メディカルイメージングシステム

医用工学シリーズ 3

メディカルイメージングシステム

医用画像工学のハードウェア編。生体をイメージするしくみ,医用TV技術,各種の装置,どんな像が得られるか,画像処理,これからのイメージングなどを多くの写真,図により平易に解説。

ジャンル
発行年月日
1986/05/20
判型
A5 上製
ページ数
248ページ
ISBN
978-4-339-07022-4
メディカルイメージングシステム
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定価

3,520(本体3,200円+税)

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医用画像工学のハードウェア編。生体をイメージするしくみ,医用TV技術,各種の装置,どんな像が得られるか,画像処理,これからのイメージングなどを多くの写真,図により平易に解説。

1. 緒論
2. 生体をイメージするしくみ
2.1 ルーツをさぐる,イメージするとは
2.2 各種の線質の利用
  2.2.1 カラーTV化
  2.2.2 X線の利用
  2.2.3 超音波の利用
  2.2.4 RIの利用
  2.2.5 磁気利用
2.3 イメージングの形式
  2.3.1 白黒TV
  2.3.2 カラーTV
  2.3.3 反射像,透過像
  2.3.4 トランスバース,サジタル,コロナル像
  2.3.5 立体
2.4 視覚の特性とのかかわり
2.5 画像処理
2.6 パターン認識の応用
文献
3. 医用TV技術
3.1 視覚と画質
  3.1.1 視覚と画質
  3.1.2 TV画像の最適観視条件
  3.1.3 TV像観察の視覚心理学的問題
3.2 TV 技術の基礎
  3.2.1 TV画像
  3.2.2 TV撮像管
  3.2.3 CRT
  3.2.4 TV撮像回路
  3.2.5 TV受像回路
  3.2.6 カラーTVの諸方式
  3.2.7 TV用レンズ系
  3.2.8 三次元TV
3.3 医用TVに使われるおもな技術
  3.3.1 画像データの計算機入力方式
  3.3.2 ディジタルシェージング補正
文献
4. 各種の装置
4.1 X線TV
  4.1.1 X線TVの方式
  4.1.2 X線TVシステムの構成
  4.1.3 X線TVの総合レスポンス
  4.1.4 X線TVの画質解析
4.2 医用カラーTV
  4.2.1 内視鏡TVシステムの構成
  4.2.2 内視鏡TVにおけるシステム総合解像度
  4.2.3 内視鏡TVにおけるカラーフィルタの分光透過率
  4.2.4 外科用カラーTV
4.3 γカメラ,エミッションCT
  4.3.1 検出器
  4.3.2 検出器支持部
  4.3.3 制御部およびオペレータコンソール
  4.3.4 マルチイメージャ
4.4 超音波
4.5 ディジタルフルオログラフィ(DF)
  4.5.1 システム構成
  4.5.2 臨床応用
4.6 X線CT
  4.6.1 開発の経緯
  4.6.2 画像構成の原理
  4.6.3 CTスキャナの検出器
  4.6.4 臨床的応用
4.7 NMR-CT
  4.7.1 NMRの現象と物理的情報の抽出
  4.7.2 NMR映像法
  4.7.3 NMRイメージングシステムの構成
  4.7.4 画像の種類
4.8 DSR(Dynamic Spatial Reconstructor)
  4.8.1 開発の背景
  4.8.2 方法
  4.8.3 臨床
4.9 サーモグラフィ
  4.9.1 人体の赤外線放射
  4.9.2 赤外線放射温度計
  4.9.3 サーモカメラ
  4.9.4 サーモグラフ計測の基本点
4.10 シネトモグラフィ
文献
5. どんな像が得られるか
5.1 本章の主旨
5.2 X線撮影
5.3 X線TV
5.4 細胞診
5.5 γカメラ,ECT
5.6 超音波
5.7 ディジタルフルオログラフィ
5.8 X線CT
5.9 NMR-CT
文献
6. 画像処理
6.1 画像処理工学の発展
6.2 画像処理の方式
  6.2.1 画像の変換
  6.2.2 画像の強調と復元
  6.2.3 画像の特徴抽出
  6.2.4 パターン認識の応用
6.3 ビデオ技術を用いた画像処理
6.4 電子計算機による画像処理
6.5 画像処理の事例
  6.5.1 X線TVにおける事例
  6.5.2 サブトラクションによる画像の特徴抽出
  6.5.3 超音波における事例
  6.5.4 細胞像識別システム
文献
7. これからのイメージング
7.1 マイクロ波CT
  7.1.1 概要
  7.1.2 走査方式
  7.1.3 スキャナの設計
7.2 トランスイルミネーションイメージ
7.3 体内温度CT
  7.3.1 実験方法
  7.3.2 実験結果
7.4 超音波顕微鏡
7.5 CCD(Charge Coupled Device)を使用したTV内視鏡
  7.5.1 システムの概要
  7.5.2 CCDの現状
7.6 超音波CT
7.7 超音波内視鏡
7.8 ドプラー法による血流イメージ
7.9 Cモード超音波イメージ
文献
8. 複合システム
8.1 Picture Archiving and Communication Systems(PACS)
  8.1.1 システム構成と分析
  8.1.2 システムのモデルの種類
8.2 教育TVシステム
  8.2.1 教育システムの概要
  8.2.2 大学教育におけるTVの応用
8.3 病院内におけるTVネットワーク
文献
9. 画像フォーマットの標準化
9.1 はじめに
  9.1.1 医用画像標準フォーマットの特徴
  9.1.2 医用画像標準フォーマットの説明
9.2 医用画像標準フォーマットの応用
文献
10. 医用画像システムの将来動向
10.1 保健および医療のニーズ
10.2 いま活用されているME
  10.2.1 X線CT
  10.2.2 超音波
  10.2.3 DR
  10.2.4 NMR-CT
10.3 これから何があるか
  10.3.1 形態診断から機能診断へ
  10.3.2 診断から治療へ
  10.3.3 ユーザでのハードの飽和とシステムへの関心
  10.3.4 新しい医療
10.4 これからのユーザは何を求めているか
文献
資料 ビデオ機器
1. カラーカメラ
1.1 3管式カラーカメラ
1.2 4管式カラーカメラ(分離輝度方式)
1.3 2管式カラーカメラ
1.4 1管式カラーカメラ
1.5 周波数分離形カラーカメラ
2. カラー受像機
2.1 シャドウマスク形受像機
2.2 クロマトロン形受像機,その他の受像機
3. VTR
3.1 映像信号の磁気記録
3.2 映像信号の記録方式
3.3 映像信号の変調方式
3.4 サーボ系
3.5 静止画像の再生
3.6 スローモーション画像の再生
3.7 カラーVTR
3.8 順次方式カラーVTR
4. ディスプレイ装置
4.1 小形受像管の画像をシュミットレンズで拡大投写する方式
4.2 ライトバルブプロジェクタ
4.3 アイドホール
4.4 EL-X-Yマトリックスディスプレイ
4.5 レーザディスプレイ
5. ビデオファイル
5.1 書類像の製作過程
5.2 書類像の保存方法
5.3 テープフォーマットおよび画像サイズ
5.4 ファイリングセクション
5.5 テープセクション
5.6 バッファセクション
5.7 ディスプレイセクション
5.8 プリンタセクション
5.9 システムコントロールセクション
索引

的崎 健(マトザキ タケシ)