センサ - 変換原理からコンピュータ応用計測まで -

センサ - 変換原理からコンピュータ応用計測まで -

  • 千原 国宏 奈良先端科学技術大学院大教授 工博

物理量・化学量などの計測に利用されているセンサの変換原理と,計測におけるコンピュータ利用の基本的手法と応用例を中心に解説。これからの計測技術者のための教科書・参考書として最適。

ジャンル
発行年月日
1987/03/05
判型
A5 上製
ページ数
224ページ
ISBN
978-4-339-03131-7
センサ - 変換原理からコンピュータ応用計測まで -
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定価

2,750(本体2,500円+税)

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物理量・化学量などの計測に利用されているセンサの変換原理と,計測におけるコンピュータ利用の基本的手法と応用例を中心に解説。これからの計測技術者のための教科書・参考書として最適。

1. センサ基礎論
 1.1 はじめに
 1.2 センサの分類法
 1.3 センサの材料
 1.4 情報変換のメカニズム
 1.5 特性の表現法
  1.5.1 数学的表現
  1.5.2 等価回路による表現
 1.6 信号の検出法
  1.6.1 ブリッジ法
  1.6.2 共振法
  1.6.3 VCO 法
  1.6.4 位相変調法
 1.7 信号前処理法
  1.7.1 フィルタリング
  1.7.2 シグナルコンディショナ
  1.7.3 平均化処理
 演習問題
2. インピーダンス変化型センサ
 2.1 抵抗変化型
  2.1.1 原理
  2.1.2 歪ゲージ
  2.1.3 温度センサ
  2.1.4 湿度センサ
  2.1.5 磁気抵抗型
  2.1.6 ビジコン
  2.1.7 化学吸着型ガスセンサ
  2.1.8 燃焼熱型ガスセンサ
 2.2 インダクタンス変化型
  2.2.1 原理
  2.2.2 測微計
  2.2.3 圧力センサ
  2.2.4 差動変圧器
  2.2.5 振動計
 2.3 容量変化型
  2.3.1 原理
  2.3.2 容量変化検出回路
  2.3.3 圧力センサ
  2.3.4 コンデンサマイクロホン
 演習問題
3. 電圧変換型センサ
 3.1 電磁誘導型
  3.1.1 原理
  3.1.2 速度計
  3.1.3 電磁流量計
  3.1.4 シンクロ
  3.1.5 レゾルバ
 3.2 圧電型
  3.2.1 原理
  3.2.2 圧力センサ
  3.2.3 衝撃センサ
  3.2.4 血圧センサ
  3.2.5 心音計
  3.2.6 超音波プローブ
 3.3 磁電変換型
  3.3.1 原理
  3.3.2 ホール素子
  3.3.3 変位計
  3.3.4 積算型電力計
 3.4 熱起電力型
  3.4.1 原理
  3.4.2 熱電対
  3.4.3 サーモパイル
  3.4.4 焦電体素子
  3.4.5 サーモグラフィ
 3.5 光電型
  3.5.1 原理
  3.5.2 ホトダイオード
  3.5.3 ホトトランジスタ 
  3.5.4 カラーセンサ
  3.5.5 固体撮像素子
  3.5.6 半導体形放射線センサ
 3.6 電気化学型(ポテンシオメトリ型)
  3.6.1 原理
  3.6.2 pHセンサ
  3.6.3 イオンセンサ
  3.6.4 ISFET
  3.6.5 固体電解質形
 演習問題
4. 電流変換型センサ
 4.1 外部光電効果型
  4.1.1 原理
  4.1.2 光電子倍増管
  4.1.3 イメージデセクタ
  4.1.4 イメージオルシコン
  4.1.5 シンチレーション計数管
 4.2 電離型
  4.2.1 原理
  4.2.2 電離箱
  4.2.3 ガイガー・ミューラ計数管
 4.3 電気化学型(アンペロメトリ型)
  4.3.1 原理
  4.3.2 ポーラログラフ
  4.3.3 定電位電解型
  4.3.4 ガルバニ電池型
  4.3.5 バイオ形
 演習問題
5. センサと計測技術
 5.1 はじめに
 5.2 情報変換用エネルギー
  5.2.1 超音波
  5.2.2 レーザ光
  5.2.3 放射線
  5.2.4 計測への利用
 5.3 反射式
  5.3.1 原理
  5.3.2 超音波探傷装置
  5.3.3 ソーナ
  5.3.4 超音波断層診断装置
  5.3.5 レーザレーダ
  5.3.6 露天湿度計
 5.4 透過式
  5.4.1 原理
  5.4.2 厚み計
  5.4.3 ラジオグラフ
  5.4.4 速度計
 5.5 干渉式
  5.5.1 原理
  5.5.2 マイケルソン干渉計
  5.5.3 血流計
  5.5.4 ドプラソーナ
 5.6 伝播速度計
  5.6.1 原理
  5.6.2 流速計
  5.6.3 温度計
  5.6.4 レーザジャイロ
 5.7 共振式
  5.7.1 原理
  5.7.2 厚み計
  5.7.3 気体温度計
 5.8 その他
  5.8.1 追跡式
  5.8.2 振動子負荷式
  5.8.3 散乱式
 演習問題
6. センサとコンピュータ
 6.1 はじめに
 6.2 データ収集用デバイス
  6.2.1 アナログからディジタルへ
  6.2.2 サンプルホルダ
  6.2.3 DA変換器
  6.2.4 AD変換器
 6.3 インタフェース技術
  6.3.1 インタフェースの機能
  6.3.2 標準インタフェース
 演習問題
7. センサとディジタル信号処理
 7.1 はじめに
 7.2 信号処理の基礎
 7.3 周波数分析技術
  7.3.1 短時間パワースペクトルの推定
  7.3.2 平均周波数の推定
  7.3.3 超音波フローマッピング
 7.4 トムグラフィ技術
  7.4.1 計測原理
  7.4.2 像再生法
  7.4.3 X線CT
参考文献
索引

千原 国宏(チハラ クニヒロ)