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書籍詳細

音響サイエンスシリーズ 13)

  音と時間

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日本音響学会 編

難波精一郎 阪大名誉教授 文博 編著

苧阪直行 京大名誉教授 文博 著

桑野園子 阪大名誉教授・放送大学客員教授 工博 著

HugoFastl ミュンヘン工科大名誉教授 Dr.-Ing. 著

菅野禎盛 九州産業大准教授 博士(芸術工学) 著

三浦雅展 龍谷大講師 博士(工学) 著

入交英雄 (株)毎日放送 博士(芸術工学) 著

鈴木陽一 東北大教授 工博 著

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発行年月日:2015/07/17 , 判 型: A5,  ページ数:264頁

ISBN:978-4-339-01333-7,  定 価:3,888円 (本体3,600円+税)

ジャンル:

精神物理学における「時間の定義」に始まり,聴覚の諸現象を「時間」の観点から見直し,音における時間の役割について体系的に解説。「時間」の総合的理解に不可欠な感覚情報処理・認知活動における脳の働きについても紹介した。

【目次】

第1章 音と時間─精神物理学的観点から
1.1 時間は実在するか─時間と空間
1.2 精神物理学的観点からの音と時間
1.3 精神物理学における「時間意識」
1.3.1 聴覚の時間分解能と順序の識別
第1章 音と時間─精神物理学的観点から
1.1 時間は実在するか─時間と空間
1.2 精神物理学的観点からの音と時間
1.3 精神物理学における「時間意識」
1.3.1 聴覚の時間分解能と順序の識別
1.3.2 聴覚系での識別臨界速度
1.3.3 時間評価
1.3.4 聴覚的時間の種々相と空間的時間
1.4 まとめ
引用・参考文献

第2章 脳の中の時間
2.1 はじめに
2.2 時間をつくる脳
2.2.1 時間と空間の相互作用
2.2.2 脳と運動視
2.3 知覚と記憶の現在
2.4 時間閾
2.4.1 脳の中の同時性
2.4.2 時間の多重性
2.5 脳の中の「現在」
2.5.1 現在,過去と未来
2.5.2 「現在」の哲学を考える
2.6 脳の時間表象
2.7 注意の時間窓
2.8 空白時間
2.9 現在と過去をつなぐ記憶
2.10 まとめ
引用・参考文献

第3章 音感覚の成立と時間
3.1 「時間事象」と感覚の変化─生態学的妥当性をめぐって
3.1.1 音の可聴範囲
3.1.2 非定常音と実験の生態学的妥当性
3.1.3 音刺激の持続時間と聴覚系
3.2 非定常音と時間条件
3.2.1 時間条件と反応の多義性
3.2.2 刺激と反応の多義性─立ち上がり音を例として
3.2.3 減衰音のラウドネス
3.2.4 エネルギー積分および平均のモデル
3.2.5 聴覚の動特性
3.2.6 時間的に重畳する音の知覚─レガートの印象
3.3 先行音効果─音源の定位
3.4 音の流れと心理的現在
3.5 まとめ
引用・参考文献

第4章 音の流れと連続判断
4.1 連続判断の意義
4.2 連続判断法の手続き
4.2.1 カテゴリー連続判断法
4.2.2 線分長を用いた連続判断法
4.2.3 連続記述選択法
4.2.4 反応時間の推定
4.3 連続判断の実験例
4.3.1 心理的現在の推定
4.3.2 全体判断と時々刻々の判断の関係
4.3.3 時間変化(音に対する慣れ)
4.3.4 音の記憶
4.3.5 未来の予測
4.3.6 聴覚の情景分析
4.4 その他の連続判断法の適用例
4.5 まとめ
引用・参考文献

第5章 マスキングと時間
5.1 マスキング
5.2 時間マスキング
5.3 時間マスキングと聴覚の動特性
5.4 まとめ
引用・参考文献

第6章 リズム,テンポ,同期タッピング
6.1 秒以下の時間スケールでの知覚と運動の協調
6.2 リズムとテンポ
6.2.1 リズムとは,テンポとは
6.2.2 リズムの知覚
6.2.3 リズムに対する同期
6.3 同期タッピング
6.3.1 同期タッピングとは
6.3.2 同期タッピングの特徴
6.3.3 同期の制御
6.3.4 感覚モダリティによる違い
6.4 同期タッピングの実験システム構築例
6.4.1 ソフトウェアについて
6.4.2 ハードウェアについて
6.4.3 オシロスコープによるタイミングの測定例
6.5 まとめ
引用・参考文献

第7章 演奏表現と時間
7.1 芸術的逸脱
7.2 スプラインカーブを用いた演奏傾向曲線
7.3 アイゲンパフォーマンスによる特徴解析
7.4 MIDIの精度
7.4.1 MIDIヴェロシティの記録精度
 7.4.2 MIDIの時間精度
7.5 音響波形に対する時間精度
7.6 テンポの推定
7.7 拍子の推定
7.8 ダウンビートの推定
7.9 まとめ
引用・参考文献

第8章 放送技術における音響と時間
8.1 放送における音声遅延
8.2 望ましくない音声遅延
8.2.1 自分のしゃべり声の遅延音声が「しゃべり」へ与える影響
8.2.2 実験手順
8.2.3 実験結果
8.2.4 放送における信号遅延
8.2.5 テレビにおける映像と音声の同期
8.2.6 リップシンク
8.2.7 JEITAリップシンク検証実験
8.2.8 視覚と聴覚における時間知覚
8.3 積極的に活用する音声遅延
8.3.1 エコーマシン
8.3.2 フランジャー,コーラスマシン
8.3.3 電子残響装置
8.3.4 残響時間と嗜好
8.4 まとめ
引用・参考文献

第9章 空間と時間
9.1 時空間における事象知覚という視点
9.2 マルチモーダル知覚の基本特性
9.3 空間における視覚と聴覚情報の同時判断
9.3.1 同時を測定するための精神物理学的実験手続き
9.3.2 視聴覚同時判断の距離依存性─視聴覚同時判断の恒常性
9.4 視聴覚情報で構成されるマルチモーダル感覚事象の統合時間窓
9.4.1 通過・反発事象
9.4.2 腹話術効果
9.4.3 マガーク効果
9.4.4 時間領域腹話術効果
9.4.5 視聴覚統合に関する時間窓
9.5 情報通信システムにおける視聴覚信号の同期に関連する諸特性
9.5.1 音声の時間伸長と読唇効果
9.5.2 マルチモーダル知覚過程としての音空間知覚の時間特性
9.5.3 高次感性情報(臨場感・迫真性)の時間特性
9.6 まとめ─音(聴)空間知覚と時間
引用・参考文献

第10章 まとめ─音における時間とは
10.1 精神物理学における時間
10.1.1 時間の多様性
10.1.2 「客観的時間」と「主観的時間」
10.1.3 音刺激と反応の時間精度
10.1.4 音楽情報
10.1.5 時間意識
10.2 文化としての時間
引用・参考文献
索引

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