信号とダイナミカルシステム

システム制御工学シリーズ 2

信号とダイナミカルシステム

システム制御工学のための信号とダイナミカルシステムの入門書。フーリエ解析,ラプラス変換を導入し,伝達関数,周波数伝達関数,状態方程式を関係づけ,体系的に解説する。議論を,連続時間信号と連続時間システムに限定した。

ジャンル
発行年月日
1999/01/13
判型
A5
ページ数
216ページ
ISBN
978-4-339-03302-1
信号とダイナミカルシステム
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定価

3,080(本体2,800円+税)

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システム制御工学のための信号とダイナミカルシステムの入門書。フーリエ解析,ラプラス変換を導入し,伝達関数,周波数伝達関数,状態方程式を関係づけ,体系的に解説する。議論を,連続時間信号と連続時間システムに限定した。

1. 信号とシステム
 1.1 はじめに
 1.2 基本的な連続時間信号
  1.2.1 正弦波信号
  1.2.2 複素指数信号
  1.2.3 単位ステップ信号
  1.2.4 単位インパルス信号
  1.2.5 矩形信号
  1.2.6 符号信号
 1.3 信号の分解
 1.4 信号の操作
 1.5 システム
  1.5.1 いろいろなシステム
  1.5.2 システムの分類
 1.6 まとめ
 演習問題
2. 線形時不変システム
 2.1 単位インパルス信号による連続時間信号の表現
 2.2 インパルス応答によるLTIシステムの記述
 2.3 たたみこみ積分の性質
 2.4 LTIシステムの性質
  2.4.1 ダイナミカルシステムとスタティックシステム
  2.4.2 因果性
  2.4.3 安定性
  2.4.4 可逆性
 2.5 まとめ
 演習問題
3. フーリエ解析
 3.1 内積と直交
  3.1.1 ベクトルの内積と直交
  3.1.2 信号の内積と直交
 3.2 フーリエ級数
 3.3 フーリエ変換
  3.3.1 フーリエ変換の定義
  3.3.2 周期信号のフーリエ変換
 3.4 フーリエ変換の性質
 3.5 まとめ
 演習問題
4. ラプラス変換
 4.1 ラプラス変換とラプラス逆変換
 4.2 基本的な連続時間信号のラプラス変換
 4.3 ラプラス変換とフーリエ変換
 4.4 ラプラス変換の性質
 4.5 部分分数展開を用いたラプラス逆変換の計算
 4.6 ラプラス変換を用いた微分方程式の解法
 4.7 まとめ
 演習問題
5. 信号のノルム
 5.1 ノルム
 5.2 持続的な信号の大きさ
 5.3 信号のノルム
 5.4 まとめ
 演習問題
6. LTIシステムの表現
 6.1 微分方程式によるLTIシステムの表現
 6.2 伝達関数によるLTIシステムの表現
  6.2.1 伝達関数
  6.2.2 1次系
  6.2.3 2次系
 6.3 周波数伝達関数によるLTIシステムの表現
  6.3.1 周波数伝達関数
  6.3.2 ボード線図
  6.3.3 ナイキスト線図
  6.3.4 1次系と2次系
 6.4 状態空間によるLTIシステムの表現
  6.4.1 状態方程式
  6.4.2 状態方程式の回路実現
  6.4.3 状態方程式と伝達関数の関係
  6.4.4 代数的に等価なシステム
  6.4.5 状態方程式の解
 6.5 まとめ
 演習問題
7. LTIシステムの性質
 7.1 LTIシステムの安定性
  7.1.1 LTIシステムがインパルス応答表現されている場合
  7.1.2 LTIシステムが伝達関数表現されている場合
  7.1.3 LTIシステムが状態方程式表現されている場合
 7.2 最小位相システムと正実システム
  7.2.1 最小位相システム
  7.2.2 正実システム
 7.3 システムのノルム
 7.4 まとめ
 演習問題
  付録
  参考文献
  演習問題の解答
  あとがき
  索引

amazonレビュー

足立 修一(アダチ シュウイチ)

掲載日:2020/12/14

「計測と制御」2020年12月号広告