などを平易に説明しながら高性能化するケーブル材料全般を概観した。

新コロナシリーズ 3

音戯話

• 山下 充康 小林理学研究所所長 著

情報を伝える音，音楽のように安らぎを与える音，騒音，危険を知らせる信号音などさまざまな音の物理的な諸特性を，音響学で使われるむずかしい数式をさけて，身近な例で親しみやすく解説した。

新コロナシリーズ 2

ギャンブルの数学

• 木下 栄蔵 神戸市立高専助教授 著

仕事や遊び，趣味など，いろいろな現象に数学の定理をあてはめてみると，おぼろげだったものが明瞭に見えてくる。広い意味でのギャンブルに使われる数学を身近な例でわかりやすく説明した。