技術レポート作成と発表の基礎技法 (改訂版)

技術レポート作成と発表の基礎技法 (改訂版)

まず,データ処理の方法を説明し,続いて技術レポートの文体・構成・論理的な考察の方法を述べた。最後に,ルーブリック評価を導入したプレゼンテーションの方法をまとめた。単位や数量の表記はJIS Z 8000に準拠させた。

ジャンル
発行年月日
2018/04/25
判型
A5
ページ数
166ページ
ISBN
978-4-339-07815-2
技術レポート作成と発表の基礎技法 (改訂版)
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定価

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まず,データ処理の方法を説明し,続いて技術レポートの文体・構成・論理的な考察の方法を述べた。最後に,ルーブリック評価を導入したプレゼンテーションの方法をまとめた。単位や数量の表記はJIS Z 8000に準拠させた。

キーセンテンス集
1. 出力型技術
1.1 情報発信の目的
1.2 情報発信者に求められるもの
1.3 情報発信の形態
1.4 出力型技術を訓練することの重要性
1.5 技術者の責任

2. データ処理
2.1 有効数字と単位
 2.1.1 有効数字とは何か
 2.1.2 四則演算の有効数字
 2.1.3 乗法・除法に関する有効桁数
 2.1.4 国際単位系(SI)
 2.1.5 単位の計算
 2.1.6 量や単位,記号の表記に関する注意点
2.2 表とグラフの作成
 2.2.1 表やグラフの効果
 2.2.2 表の原則
 2.2.3 表の種類と特徴
 2.2.4 グラフの原則
 2.2.5 グラフの種類と特徴
2.3 データの統計分析
 2.3.1 平均・最大・最小
 2.3.2 度数分布とヒストグラム
 2.3.3 中位数(メディアン)と最頻値(モード)
 2.3.4 標準偏差と分散(母分散)
 2.3.5 回帰分析と回帰曲線
 2.3.6 最小二乗法による回帰直線の計算
 2.3.7 平均と有効桁数
 2.3.8 標準偏差の意味
演習問題

3. 技術レポート
3.1 技術レポートについて
 3.1.1 技術レポートとは
 3.1.2 技術レポートの構成
 3.1.3 レポート作成の手順
 3.1.4 自由課題レポート作成例題
 3.1.5 数式記述のルール
3.2 技術レポートの作文法
 3.2.1 言葉づかい
 3.2.2 文と段落
 3.2.3 事実と見解
 3.2.4 論理的思考と文章展開
 3.2.5 効果的な文章にするには
3.3 データに対する考察
 3.3.1 考察の例
 3.3.2 実験データに対する考察
 3.3.3 実験データに対する考察例
3.4 書式
 3.4.1 体裁
 3.4.2 図表の書き方
 3.4.3 数式の書き方
 3.4.4 参考文献の書き方
 3.4.5 用語
演習問題

4. プレゼンテーション
4.1 プレゼンテーションとは
 4.1.1 プレゼンテーションの概略
 4.1.2 論文やレポートなどの技術文書との違い
 4.1.3 言葉で伝えることの難しさ
 4.1.4 プレゼンテーションの戦略
 4.1.5 発表準備の手順
4.2 スライドの作成
 4.2.1 スライドの構成
 4.2.2 具体的にスライドをつくる
 4.2.3 文言やグラフの体裁を整える
 4.2.4 わかりやすいスライドになるように調整する
 4.2.5 スライドに関する発表者の心得
4.3 プレゼンテーションにおける説明
 4.3.1 プレゼンテーションにおける口頭説明
 4.3.2 プレゼンテーションの進行
 4.3.3 口頭説明の基本
 4.3.4 口頭説明を行うための準備
 4.3.5 説明を上手に行うためのポイント
4.4 質疑応答の行い方
 4.4.1 質疑応答の目的
 4.4.2 質疑応答の流れ
 4.4.3 質疑応答の準備
 4.4.4 質疑応答を行う際のポイント
 4.4.5 良い議論を行うための注意点
演習問題

付録
付録A 自由課題レポート演習例
付録B 自由課題レポートのプレゼンテーション例
付録C ギリシャ文字一覧表

参考文献
演習問題解答
索引

野中 謙一郎(ノナカ ケンイチロウ)

京相 雅樹(キョウソウ マサキ)