書名で キーワードで

詳細検索 >>

HOME  > 情報工学  / 情報ネットワーク(一般、セキュリティ)  / インターネット  > セマンティックWebとリンクトデータ

書籍詳細

  セマンティックWebとリンクトデータ

▼ 目次を読む

▼ 目次をたたむ

兼岩憲 電通大教授 博士(情報科学) 著

… 著者ホームページです

発行年月日:2017/02/20 , 判 型: A5,  ページ数:240頁

ISBN:978-4-339-02869-0,  定 価:3,240円 (本体3,000円+税)

セマンティックWeb は,人が読むドキュメントから機械が意味を解読できる構造化データへ拡張させた未来のWebである。本書では,データの意味を扱うRDF, 共通語彙,リンクトデータ,SPARQLの最新技術を解説する。

【目次】

1. セマンティックWebとは
1.1 データとセマンティクスによるWeb空間
 1.1.1 データのWeb
 1.1.2 オントロジーと共通語彙
 1.1.3 セマンティクス(意味論)
1. セマンティックWebとは
1.1 データとセマンティクスによるWeb空間
 1.1.1 データのWeb
 1.1.2 オントロジーと共通語彙
 1.1.3 セマンティクス(意味論)
 1.1.4 巨大データベースとWeb
1.2 セマンティックWebの応用
 1.2.1 リンクトデータ
 1.2.2 RichSnippets
 1.2.3 ナレッジグラフ
 1.2.4 IBMワトソン
 1.2.5 ライフサイエンス

2. Webとデータ
2.1 Web技術
 2.1.1 インターネット
 2.1.2 URLとURI
 2.1.3 HTTP
 2.1.4 ハイパーテキストとマークアップ
 2.1.5 HTML
2.2 Webデータ技術
 2.2.1 XML
 2.2.2 DTD
 2.2.3 整形式XMLと妥当XML
 2.2.4 XMLSchema
 2.2.5 JSON
2.3 XMLデータ抽出とXMLデータベース
 2.3.1 XPath
 2.3.2 XQuery

3. セマンティックWeb技術とRDF
3.1 データモデリングとメタデータ
 3.1.1 関係データベースの欠点
 3.1.2 セマンティックデータモデル
3.2 RDFデータモデル
 3.2.1 RDFの特徴と必要性
 3.2.2 RDFグラフ
3.3 RDFシリアライズ
 3.3.1 N–Triples
 3.3.2 N3とTurtle
 3.3.3 RDF/XML
 3.3.4 JSON–LD
3.4 RDF(S)語彙
 3.4.1 基本語彙
 3.4.2 オントロジー記述の語彙
 3.4.3 リストや言明の語彙
 3.4.4 クラス語彙
 3.4.5 RDF/XMLで用いる語彙
3.5 セマンティックマークアップ
 3.5.1 独立したRDFデータの付与
 3.5.2 RDFデータのHTMLへの埋込み

4. セマンティックWebの共通語彙
4.1 FOAF
 4.1.1 人,組織やものを表す語彙
 4.1.2 個人情報を表す語彙
 4.1.3 人や組織の文書などを示す語彙
 4.1.4 社会ネットーワークを構成する語彙
4.2 SKOS
 4.2.1 概念を説明する語彙
 4.2.2 概念間の関係を定義する語彙
 4.2.3 スキーマを定義する語彙
 4.2.4 スキーマ間で二つの概念をリンクする語彙
4.3 DC
 4.3.1 DCメタデータの基本要素
 4.3.2 DCMIメタデータの基本要素
 4.3.3 DCMIメタデータの拡張要素
4.4 vCard
 4.4.1 名刺情報に関する基本クラス語彙
 4.4.2 名刺情報を記述するプロパティ語彙
 4.4.3 構造化された属性を示すプロパティ語彙
4.5 Schema.org
 4.5.1 ものに関するクラス階層
 4.5.2 ものに関するプロパティ語彙
 4.5.3 データ型階層
4.6 GoodRelations
 4.6.1 eコマースの基本クラス語彙
 4.6.2 製品に関するクラスとプロパティ
 4.6.3 開店時間に関するクラスとプロパティ
 4.6.4 支払いに関するクラスとプロパティ
 4.6.5 顧客に関するクラスとプロパティ
4.7 VoID
 4.7.1 データセットに関するクラス
 4.7.2 データセットに関するプロパティ
 4.7.3 リンクセットのクラスとプロパティ
4.8 OGP
 4.8.1 基本プロパティ語彙
 4.8.2 その他のプロパティ語彙

5. リンクトデータ
5.1 リンクトデータとは
5.2 リンクトデータの実現
 5.2.1 URIによる名前づけ
 5.2.2 RDFによるリンクトデータの作成
 5.2.3 URIへのアクセス
 5.2.4 リンクされたデータ
5.3 LODプロジェクト
 5.3.1 百科事典・クロスドメインデータ
 5.3.2 地理データ
 5.3.3 マスメディアデータ
 5.3.4 公共・政府データ
 5.3.5 図書館・博物館データ
 5.3.6 オントロジーデータ
 5.3.7 医療・生命科学データ
 5.3.8 日本版LODプロジェクト

6. SPARQL
6.1 クエリ形式
 6.1.1 トリプルパターン
 6.1.2 SELECT
 6.1.3 CONSTRUCT
 6.1.4 DESCRIBE
 6.1.5 ASK
6.2 SPARQLクエリの記述例
 6.2.1 変数クエリ
 6.2.2 ORDERBY,LIMIT,OFFSET
 6.2.3 FILTER
 6.2.4 UNION
 6.2.5 OPTIONAL
 6.2.6 プロパティパス
6.3 SPARQLとRDFデータストア
 6.3.1 SPARQLエンドポイント
 6.3.2 実システム
 6.3.3 RDFデータストアの実装技術

引用・参考文献
索引

 セマンティックWebとは
 セマンティックWebは十数年前に一度ブームになり,いくつかの書籍が出版されましたが,リンクトデータの広がりと普及により現在改めて,いくつかの出版社でその最新動向や取扱いについて少しずつ出版されつつあるようです。現在,情報工学においては,機械学習やとりわけ深層学習など,人工知能関連が一大ブームとなっていますが,さらにそれに併せてWebマイニング,ビッグデータ,オープンデータなども,情報工学におけるいわば熱いテーマとして取り扱われるようになっている昨今です。
 さて,セマンティックWebは上記のような情報工学における潮流の一つの流れとして,これまた改めて注目されつつあるテーマであり,本書はそれらについて最新動向と具体的な内容について解説しています。情報工学,特にWebマイニング,ビッグデータ,オープンデータなどに興味をもつ読者は,これら情報工学の潮流に乗り遅れないためにも,是非とも一読しておきたい一冊ではないかと思います。
 ちなみにWebブラウザで検索エンジンを使って検索した際に,最近はその検索内容について詳細な内容が出てくるようになっていますが,実はこれはセマンティックWebが結実した一つの典型的な例であり,このようにセマンティックWebは実はもうすでに身近なものとなっているのが現状です。HTMLソースにメタデータを埋め込むことにより,Web全体を一大リンクトデータ化しようという,この広大な構想の試みの一端について,是非とも本書を通じて少しでも実感していただければ幸いです。

【おすすめ本】

【書評・広告掲載情報】

在庫は時期によりまして変動することがございますので、ご了承ください。