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「研究・論文関連書籍のご案内 2022.3」注文書(コロナ社新刊ニュース2022年4月号に同封)
学生だけでなく,指導者にもおすすめできます。
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レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
読者モニターレビュー【 miya 様(業界・専門分野:情報系)】
暗号技術は現代のネット社会を支える根幹技術のうちのひとつである。
情報処理技術
...続きを読む
者試験でも、ここで取り上げられる
・共通鍵暗号方式
・公開鍵暗号方式
・ハッシュ関数
などが出題される。しかし、具体的な仕組み(特に数学的なバックボーン)については学ぶことなく、表面的な知識やライブラリとして提供されているものを実装して「わかった気分」になっていることが多い(情報処理試験でも出題者がそこまで理解してないのではないかと思われるケースが連続している)。
数学的な部分に関しては、基本になる素数に対する知識からモジュラー算術、楕円曲線など素養がないとハードルが高いと感じる部分はある。
しかし、個人情報を守るために使われる暗号技術がランサムウェアとして悪用されること、ランサムウェアを調査して暗号化されたファイルを復元する技術が必要とされることを鑑みても、具体的なPythonのソースコードからどのように実装されているかが見られることは、とても勉強になる部分である。
プログラマ視線で見ても、数式をどのようにソースコードに落とし込むかはプログラマの技量を問われる部分であるので、サンプルコードがあることはとても大きな財産である。
最後に、本書の内容がランサムウェアとして使われるのではなくランサムウェア攻略の糸口になる方向で役立ててもらえることを期待したい。
読者モニターレビュー【 山口 直彦 様 東京国際工科専門職大学(業界・専門分野:情報学)】
「目覚ましがわりにタイマーセットしたラジオから情報番組のオープニングテーマが流れ
...続きを読む
てくる。牛乳を取り出した冷蔵庫のドアがパタリと閉まる。友達から届いたLINEの通知音に急かされるように家を出る。エンジン音を響かせて颯爽と駆け抜ける自動車を横目に最寄駅へ駆け込み、発車メロディが鳴り止むギリギリで電車へ滑り込む。車内モニタから流れるチャイムに続き、この電車は少し遅れて到着すると合成音声が流暢にアナウンスする。さて待ち合わせには間に合うだろうか…」さて皆さんはこの光景を想像して、何種類の音が頭に流れたでしょうか。
私たちの生活には音があふれています。風や雷の音のような自然の音だけでなく、人工物から流れる音も数多く存在します。実はこの「人工物から流れる音」のうちかなりの部分がデザインされた音です。本書のタイトル「サウンドデザイン」は,人工物に付与する音(サウンド)を,何らかの意図をもって設計する(デザイン)ことであり,音楽の作編曲・合成音作成(シンセサイザ)・建築音響・楽器音響…などなどの分野にまたがるとても広い概念です.
音楽の「作曲」はわかりやすい例ですが、音楽でなくとも通知音は埋もれすぎずうるさすぎず、いかに適切な強度と緊張感で聴く人に注意を促すかを重視してデザインされています。さらには構造上音が出ることが当たり前である冷蔵庫のドアやエンジン音でさえ、高級品では設計の段階で心地よい音になるよう考慮して設計されています。また冒頭のストーリーを映画やアニメのワンシーンとして捉えれば、さらに話が変わってきます。その場合は現実より音が少し大袈裟になったり、省略されたり、現実にない音が追加されることすらあるでしょう。
「サウンドデザイン」の中でも本書はエンタテインメント分野の実践にフォーカスした内容となっており,いかに視聴者(消費者)の感性をくすぐる音体験を設計するかというノウハウが記されています.このような実践例がまとまった文章として読めるのはとても新鮮でした.一方,「サウンドデザイン」という意味の広い単語をそのまま書名にしてしまったので,エンタメ分野以外の「サウンドデザイン」を期待してしまうと(もちろん本書が役に立たないわけではないが)ちょっと期待外れになってしまうことは注意が必要です.
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