土木数学 - パソコンによる数値解析 -

土木数学 - パソコンによる数値解析 -

  • 岩崎 敏夫 東北大名誉教授・足利工大名誉教授 工博

測量,調査,設計,施工の各分野で要求される数値処理に対し,数値の取り扱いから確率,スペクトル解析に至るまで,今までパソコンを扱ったことのない読者を対象として解説。豊富なベーシックプログラム例文集としても利用できる。

ジャンル
発行年月日
1995/05/30
判型
A5 上製
ページ数
280ページ
ISBN
978-4-339-05196-4
土木数学 - パソコンによる数値解析 -
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測量,調査,設計,施工の各分野で要求される数値処理に対し,数値の取り扱いから確率,スペクトル解析に至るまで,今までパソコンを扱ったことのない読者を対象として解説。豊富なベーシックプログラム例文集としても利用できる。

第1章 パソコン利用の基礎
1.1 パソコン
  1.1.1 ハードウェアの基本構成
  1.1.2 ソフトウェア
1.2 コンピュータにおけるデータ
  1.2.1 ビットとバイト,メモリと番地
  1.2.2 キーボードの配置
  1.2.3 フロッピーディスクにおけるデータの配置
1.3 実習用ディスクの準備
  1.3.1 ディスクドライバの操作
  1.3.2 フロッピーディスクの初期化
  1.3.3 ファイルとディレクトリ
  1.3.4 BASICに入る
1.4 プログラムモードによる計算
  1.4.1 エディット
  1.4.2 実行
  1.4.3 セーブ
第2章 演算子,数,単位
2.1 演算子
2.2 数の種類
  2.2.1 整数
  2.2.2 実数
  2.2.3 定数
  2.2.4 変数
  2.2.5 虚数
  2.2.6 複素数
2.3 単位
2.4 単位を変えると数値が変わる
2.5 有効桁に注意しよう
  2.5.1 大きい数と小さい数との四則演算
2.6 べき数の計算
  2.6.1 整数べき数
  2.6.2 実数べき数
  2.6.3 べき数計算のプログラム
2.7 べき乗根の計算
2.8 マイナスとマイナスを掛けるとなぜプラス?
2.9 数値計算での( )の役割
“(”の数と“)”の数は等しくなければならない
  2.9.1 演算の優先順位
  2.9.2 ( )の役割
  2.9.3 括弧の数
2.10 -が( )の中にあるか,外にあるかで結果の違う話
2.11 べき乗計算と分数計算のプログラム
演習問題
第3章 式
3.1 算術式
3.2 方程式
3.3 関数
3.4 次元と関数
3.5 BASICにおける組込み関数
第4章 プログラム構造とデータファイル
4.1 演算はどんなシステム?
4.2 変数メモリの確保について
4.3 ファイルにとっておこう
4.4 演算の流れ制御
  4.4.1 IF...GOTO...ELSE
  4.4.2 FOR...NEXT
  4.4.3 GOSUB RETURN
  4.4.4 WHILE...WEND
  4.4.5 ON ERROR GOTO
  4.4.6 ON A GOSUB B,, C,, D
  4.4.7 ON A GOTO B,, C,, D
4.5 シーケンシャルデータファイル
第5章 ランダムアクセスデータファイル
5.1 ランダムアクセスデータファイルとは
5.2 レコード構造の設計とファイルの初期化
5.3 ランダムデータファイルの読出しと書込み
5.4 ランダムファイルにおける数値データの取扱い
  5.4.1 ランダムファイル名の設定とフィールド配列変数の定義
  5.4.2 レコード数の決定とフィールド配列変数の初期化
  5.4.3 ランダムデータファイルへの書込みによる初期化
  5.4.4 データの入力
  5.4.5 データの読出し
5.5 ランダムファイルの修正
第6章 データの統計解析
6.1 データの統計的解析とは
6.2 平均値
6.3 最大値と最小値
6.4 分散と標準偏差
6.5 5段階評価
6.6 度数分布
6.7 跳水の中の流速方向の分布
6.8 1次モーメント
6.9 2次モーメント
6.10 正規分布とデータの基準化
第7章 データの図化
7.1 データを図化する
7.2 ディスプレイの準備
  7.2.1 画面のクリア:CLS N
  7.2.2 テキスト画面の制御:CONSOLE O,, J,, K,, L
  7.2.3 グラフィック画面モードの設定:SCREEN A,, B,, C,, D
  7.2.4 カラーの選定:COLOR CL,, BK,, BD,, FOR
7.3 図形の大きさの設定
  7.3.1 ビューポートの設定
  7.3.2 ワールド座標の設定
7.4 図形を描くコマンド
  7.4.1 直線を描くコマンド
  7.4.2 円または楕円を描くコマンド
7.5 交通騒音のヒストグラム
7.6 跳水の流向のヒストグラムと正規分布度数曲線
第8章 データのソートと順序統計量
8.1 ソート
8.2 超過確率と再現期間(リターンピリオド)
8.3 対数正規分布における確率年
第9章 データの補間
9.1 補間法
9.2 差分商
9.3 ニュートンの前進差分公式
9.4 ニュートンの後進差分公式
9.5 スターリングの中央差内挿式
9.6 ベッセルの中央差内挿式
9.7 誤差の伝搬
9.8 ラグランジュの内挿式
第10章 代数方程式の数値解
10.1 はさみうち法
10.2 単純反復法
10.3 ニュートン-ラフソン法
第11章 関数データによる数値積分
11.1 ニュートン-コーツ型積分公式
11.2 ガウス型積分公式
  11.2.1 有限区間[-1,1]における定積分:ガウス-ルジャンドルの公式
  11.2.2 半無限区間[0,∞]における定積分:ガウス-ラゲールの積分公式
  11.2.3 全無限区間[-∞,∞]における定積分:ガウス-エルミートの積分公式
  11.2.4 係数表を取り込んだファイルの作成
第12章 最小2乗法
12.1 最小2乗法とは
12.2 2次方程式
12.3 3元方程式(3種類の量を測定し,その間の関係式を求める場合)
第13章 相関係数と回帰分析
13.1 相関
13.2 相関係数の計算
13.3 自己相関関数とコレログラム
13.4 相互相関関数
13.5 三角関数の自己相関関数
13.6 統計データの回帰性,線形回帰と相関係数
第14章 フーリエ解析
14.1 フーリエ級数
  14.1.1 振幅スペクトルと位相スペクトル
  14.1.2 自己相関関数と複素スペクトルの関係
  14.1.3 方形波の自己相関関数
14.2 フーリエ積分とフーリエ変換
  14.2.1 単一パルスのフーリエ変換
  14.2.2 指数関数的な減衰曲線のフーリエ変換
  14.2.3 はじめ0で,急に1となり以後指数関数的に減衰する曲線のフーリエ変換
14.3 概周期関数の自己相関関数
  14.3.1 方形パルスの自己相関関数
  14.3.2 三角パルスの自己相関関数
  14.3.3 ランダム変動の自己相関関数
14.4 ランダムな変動曲線の自己相関関数の数値計算
第15章 パワースペクトルとその推定
15.1 パワーとパワースペクトル
15.2 ブラックマン-トゥーキー法によるスペクトルの推定
  15.2.1 データ処理の設計
  15.2.2 データの前処理
15.3 ブラックマン-トゥーキー法によるスペクトル計算プログラム
15.4 プログラムのチェック
第16章 FFT
16.1 FFT
16.2 DFT(離散的有限フーリエ変換)
16.3 2基底FFTのアルゴリズム
16.4 FFTを利用したスペクトル密度の計算
付録 スペクトルの図化プログラム”LSPB.BAS”の実行法
参考文献
問題解答

岩崎 敏夫(イワサキ トシオ)