Wordによる論文・技術文書・レポート作成術 - Word2013/2010/2007対応 -

Wordによる論文・技術文書・レポート作成術 - Word2013/2010/2007対応 -

論文・技術文書等をわかりやすく,しかも美しく仕上げるためのプロセス上で,必要なWordの機能と操作を解説した。

ジャンル
発行年月日
2014/09/30
判型
A5
ページ数
138ページ
ISBN
978-4-339-07796-4
Wordによる論文・技術文書・レポート作成術 - Word2013/2010/2007対応 -
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1,980(本体1,800円+税)

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Wordを使うと,あらゆるタイプの文書を簡単に作成できる。本書では,単に辞書的にWordの機能を説明するのではなく,論文・技術文書等をわかりやすく,しかも美しく仕上げるためのプロセス上で,必要なWordの機能と操作を解説した。

1. 本書について
1.1 本書の特色と構成
1.1.1 特色
1.1.2 構成
1.2 本書が対象とする読者
1.3 本書が対象とするWord

2. Wordの基礎
2.1 TeXかWordか ─ 文書処理ソフトの選定 ─
2.1.1 TeXの素晴らしさとWord
2.1.2 Wordを使うための「大前提」
2.2 文書の見栄えの重要性 
─ 文書の美しさと正確性を印象付ける要素 ─
2.3 Wordを便利に使い始めるためのTips
2.3.1 「元に戻す」
2.3.2 ショートカットの利用
2.3.3 キーの有効利用
2.3.4 右クリック

3. わかりやすい文書とは
3.1 わかりやすい文章を書く
3.1.1 主語と述語の対応
3.1.2 前から読めばわかる
3.1.3 意味のわかっていないことをそのまま書かない
3.1.4 接続詞を効果的に使う
3.1.5 総合的な注意
3.2 わかりやすく構成する
3.2.1 詳細からスタートしない
3.2.2 文書を構造化する
3.2.3 構造化した文書作成における注意点
3.2.4 まとめ方のコツ ─ 「だからどうした」の読後感を与えない ─
3.3 その他
3.3.1 図・表だけで説明せず,文章でも説明する
3.3.2 図・表と参考文献は必ず本文から参照する
3.3.3 文体
3.4 著作権への配慮
3.4.1 著作権とは何か
3.4.2 著作権はいつ発生するか
3.4.3 著作権の例外規定
3.4.4 著作権に関する重要なポイント
3.4.5 剽窃が明らかになるとき

4. 論文作成の手順
4.1 どこから手を付ければいいのか ─ 重要な前提 ─
4.2 具体的な進め方
4.2.1 スジを考える
4.2.2 目次を考える
4.2.3 書けそうなところから書いていく
4.2.4 図・表,数式を入れる
4.2.5 参考文献を入れる(確実に入れるものから)
4.2.6 文章を埋めていく
4.2.7 数式・実験結果・参考文献の追加
4.2.8 文章推敲
4.2.9 体裁を整える(フォント・行間・レイアウトなどの調整)
4.2.10 最終チェック

5. Wordを用いた論文・技術文書・レポートの作成手順
5.1 作成手順の全体像
5.2 Step 1:スジを考える
5.3 Step 2:Wordの下準備
5.3.1 ページレイアウトの設定
5.3.2 「見出し」スタイルの設定
5.4 Step 3:目次を考える
5.4.1 アウトラインモードへの移行
5.4.2 とりあえず,思い浮かぶ項目を書いてみる
5.4.3 一段細かい項目を挙げてレベルを下げる
5.4.4 アウトラインモードからの離脱
5.4.5 書き進めてしまった後の目次変更
5.5 Step 4:章・節タイトルの「スタイル」設定
5.5.1 レイアウト・デザインの変更とスタイル設定
5.5.2 章・節の追加
5.5.3 ナビゲーションウィンドウの利用
5.6 Step 5:書けそうなところから書いていく─ 箇条書きメモの挿入 ─ 
5.7 Step 6:図・表を入れる
5.7.1 図の作成
5.7.2 写真の挿入とレイアウト
5.7.3 表の作成
5.8 Step 7:数式の作成
5.8.1 数式番号の自動付加
5.8.2 数式のフォント
5.8.3 文中に数式を入れた場合の行間の調整
5.9 Step 8:参考文献を入れる
5.9.1 参考文献リストの作成
5.9.2 参考文献の選択に関する注意
5.9.3 後で文献を追加するときは
5.10 Step 9:文章を埋めていく
5.10.1 段落の見栄えを決定する要素
5.10.2 段落のインデント・字下げ・ぶら下げインデント
5.10.3 行間
5.10.4 段落間の行間
5.10.5 本文のスタイル
5.10.6 箇条書き
5.10.7 相互参照
5.11 Step 10:数式・実験結果・参考文献の追加
5.12 Step 11:文章の推敲と全体の構成の再検討
5.12.1 全体構成の再検討
5.12.2 文章の推敲
5.13 Step 12: 体裁を整える─ 全体の調整,表紙,ページ番号表示など ─
5.13.1 表紙
5.13.2 ページ番号
5.14 Step 13:最終チェック

6. 長い文書の作成
6.1 目次と索引
6.1.1 目次
6.1.2 索引
6.2 章タイトルを立派に
6.2.1 「1.」を「第1章」にする
6.2.2 スタイルに登録する
6.2.3 さらなる装飾
6.2.4 デザインの研究
6.2.5 新しい章を改ページしてスタートさせる
6.3 ヘッダー・フッターの設定
6.4 製本を意識したレイアウトの調整
6.4.1 章をつねに見開き右ページ(奇数ページ)からスタートさせる
6.4.2 ヘッダー・フッターを左右ページで変える
6.4.3 ヘッダー・フッターの開始位置の設定─ 表紙にはヘッダー・フッターを付けない ─ 
6.5 その他の便利な機能
6.5.1 ページレイアウトの途中変更
6.5.2 グループ文書

付録 TeXエディタとしてのWord
引用・参考文献
索引

2022年2月2日twitterより NAKAMURA Yoshiyuki (中村 良幸) @nakayoshix 様

Wordを使って、LaTeXで書かれたようなまともな文章構造を持った文書を作る方法について書かれた日本語の書籍はとても少ないのが実情ですが、こちらのコロナ社(@coronasha)から出ている本はお勧めです。

RT数:45 いいね数:117 (2022年3月25日)

元tweet
https://twitter.com/nakayoshix/status/1488849184921100290

神谷 幸宏(カミヤ ユキヒロ)

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