ファジィシステム

ファジィシステム

本書は理論編と応用編から成り,理論編ではファジィ集合,ファジィ測度,ファジィ推論を取り上げ,応用編ではファジィ制御,パターン認識,ロボット,エキスパートシステム,ファジィ推論チップなどをわかりやすく解説した。

ジャンル
発行年月日
1990/10/31
判型
A5
ページ数
260ページ
ISBN
978-4-339-08343-9
ファジィシステム
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定価

3,080(本体2,800円+税)

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本書は理論編と応用編から成り,理論編ではファジィ集合,ファジィ測度,ファジィ推論を取り上げ,応用編ではファジィ制御,パターン認識,ロボット,エキスパートシステム,ファジィ推論チップなどをわかりやすく解説した。

1. 理論編
第1章 ファジィとあいまい工学
 1.1 研究の沿革
 1.2 研究の現状
 1.3 今後の展望
第2章 ファジィ集合論
 2.1 はじめに
 2.2 通常の集合とファジィ集合
 2.3 ファジィ集合の演算と性質
 2.4 ファジィ関係とその演算
 2.5 ファジィ集合の分解と表現
 2.6 ファジィ数とその演算
 2.7 結びに代えて
第3章 ファジィ測度論
 3.1 はじめに
 3.2 ファジィ測度
 3.3 可能性概念について
 3.4 ファジィ積分
 3.5 ファジィエントロピー
第4章 ファジィ推論
 4.1 はじめに
 4.2 ファジィ命題と傾向命題
 4.3 修飾規則と限定規則
 4.4 ファジィ推論ー直線法ー
 4.5 ファジィ推論ー間接法ー
 4.6 信頼関係による推論
 4.7 おわりに
2. 応用編
第5章 ファジィ制御
 5.1 ファジィ制御の概要
  5.1.1 ファジィ制御の歴史と実現化状況
  5.1.2 従来制御方式ファジィ制御方式
 5.2 状態評価ファジィ制御方式
  5.2.1 制御方式の概要とその特徴
  5.2.2 設計方法
  5.2.3 推論方法とその特徴
  5.2.4 適用分野と期待効果
 5.3 予見ファジィ制御方式
  5.3.1 制御方式の概要とその特徴
  5.3.2 設計方法
  5.3.3 推論方法とその特徴
  5.3.4 適用分野と期待効果
 5.4 水処理プロセスへの応用
  5.4.1 プロセスの概要
  5.4.2 ファジィ制御適用の目的
  5.4.3 制御システムの概要と適用手順
  5.4.4 適用効果
 5.5 列車自動運転への応用
  5.5.1 列車運転と自動化状況
  5.5.2 ファジィ制御適用の目的
  5.5.3 制御システムの概要と適用手順
  5.5.4 適用効果
第6章 パターン認識
 6.1 音声認識
  6.1.1 まえがき
  6.1.2 ファジィ・パターン・マッチングによる音声認識装置
  6.1.3 その他のファジィ音声認識方式
  6.1.4 あとがき
 6.2 画像認識
  6.2.1 画像認識とクラスタリング
  6.2.2 分割最適型ファジィクラスタリングアルゴリズム
  6.2.3 航空画像認識
第7章 ファジィ経営科学方法論
 7.1 まえがき
 7.2 経営・管理の現状とファジィ理論への期待
 7.3 経営科学用ファジィ方法論の概説とその応用の動向
  7.3.1 ファジィ方法論概説
  7.3.2 応用の動向
 7.4 ファジィ数量化理論
 7.5 ファジィ数理計画法
 7.6 むすび
第8章 ファジィ・データベース
 8.1 はじめに
 8.2 通常のデータベース
 8.3 ファジィ・データベース
  8.3.1 あいまいな質問
  8.3.2 データ・モデルの拡張
 8.4 おわりに
第9章 ファジィ文献検索
 9.1 ファジィ検索法
 9.2 引用関係を用いる検索法
 9.3 引用度の定義とファジィ検索
  9.3.1 引用度とファジィ・グラフ
  9.3.2 1段の引用度
  9.3.3 直列の引用度と並列の引用度
  9.3.4 多段の引用度
  9.3.5 総合的な引用度
 9.4 ファジィ・グラフの理論検討
  9.4.1 関係行列と引用度
  9.4.2 推移包と総合的な引用度
 9.5 試作システム
第10章 ロボット
 10.1 ファジィ実時間目標認識
 10.2 ファジィ制御による移動物体の把握と設置
 10.3 運用実験結果
第11章 ファジィ・エキスパート・システム 
 11.1 はじめに
 11.2 エキスパート・システムとその構築支援ツール
 11.3 ファジィ推論
 11.4 ファジィ・エキスパート・システム構築支援ツール
 11.5 ファジィ・エキスパート・システム
 11.6 おわりに
第12章 ファジィ推論用VLSI
 12.1 はじめに
 12.2 VLSI化実例1ーAT&Tベル研究所
  12.2.1 ルール・メモリ
  12.2.2 推論実行部
  12.2.3 チップの詳細
 12.3 VLSI化実例2ーノース・カロライナ大学
  12.3.1 ルール・メモリ
  12.3.2 ファジィ化機構
  12.3.3 ルール形式と推論実行部
  12.3.4 非ファジィ化機構
  12.3.5 RAM/Data Pathの几長構造(Redundancy)
  12.3.6 チップの詳細
 12.4 おわりに
参考文献
索引

廣田 薫(ヒロタ カオル)